【まとめ】抗がん剤治療後にどうなるか | 熊本で独立した五十路男のブログ

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熊本で2005年4月に起業してからの活動日誌。ランとがん治療とガンダムも。がんサバイバーたちに希望を!

私自身は半年間(8クール)の抗がん剤治療を終えましたが、自分自身の備忘録とこれから抗がん剤治療を受ける方、治療中の方に私の副作用について情報を残したいと思います。

 

抗がん剤治療中

  1. 【点滴中】トイレに何回も行くがトイレでなかなか出ない。
  2. 【点滴中】腕を温めてもらっているが若干の痛みを感じる。
  3. 【点滴中】手や足が動かなくなる感じがわかる。意識してグー、パーや足首を動かして対応する。
  4. 【点滴後】声が枯れている。(大声は出せない)
  5. 【点滴後】足がつっている。(車の運転は危険)
  6. 【点滴後】点滴をした日から2日程鼻水が出る。
  7. 【点滴後】味覚が鈍化する。
  8. 【点滴後】常温以下の温度のものを触ると痛みを感じる。(手を洗ったり、水分補給がツラい。刺さる感じがする)
  9. 【点滴後】8の影響により自分の涙ですら眼球が痛くなる。
  10. 【点滴後】点滴をした日から2日程しゃっくりがちょこちょこ続く。(寝るときにも出る)
  11. 【点滴後】体調に波がある。
 

抗がん剤治療後(1年目)

  1. 運動をする時間が無かったせいか体力が想像以上に落ちる。(ある程度負荷がある運動をしておいたほうがよかった)
  2. 指先、足先の感覚はほとんどなくなる。(やけどなど注意)
  3. 寝起きなどは手が攣った状態なので、動かせない。卵を掴んだ状態からさらに握り締めることが出来ない。
  4. 指先の感覚が鈍いのでペンで書くことはツラく、箸はギリギリ使えるけれども疲れる。キーボードは打ち損じが激増。指先を使った作業はできないと思ったほうがいい。
  5. 指先の感覚が無いのでモノを落としやすくなる。
  6. 突然指先が痛くなる時がある。
  7. 足先は冬の寒い時に感覚がなくなっているときと同じような状態。
  8. 走るときに腓骨に痛みを感じやすくなる。
  9. ずっと座っていると足首が固まってしまって歩きづらくなる。
  10. スポーツなどの運動で機敏な動きに対してイメージ通りに動けない。
  11. 頑張ればフルマラソンは完走できる。(青島太平洋マラソンで制限時間ぎりぎりでゴールしました)

抗がん剤治療後(2年目)

  1. 手足のしびれは気にならないくらいまで治まっている。
  2. 関節の可動域は相変わらず十分ではない。
  3. 文字を書くことは以前よりツラくない。
  4. マラソンに関してほぼ問題なく走ることはできる(青島太平洋マラソンでサブ4.5はクリアしました)
  5. 冷たいものに関しては問題なく飲めます。
  6. 膝、肘の関節痛はなぜか風邪薬を飲んだタイミングで取れました(たまたま?)

抗がん剤治療後(3年目以降)

  1. 手足のしびれは末端部分がたまに感じるときがある。
  2. 握力は握力計で計測するには問題ないけれども、実際握る時には若干不安を感じる。
  3. 定期的に運動していないと体力の落ち方が早い気がする。
  4. 大声を出すことはちょっと厳しい