3Dプリンター:コンセントタップ固定ホルダーを自作 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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光回線の増速を期にひかり電話ルーターを交換したり、ONUの交換と光コンセント化をしたりした訳ですが、このときにACアダプターをスライド式の固定ホルダーで固定するようにしました。
 
参考リンク:

 

主に使っているのは下記の製品です。

 

 

最近は100均でも同様の製品を売っていて、少なくともセリアでは1セット110円で購入できます。ただ、数が必要という場合は8個セットで700円程度の物もあるので必ずしも100均が安いとは限りません。

また、大抵はサイズが同じ様なモノが多く、大抵は短辺40mmに長辺100mm程度になります。なので、私がやったようなACアダプターを壁付けしたいというような場合は固定ホルダーがはみ出してしまうことも有りえます。無印良品のジョイントタップの場合も固定ホルダーのほうが大きくて不格好になりがちです。

 

 

最も、無印良品のジョイントタップはロック付きの現行製品になってからは「マグネットパーツ」や「帆立パーツ」と言ったオプション品があるので、壁付けするときはマグネットパーツか帆立パーツを少し加工すれば壁付は可能です。

ただ、私は旧製品を使っているのでこれらを使えません。

 

という訳で、せっかく3Dプリンターが使えるのですから自作してしまおうということで例によってFusion360で設計しました。まぁ、設計と言ってもさして複雑な形状では無いので難しいことは有りません。そう、形状に関してだけ言えば...。

 

とりあえずお試しで作ってみたのが下記のもの。サイズは3口の無印ジョイントタップに合わせて「30✕80mm」としています。

 

・試作1号

 

サイズの違いは下記の通り。

 

 

かなり小さく見えます。と言うか、既製品がデカい。何本もの電源コードが繋がれて、しかもタップ自体の重量も有るのでこのくらいの面積がないと強力両面テープとはいえ耐えられないのかもしれません。

 

試作1号に関しては、かみ合わせの遊びが大きすぎたので追加で2回の再設計を行い3回目で納得の行くものになりました。

 

・最終形
 
プリントするにあたってサポートは付けないようにしたのですが問題なしでした。当初はサポートを付けるようにしたのですが、かみ合わせ部分のサポート材除去がかなり面倒。オーバーハング部分の歪みが心配でしたが問題なしでした。

 

・ジョイントタップに

 

一部加工して汎用のコンセントプラグに挿せるようにしてあるジョイントタップに貼り付けたのが上記のもの。これはエポキシ系接着剤で貼り付けたので完全に一体化しています。

ネジ止めしたときの逃げもあるので、壁側はネジ固定が可能です。

 

・ACアダプターに

 

実際にやりたかったのはカミさんのノートPCのACアダプターをテーブル下に固定することだったので、ACアダプターにも取り付け。こちらは強力両面テープで貼り付けですが、剥がすときの事を考えてマスキングテープを貼ってから貼り付けてます。

 

・ジャストサイズ

 

今回作ったサイズですと、大抵のACアダプター(メガネケーブル仕様)で使えると思います。と言うか、既製品でもこのサイズがあると便利だと思うんですけどどこかで作ってくれないものかと思いますね。