HA36Sアルト・ハイマウントストラップランプをLED化 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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まだまだ続くHA36Sアルトネタですw
 
ETC車載器はまだセットアップしていないので取り付けていないのですが、ライト関係を出来る範囲でLED化することにしました。手っ取り早く交換できるのが「ルームランプ」や「ハイマウントストップランプ」です。
※プロモーションを含みます
 
スズキ車の多くは、前席のルームランプは「T10」という規格のバルブを使っています。なので、これをLEDに交換すれば簡単にLED化出来るという訳です。
手持ちでというか、モニター提供受けたバルブが有ったので早速交換。
 
 
一応はポジションランプ用ということらしいのですが、純正装着のバルブは(ほぼ)「豆電球」みたいな物なので上記のバルブに交換でもかなり明るくなります。とは言え、点光源に近いのと白色光なのでちょっと目にキツイ。ルームランプ向きではない感じですね。そもそもがポジションランプ用な訳ですし..。
 
という訳で、下記の電球色のモノをモニター提供受けたので更に交換。
 

 

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こちらは基盤にSMDタイプのLEDが敷き詰めてあるので「面で光る」のと電球色なので比較的眼に優しい感じがします。明るさの感じはポジション球の時と同等という感じですね。エブリィバン用なのでカーゴルーム用もありますが、コチラはなんとか室内灯パーツを入手してラゲッジに設置したいところです。
 
スズキの軽の場合、前席のルームランプは一部を除いて同じパーツを使っているようなので車種別となっている場合でも前席用は流用できることが多い気がします。
 
次に交換を試みたのが「ハイマウントストップランプ」です。これがショボいんですね、ノーマルは。S25のシングル球な上に、ハウジングが黒なので内部も黒。ワークスとかはメッキ処理されてるっぽいんですが、アルトLは非メッキ...(´・ω・`)
 
で、とりあえずは同じくモニター提供受けた下記のバルブを試してみることに...。
 
 
ウィンカーバルブとありますが、テールランプとも有るので大丈夫だろうと思って取り付けてみたら...、「光らないorz」
もしかして「不良品?」という事で、直接に12Vをかけてみたところしっかり光る。多分ですが、ウィンカーのハイフラ対策用抵抗が悪さしてるのでは無いかと思われます。これがHA36Sアルトだけで起きる現象なのかは未検証なので、テールランプに使う場合は抵抗が入っていないらしい赤色を選ぶのが無難かもしれません。
 
HA36Sアルトのハイマウントストップランプを色々調べていると、結構「自作」というのが出てきたりするので、最悪は自作かなと思っていたりしました。
 
参考リンク:

 

ただですね、上記の様な「LEDがめちゃくちゃ目立つ」というのは好みじゃないんですよ。なので、最悪は「テープLEDで自作して、レンズはそのまま使う」という方法かなと考えたりしました。

 

あとは、流用ですね。同じスズキの「ソリオ」用ハイマウントストップランプを流用されている方が意外と多い。

 

参考リンク:

 

ただ、私の場合はすでにドラレコのリアカメラを取り付けてしまっていて、ライトカバーの幅が広がるのはちょっと避けたい。となると、やはり自作...。

 
そんなところに流用できそうなパーツのレビュー案件が転がってましたw
 
 
本来はトヨタのVOXY/NOAHのルームランプ用です。これの右下に有る「フロントランプ用」が何となく使えそうな気がして案件を受けることに。最も、流用するというのは言ってませんけどw
 
どうしても使えそうにない場合を考えて、下記の変換ソケットとかも買っておいたのですが、S25ソケットに基盤型のLEDを取り付けるのに使えそうなコード付きのアセンブリも購入。
 
 
 
変換ソケットの方はどうしてもVOXY用が流用できない時、もしくはT10のコード付きを流用の際に使う目的で購入です。
 
まずはT10バルブタイプの物で点灯するかを確認。
 
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この変換ソケット、ちょっと加工しないとLEDのバルブは取り付けが困難です。接点部分をこじって広げておかないと取り付けできません。
 
image・接点が狭い
 
この組み合わせを試したところ普通に点灯。なので、流用に失敗してもLED化は出来るということになりました。また、先に試したハイフラ対策用抵抗入りが点灯しなかったのは「抵抗の違い」が原因である可能性が高くなりました。
 
