色伝師 乃和の1番のファン
初めて作った名刺と、落書き程度に描いたような一枚を、手帳に挟みどんな時でも必ず持ち歩いてくれていた、私のファン。
そんな気配は微塵も見せず、ファンであり続けてくれた方が、旅立ちました。
旅だってから初めて知った事実。
こんなにも大切にしていてくれていたと言うこと。
残念ですが、もう先は長くありません。
そう言われた2017年。
私は何とか生きてほしいと想い、あまり描かないリーディングアートを描きました。
生きたい!とご家族の生きてほしい!の両方を受け取って描いた一枚。
完成後、ご家族はやっぱり赤い額がいいよね!って、赤い縁のある額に入れ、24時間ライトを照らし作品を飾ってくださいました。
体力が低下していたために、自宅で転んだ場所、それはこの絵の前でした。
頭も打って、動けず、自力で起き上がることさえ出来なかった。
意識を失ったほどだったのに、脳にダメージも受けず、骨の1本も折れてはいなかった。
守られました
ご家族はこう言ってくれました😊
あれから4年。
最後の入院から帰宅した時、絵に当てられていたライトは片付けられていました。
なぜなら、ご家族はそのライトがはたしている事に気づいていなかったから。
退院して3日
命の灯が消えてしまいました。
ライトが消えていたから?!
事実関係はわかりません。
でも…
昨年
あと3日の命です。
そう言われても、続いた命。
今回もまだまだ続くと、誰もが思っていたことでしょう。
今日と同じように、明日はまた来るとは限らない。
実際に目の当たりにしなければ、気がつかないこと。
この方の基本氣質は「大樹」
亡くなった日は、「水」の氣質がない日でした。
水は木を助ける相生の関係性
水切れだったのかなぁーって😭
氣質通り、一本気、真面目で真っ直ぐな方でした。
何をとっても作品との、事実関係はわかりません💦😅
4年間、力を貸し続けたこちらの作品。
ご家族の中にいる、別の病気と闘っている方に贈られるそうです。
4年間も力を貸してくれたんだから、今度も必ず力をくれると信じています。との事でした。
嬉しい形での、命をつなぐためのバトン。
きっと今回もしっかりとお仕事をしてくれる事でしょう。
本当にそうだったかどうかはわかりません。
だけど、ご家族はそう信じてると言ってくださいました。
今日は珍しく不思議なお話を書きました。
ご冥福をお祈りします🙏
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