RoadBike・ノールックで車道への飛び出しは危険 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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昨日今日の話ではないのですが、つい先日遭遇した「危ないんじゃない?」という自転車の乗り方について書きます。
 
それを見たのは12日のリハビリライドを終えて自宅に向かう途中のこと。具体的には下の動画を見ていただきたい。

 
私の右前にいる軽自動車、このクルマは左ウィンカーが点滅しています。つまり、少し先で左に曲がりたいと意思表示しているわけです。私がこの位置につけた時点では点いていなかったので走り出してから点けたのだとは思いますが、私がこの位置に付けてなおかつすり抜けをしない理由がここにあります。
 
で、上の動画の3秒あたりで歩道を走る自転車がフレームインします。そして、後方確認もなしでいきなり車道へ。これ、無謀です。あの角度だと軽自動車から見ると「死角からいきなり自転車が突っ込んできた」というような感じになります。幸い、私がいたからなのかいきなり曲がるということをしなかったので事故にはならなかったという感じです。これ、仮に私がここにいなくて、私の停車位置をすり抜ける形で原付バイクとか走っていったらと思うと非常に怖いです。
 
そしてもう一つ。

 
2秒時点でクロスバイクが歩道走行でフレームイン。私が車道で止まっているのに気がついているらしく4秒付近でこちらを見ます。で、9秒時点でやはりノールックで車道へ。
一応後ろを一度はチラ見しているだけマシかも知れないですが、人が一人通る幅に少しというような歩道をあの速度で走行はないだろうと思うわけです。
まぁ、この後も交差点通過もちょっと危ないなと言う感じが遠目にわかりました。
 
更にこのクロスバイク、それやるかぁという行動をします。

 
8秒過ぎのY字路左折して、前方に例のクロスバイクがいるのが見えたんですがこれがまたね。
注目は42秒あたり...。前方に赤信号で止まるバイクがいます。普通に考えればバイクの横ないし後方につけて止まると思いますよね。
 
ハイ、ノールックで右へ進路変えてますorz 自分は路側帯に近いところ走ってますから後方から車が来れば当然追い越しにかかる。そのタイミングでノールックの進路変更だったとしたらほぼ間違いなく事故になりますね。
さらにですね、このクロスバイクは信号無視で交差点(ここは実は変形五差路です)突っ込んでいってる。そして、動画終了直前をよく見ていると分かるんですが、右から出てきているワンボックスカーの後方に回り込むように停止せず走行しているんですね。
 
これらの行為はどれをとっても危険な行為です。先に変形五差路と書きましたが、この交差点は信号がY字路としての扱いで設置されています。理由は交通量の多寡で交通量の多い部分だけ信号があるわけです。なので、あのタイミングで交差点に入ると右側から出てくるクルマと衝突か接触という危険性が有るんです。
 
ちょっと前に茨城県が自転車活用推進計画に対してのパブコメを募集しているという記事を書きましたが、こういった危険行為の注意取り締まりをしっかりやらないと自転車活用も上手くいかないと思うんですね。
 
 
コレについては、私は本文を熟読こそしていないですが概要をベースに意見を取りまとめてメールで提出しています。自転車乗りとして窮屈になる部分もありますが、そこは以前から法律で決められていた部分をきちんと運用していいただくだけですし、現状では法定外の表示である自転車ナビラインの条例化とかやってほしいことはかなり盛り込んだものを提出しています。
 
多くの場合、特にロードバイク乗りは法規制を守っているケースが多いのですがそれでも不届き者はいる訳です。そういった不届き者を注意できるのもきちんと法を守っている自転車乗りだと思うところもあります。とは言うものの、一介の自転車乗りが警察官でもないのに注意するというのはある意味危険を伴います。中にはおかしな人がいたりしますし...。
まぁ、現状ではスルーするのが最善になってしまっているのがなんとも歯がゆいですね。