という訳で、早速VOXY用を加工していきます。
 
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上記画像を見ると分かるように、接点部分が2箇所あります。つまり、左右で別々にソケットを使うということになります。Amazonの商品ページにある画像を見ると、VOXYのルームランプは「左右で1個ずつ、計2個のT10バルブを使う」構造になっているのでこの様な作りになっているのでしょう。ぶっちゃけ、接点は片方だけでもう一方は通電しないダミーで「固定専用として使う」という構造にもできたとは思いますけれど。
実際、試してみると左右で別個に点灯しました。ですので、左右を並列に繋がないといけません。
 
・並列接続
 
接続は、単純にコードをはんだ付けして繋いだだけです。S25/BA15Sアッセンブリーのコードの途中を剥いで左右を繋いでいます。極性は無いっぽいので上下の接点のどちらをプラス側にしても大丈夫のようです。私は上をプラスにしてみました。
 
・端子切り詰め
 
ハウジング内で当たる可能性を考えて、端子は短くカットしました。ニッパーで丁寧に時間をかければ切り取れます。バリが残るのでヤスリでバリ取りしておくのを忘れずに行います。
 
HA36Sアルトのハイマウントストップランプはカンタンに外せます。二本のボルトで固定されているだけで、レンズもハメ込みです。
加工したLEDユニットを合わせてみると、まるで専用品と言わんばかりにピッタリです。
 
 
レンズの方に合わせて見ても同様。と言うか、枠内にピッタリハマってズレる気配も有りません。レンズにLEDが密着に近い形で付くので熱が心配ではありますが、点けっぱなしも考慮しないといけないルームランプ用なのでブレーキ踏んでいる間しか点灯しないハイマウントストップランプなら問題ないのではと考えました。
 
 
組込みには若干のコツが要りますが、レンズを嵌め込んでしまえば元からのアッセンブリーの様な仕上がりになります。
点灯すると下記の様に面で光るので視認性も上がります。ノーマルですと中央部だけが明るく、周辺部は暗く光る感じなので明らかにこの方が視認性が高いでしょう。
 
・点灯試験

 

消灯時は、見た目「無加工」にしか見えません。実際、ハウジングやソケット自体は無加工なので元に戻すのもカンタンに出来ます。

と、ここまでやってみて思ったのですけど、SMDタイプかCOBタイプ赤色のLEDを「レンズ形状の基盤に実装」して、ノーマルのレンズと交換するだけのLED化キットが有れば売れたんじゃないかと思ったりしました。なにしろ、レンズは爪で留めてあるだけなんですよ。内張り剥がしとか使って抉ると簡単に外れますから、爪の位置を同じにして作れば交換も簡単だと思うのです。両面テープも要らないので、元の状態に戻すのもラクですし...。

 

他に、ナンバー灯もLED化しました。使ったのは室内灯にも一時期使ったポジションランプ用T10バルブ。

 

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HA36Sアルトのナンバー灯はT10バルブが1灯で、ドーム型のレンズが被せてあります。レンズは反時計回りに回すと外れるのですが、脱落防止のためか手で回すには固すぎます。ですので、右側の下からマイナスドライバーをあてがって軽く叩きながら回していきます。あまり強く叩くと割れるので、プラハンマーなどで軽くコツコツと叩く感じで回していきます。

 

標準のナンバー灯は暗く感じるのですが、理由は「レンズが単なる透明樹脂」で有るためで、上になる側にリフレクター加工が有りません。要は、「上方向の光は上に漏れるだけ」な訳です。ですので、アルミテープを貼ってリフレクターの代わりにします。

 

image・外側

 

image・内側

 

糊面もアルミ地なテープなので外側だけでも良かったのかもしれないですが、一応内側にも貼り付けています。伸縮性は無いのでシワになっていますが問題はないでしょう。

 

LED面を下向きに付けられるのであれば下記のようなLEDバルブも良いのですが、HA36Sアルトのナンバー灯のソケットは縦向きなので、下記のタイプを使うと左右に光が飛ぶ形になります。

 

 

だからなのか、スズキ車専用として下記のようなナンバー灯用LEDバルブも出ていたりします。

 

 

ただ、2個はいらないんですよね、アルトの場合。まぁ、余った分は実家のHE34SワゴンRに付けても良いんですけどね。

 

 

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