天井クレーンの保全記録 -3ページ目

日本ホイスト 過巻リミット補修

おつかれさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

先日、ホイストの巻上リミットが壊れたと連絡があり早速修理に!!

リミットの調子が悪いので過巻リミットレバーを棒で下から突っついていたら動かなくなったらしい。


制御盤をあけてみると過巻レバーに連動して電源を切るようになっている背点のついたベーク板が破損






後日部品を取って取り替え完了です。


ただ、接点の付いたベーク板の部品組、2種類あって、ホイストの型式立てではなくホイストの製造番号まで必要で、結局製造番号がわからないので部品2個取りました。

キトーチェーンブロック ブレーキ調整

お疲れさまです。

天井クレーン修理・点検の中野です。




キトー(旧タイプ)の巻上ブレーキが甘くなっていたので調整しようと分解。

ローターとコーンブレーキが一体になっている為ローターを抜いたところ、ステーターの中にどこからともなくグリスらしきものが入り込んでいた。

多分、オイルシールが破損していると思われる。

今回は確認のみ、ブレーキ調整をして元に戻し、作業完了!

最後に吊り荷を吊る事が出来なかったが、インチングしてみると心地よい正常な音をしていたのでひとまずこれで使ってもらう事にしました。




倉敷化工のハイバッファー

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。

参りましたね!!


走行レールの踏み面に何かがこびり付いています。

実はこれ、倉敷化工のハイバッファーの粉砕した粉を踏みつけたものなんです。


走行ストッパーにぶつかり、粉砕したハイバッファーの粉が走行レールの踏み面に溜まり、それを走行車輪で踏みつぶす。

何だかベトベトにくっついており、なかなか取れません。

これを綺麗に掃除しないとクレーンの走行起動時がガタガタガタと蛇行しながら走り出します。


それが原因か、走行ピニオン軸用ピローブロックの取付けボルトが頻繁に揺るんでしまう。




とにかく、倉敷化工のハイバッファー

少しでも潰れだしていたら急いで取替する事をお勧めします。


走行車輪や走行レールの掃除、結構きついですよ~~!




400mmの安全!

お疲れさまです!

天井クレーン修理点検の中野です。



参りました!

移設してきた天井クレーン。来月落成検査予定なのですが何と!!

天井に付いている火災報知器とクラブトロリーの一番高いところまでの寸法が400m/m確保されていません!

うかつでしたね!

実は建物と天井クレーンとの隙間(上部)は巻き込まれ防止のため

400m/m以上確保しなければなりません。

いつも照明器具の取付位置でもめているので、照明は高く付けていただいたのですが

まさか、火災報知器が付いていたとは・・・・





吊り上げ荷重と定格荷重

お疲れさまです!



先日行った性能検査。テストウエートが運ばれてきたのですが、5tonの性能検査なのに何故か小さいウエート、20kgx3つ、10kgが1つ。付いてきてしまいました。

どうやら吊り上げ荷重で手配された様です。(手配は元請け様です)

ボイラークレーン協会から性能検査の申し込み用紙が届きますが、そこに表示されている荷重は吊り上げ荷重です。

吊り上げ荷重とは巻上機の最大吊り上げ能力の事で、そこからワーヤーロープとフックの重量を引いたものがそのクレーンの能力である定格荷重です。

ワイヤーロープは通常の揚程では計算に含まれないので通常がフックのみの重量を引きます。

つまり今回は吊り上げ荷重が5.07tonで、フックが0.07tonで、定格荷重は5.0tonとなります。

従って、テストウエートは5.0tonを用意すればよかったんですがね・・・