フジテレビ 2006年1月9日スタート「西遊記」。 | 乗車定員若干名。

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五年以上前の出来事をUPする備忘録ブログ(笑)

 私は日本テレビの堺正章版西遊記が始まった頃に生まれ(年ばれるな・・・--;)、小さい頃に何度も堺正章版を見ていました。その後、同テレビ本木雅弘・唐沢寿明版も見ていました。今回、フジテレビで西遊記をするというので、ここ何年間では珍しく第1回からドラマを見ることにしました。


 感想は・・・・・正直なところ、第2話までは中の下って感じです。主人は「まあまあとちゃうか?」。

 見終わったところでいろんな掲示板やブログを見て回ったのですが、賛否両論。でも、「駄目ドラマ」的な意見が多かったかな?

 私もどっちかっていうと面白くない派かも。


 全体的には「う~ん」という感じでしたが、いいところも結構あったと思います。

 良かった点

  ・CGは昔より良かった(当然か)。

  ・4人の会話の掛け合い。ノリは良かったと思う。

  ・第1話の孫悟空が三蔵法師に助けられるシーンと、それを回想している凛凛との炎のシーン。

  ・エンディング(ただ、曲がアノ世界的に有名な曲に似てるな・・・)

  ・第2話の猪八戒の話。

  ・衣装。それと、セット以外のシーンの背景。


 キャストについてはイメージが近ければ誰がやっても一緒かなと思いました。

 内村光良と深津絵里が良かったと思います。あと、第2話のミッチー(笑)それと、凛凛はキャラもキャストもいいと思います。


 悪かった点

  ・セットのせいか、コント色が強く見える。

  ・ボスにはあんまり打ち込まずに最後一撃であっさり倒すのが面白くない。

  ・第2話の戦闘シーン。遊んでるのか?と思った。戦っている感じがしない。3人とも妖怪なんだからもっとCG使って妖術出せばいいのにと思った。

  ・ファミリー層を狙っているみたいだが、基本的に表現が幼稚で下品に見える。野蛮さを出したいのなら、もっと違う方法があると思う。

  ・テンポが悪い。第1話で、一緒に助ければいい人質をいったん脱出した後にまた助けに行くのは効率悪すぎ。

  ・孫悟空のセリフが長すぎ(これは主人も言ってた)。

  ・金斗雲がボードって・・・・。

  ・他沢山ありますが、割愛します(笑)


 とまあいろいろ書きましたが、どんなもんでしょ?

 他の皆さんも駄目なところをいろいろ書いていましたが、私は大きく2点あると思います。一つは、脚本・演出・編集・音楽など、出演者以外のところ。見ていて、「え?そうなん?」「何で?」みたいなところがたくさんありました。物理的におかしいところとかね。言ってることとやってることが違ってたり。脚本と演出が全てを台無しにしています。キムタクはさらにわけわからん。何だったんだ?

 もう一つは「西遊記」というタイトルをつけたことです。最初「スーパー☆悟空」って仮タイトルが付いてたみたいですが、そのままやればここまで物議をかもし出す作品にはならなかったろうに・・・と思います。「西遊記」と名前を付けるからには物語の筋、登場人物の設定・背景は原作に忠実にした方がいいと思います。そして話をむちゃくちゃにしない程度にオリジナリティを出すのが「西遊記」というタイトルを付けるドラマだと思います。だって、これが世界に放映されるんですよ?中国の人は怒るんやないかい?設定結構変わってるし。「ドラゴンボール」なら、名前はあるけど題名違うから全然違うものとして見られるし。


 とりあえず、いいところもあるから見続けるかな~。ウッチャンのアクションとかはいいし。第1話より第2話の方がコント色が強くなったのがすごく気になりますが・・・・。もっとシリアスなのも必要かと。

 「西遊記」の公式掲示板は絶賛の意見ばかりでしたが、苦情のメールも来ていると思いますので、視聴者の意見も参考にして、最終回に向けて良くなることを祈ってます。


 三蔵がシャンシャン鳴らしながら登場して、孫悟空が説教。で、戦闘。こりゃパターン化しますね。水戸黄門みたいだ・・・・・。ショッカーも出てたな・・・・(^^;)


 今日の晩御飯は義母からイクラをいただいたので、刺身を買ってきて海鮮丼にしました。あとは漬物ともやしのお味噌汁、これまた義母からいただいたマカロニサラダ。ちょっと豪勢です(^^)