iPodドック用オーディオ出力アダプターを自作 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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今更と言う感じではあるのですが、30pinドックコネクタからライン出力するためのアダプタを作成しました。以前から作ろうと思っていたのですが、あの細いピンにハンダ付けしないといけないので躊躇していたのです。
3.5mmステレオミニプラグのコードは、iPod miniに付属していたヘッドホンを切って使用。基本、ポタアンで使う目的なので短めです。

・自作オーディオ出力アダプタ


作業工程を撮らずにしまったのですが、自作している人は意外と多いのでネット検索すると作例が数多くヒットします。
具体的には、30pinのうち2、3、4番が順にGND、R、Lとなるので、これにオーディオ出力用のコードを結線します。ドックに機器が接続されているとiPhoneに認識させる為に11番と15番を短絡します。全てのiOS機器で使いたい場合は、短絡させた11、15番と21番の間に68kΩの抵抗を入れる必要が有るようですが、iPhone4SとiPod touch4Gでは問題無く動作しているので今回は入れていません。

iPhone、iPod touchのユーザーなら、これは一つ持っておくと便利です。特に、音質にこだわるなら必須。私の(たいした事無い)耳でも、ヘッドホンジャックからとの音質の違いは歴然です。
感想としては、「ライン出力>>Bluetooth≧AirPlay>>>ヘッドホンジャック」と言う感じ。先にテスト的に作った物も有るので1000円弱かかってますが、慣れれば500円以下で作れます。材料は、ほぼ100均で揃います。ただ、100均の30pinコネクタの充電ケーブルは30pin全てを使える物ばかりでは無いので要注意です。今回使った物は初期のケーブルで断線した物を使いました。現在も30pin全てを使える作りのコネクタはセリアで売っている写真の物位になってしまいました。

・セリアで売っている充電ケーブル

この充電ケーブルは、コネクタ部の見た目はスマートでないですが「ロック機能がある」「ケース容量が大きい」のがメリットです。
ステレオピンジャックを内蔵したものを作る場合にはこちらがお薦めですね。

ステレオピンジャックは、ダイソーのコレを買うと2個取れます。

・ダイソーの分配器

ステレオの物とモノラルの物がありますが、私が買ったものはどちらもステレオピンジャックが入っていました。スピーカーとヘッドフォンの切り替え機能などはありませんが、入力や出力で使うだけなら十分です。
これをちょっと改造すると、ステレオプラグ使用のモノラルスピーカー2個で左右のチャンネルを分けて使うことも出来るようです。

・ステレオピンジャック使用のアダプタ

余裕があると言っても、このようにギリギリのサイズです。ただ、ジャックの位置がちょうど中央に来るので位置決めはし易いですね。見た目さえ気にしなければコレが一眼簡単に出来るかもしれません。

オマケで通信も可能なmicroUSB変換アダプタも作りました。


・通信対応microUSBアダプタ

写真ではコネクタ部が黒ですが、現在はプラ版を貼って白にしてあります。プラ版と言っても、プリスクのケースをカットして貼ったわけですがwww

この、microUSB変換アダプタは100均で売ってないんですが、普通に買うと最低でも500円くらい。自作すれば200円台で出来ます。品質面とか見た目とかある訳ですが、自作できる人はやってみる価値有りです。