ライト関係など増えてきたので、壁面にマウント可能なベースプレートを3Dプリンターで作成することにしました。基本的に、ライト関係はGarmin互換のマウントにしているので、下記リンクに有るインサートを流用させていただいて作成することとしました。
参考リンク:
ライトの定位置は、以前に下記リンクで自作記事を書いています。
参考リンク:
このときは、余っているGarmin互換マウントを建築部材のプラ製のレベルインサートに固定して作成しました。黒の樹脂プレートなので見た目もそれなりになりますし、加工が容易というのも理由でした。ですが、より見た目が良く、脱着時にマウント部分の捻れが気にならないものが欲しくなったわけです。
という訳で、設計しました。設計と言っても、新たに作ったのは壁面マウント用のプレートで、Garminマウントに関しては流用。スライサーソフトで印刷可能なデータを作るときに組み合わせただけです。
上記画像は最初に印刷したもの。サポートを付けたので失敗したときのものです。Garminマウントをプリントするときはサポートを付けないほうが面倒が有りません。マウント爪のオーバーハング部分も問題なく印刷できます。
使用したフィラメントはeSUNの「ePLA」になります。
このフィラメント、ベットへの密着が良いので反りの発生がほとんど無く、非常に扱いやすいので便利。しかも安価なので色々と自作する人にはオススメです。
大きさは以前に作成したものとほぼ同じです。横幅に関しては、家庭向け3Dプリンターですとコレが最大といったところですね。
あと、積層痕は結構目立ちます。インフィルの設定で密度を上げれば目立たなく出来ますが、そのぶん印刷に時間もかかります。売り物ではないですし、その辺は妥協が必要です。
ちなみに、これの印刷は概ね6時間弱かかっています。まぁ、寝ている間に印刷しているのが一番ラクですね。
上記画像のようにライトやサイコンなどを取り付けられるので、これを壁面に固定しておけば置き場所で悩みません。今回は3個まで付けられるように設計しましたが、メインのライトなど長さが有るものを付けておきたい場合は2個用というのも有りです。
注意点は、元が3Dプリント用データで有るためか「ライトやサイコンによっては相性が悪い」ことがあります。RAVEMENのFR160は問題なく付きましたが、FR300は爪の厚みがあるのか取り付けできませんでした。なので、作成は自己責任という感じですね。