HA36Sアルト・純正部品部品流用で内装カスタム | Photograph to Life ~生活に写真を~

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まだしばらくはHA36アルトネタが続きます。
 
HA36アルトは、CVT/AGS(オートギアシフト)モデルとMTでセンターコンソールにバリエーションがあります。さらに言うと、MTもバンとワークスで異なります。
CVTとAGSの場合は縦に二つ、500ml紙パック対応のカップホルダーになっています。
コレがちょっと使いにくいと言うか、「遠く感じる」のです。実際には遠く無いのですけど、位置が低いからかなんとなく使いにくい。また、見た目に「貧弱」と言う感じもあります。
 
このセンターコンソール、実は前後二分割になっていてカップホルダー部分だけ交換が可能です。その為、下記リンクの様なカスタムをする方がいる訳です。
 

 

という訳で、使い勝手の良くないカップホルダーの改善と「収納スペースの新設」を目的に同様のカスタムを行う事にしました。
型番から検索したのですが、モノタロウでは売っていなかったのでAmazonで購入です。
 
 
この「品番75811-74P00-5PK」はアルトバンのMT用センターコンソールになります。
下記の画像を見るとわかる様に、500mlペットボトル対応のカップホルダーが横に並ぶ作りです。また、MTのシフトレバーに被せる為の開口部もあります。
 
 
裏側から見ると、シフトレバーブーツ固定の為のネジ穴も有るので、ピッタリサイズのカップが有れば収納スペースとして使い勝手が良さそうに見えます。
 
 
ワークスはともかくとして、センターコンソールはコレに統一して「インパネシフト車はポケットとして使う」方がよかったのではと思います。カップホルダーも左右からアクセスしやすいのはバンのMT用です。ちなみに、ワークスのMT用コンソールはカップホルダーが一つしかありません。
 
 
標準のセンターコンソール(と言うかカップホルダー)はロックピンで差し込まれているだけです。外し方は、まず前方を持ち上げて外してからサイドブレーキ側を外します。
 
仮置きで標準とアルトバンのMT用を載せてみての比較がこちら。
 
・標準装備品
・MT用
 

 MT用の方が「センタートンネル部分」を長くカバーするので安っぽく見えなくなります。問題は「MT用センターコンソールの固定方法」です。

参考にしたサイトの方は、「シフトブラケット」パーツを購入して加工した用ですが、楽天以外では購入不可。モノタロウで扱いが有れば良かったのですが、さすがに扱いがありませんでした(´・ω・`)

楽天では取り扱いがあるので楽天で買っても良かったのですが、金属製なのと「切断加工」が必要な様なので自作することにしました。材料は、スタッキングしたので使わなくなった無印良品のポリプロピレン製引き出しの天板です。加工してみて「アルミ板にしとけば良かった」と思ったのは内緒です。

 

image・PPボードで自作

 

PPボードを曲げ加工するのは非常に困難です。仕方ないので一旦カットした上で、融着させて上記画像の形に仕上げました。融着の為のツールはハンダゴテです。

 

image・仮合わせ中

 

一応はダンボールを使ってサイズだししていたのでほぼピッタリです。左右のネジ穴位置もこのときにある程度決めてしまっています。

固定台座をフロアに固定する方法は、標準カップホルダーを固定していた穴を使ってのボルト留めです。ケーブルのサポートガイドを取り去ってナット留めというのも有りなのですが、 交換してしまえばそのままですしリベットナットとハンドナッターも有るのでM5のリベットナットを打ち込みました。

 

 

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リベットナットでボルト穴を作った訳ですが、自作した固定台座は床面と隙間ができます。ですので、共締めするスペーサーが必要になります。何か無いかと物色していて思いついたのが「ペットボトルの蓋」です。

 

センターにM5の穴を開けて被せてみるとコレがピッタリ。丁度いい高さです。

 

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HA36SアルトでCVTやAGSモデルのコンソール交換をするために固定台座を自作する人はこの方法が一番手っと早いかもしれません。ただし、ハンドナッターもしくはエビちょっとナッターを持っているのが前提ですが...。

 

 

image・固定完了

 

流石にこのままですとみっともないので、内部にボックスを組み込みます。組み込むのはセリアで売っている「Life TRAY」のM105と言うサイズ。

 

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これが開口部にピッタリ嵌るんですね。まるで専用品という感じです。

 

image・上から

image・裏側から

 

ただし、高さが足りないのと固定する方法がないので工夫が必要です。要は高さが足りない分「下側に支えを入れてやる」ことで対処すれば良いわけです。梱包材だったクッション性の有る硬質スポンジが有ったので、それを挟み込むようにして支えています。

 

image・完成

 

「内部が白だと変かな?」と思ったのですが、出来上がってみれば悪くない配色に感じます。深さも丁度いい深さで、カミさんの評価も上々です。

ぶっちゃけ、このくらいの深さのボックスをセットして使えるように純正オプションを設定してほしいくらいです。

 

image・後席から

 

最初からこうなっている方が良い気がするんですよね。脱着は簡単でないのでゴミ箱としては使いにくいですけれど。

 

ついでにですが、下記の製品も取り付けました。

 

 

HA36アルト専用の電源ソケット増設ユニットです。元から付いているソケットに差し込んでやるだけで、シガーソケット型電源ソケットが2つにUSBポートが2つに出来るというスグレモノ。

 

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商品画像ではピンとこなかったのですが、実際に取り付けてみるとまるで「最初からこうだったよね」と言う感じに違和感がありません。

 

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インパネと質感がちょっと違いますが、思っていたよりも収まりが良く出来ています。さすがは専用設計なだけはあります。

通電時はブルーのフットライトが点灯するのですが、これはオン・オフできたほうが良かったとは思いますね。

 

これで後はETC車載器を取り付ければほぼ完成です。

 

 

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