今回は僕のことを知らない人にとっては誠にどうでもいい話題になってしまいますが

自己分析には、現在様々な方法があり、自己分析する道具をまず分析せねばならない様なややこしさがあると思います。

今回、僕がやってみた16タイプ性格診断というのは、外向型・内向型、五感型・直感型、思考型・情緒型、決断型・柔軟型を決める複数の質問に答え、それぞれの要素が多い方を組み合わせて分類します。性格なんて本来十人十色で、16に分類するなんてナンセンス・・・と思いながらも、ものは試しでやってみたんです。そしたら意外な答えが出てしまったんです。




その答えとは・・・






『芸術家』でした。
げ、げいじゅつかですと、と思わずうろたえてしまいました。
自分ではどちらかというと研究者タイプだと思っていたので、まさに正反対なのです。一体どういうことなのかと数行の解説を読んでみると、

”心の平和を求める人、胸の内に情熱を秘めた芸術家”
・感受性が強い。夢や理想を追いかけたい。心の調和を大切にする。
・自分の価値観は曲げたくはないが、それを人に押し付けようとは思わない。
・無口で穏やか。一体一の人間関係を好み、親しい人には胸襟を開く。
・できればひとりで仕事をしたい。規制がないところで独創性を表現したい。

え、ええ、まさにその通り。特に箇条書きの2番目、3番目は見てたのか?と思うくらいにその通りだったので吃驚仰天でした。
これ、昔にもやった事はあるのですが、今回の様な衝撃はありませんでした。だからどんなタイプだったのか覚えていないのですが、時間が経ったことで自分をよく見つめられたという事でしょうか。

あの時、なんでああだったのか、なるほどだからそうだったのか、と、なんか引っかかっていたものが取れた様な不思議な納得感があります。
これが全てでは無いでしょうけど、ひとつ自分を知った様な気がしました。

ところで、芸術家って、社会不適合者というイメージがあるのですが、この社会でどうやって生きていったらいいのでしょうか・・・。
自然写真家の牛山俊男さんが、初の書籍出版をされました。
この方は共著では出版はされているのですが、単独では初めて活動14年目にしてようやくかなったのでした。


昨日、山梨の香ほり屋で、出版記念のスライドトークをされました。
ご本人はとても嬉しそうな様子で開始時に、「スライドは揃えましたが、話の内容は考えてません」それは話したいことがありすぎてまとめられなかったという感じでした。
本では数cm四方~見開き程度の画像が超大画面で観れ、面白い裏話も沢山聞くことが出来大満足でした。

以前寸前の所で企画が頓挫してしまった事もあったとの事。念願の出版にこちらも思わず胸が熱くなりました。

縁があり、その本を手にする事出来ました。
タイトルは『デジタルカメラによる星空の撮り方 きれいな星空を印象的に撮る』です。他のハウツー本と決定的に違うのは、「一期一会」をテーマにし豊富な作例で撮り方よりもこんな風にも撮れるんだよとイメージを喚起させてくれる事です。同じ様に見える星景写真でも気象条件や動物、人の営み、食や流星など、多くの偶然が転がっており、その偶然性と星空の普遍性が重なるでとても”生きている”写真と感じさせてくれこういう写真は牛山さんの真骨頂ですが、そういう作例を見る事で癒されたり、撮影意欲が湧いたりします。特に後半は”作例”というより”作品”の嵐です。もし書店で見かけたらパラパラとご覧になってみて下さい。



さて、家に持ち帰り、思ったこと。
そういえば天文系の本ってどれだけ持っているんだろうと。
そこで、ちょっと並べてみました。

CLOUDNAUT-雲の旅人-

わっさーと出てきました。
星ナビは実は貰った方がかなりあるので、いつの間にか増殖した感があります。
読んだという意味ではこれら以外に図書館で借りた本も結構ありますが、こんなに本があって一体知識としてどれだけ蓄えられているのでしょう・・・?
次を買う前にしっかり読み切りたいものです(汗
原子力発電が見直され、エネルギー政策の転換が声高に叫ばれています。
僕なんかは、自然エネルギーとか再生可能エネルギーはやろうと思えばそれだけで自給率100%は達成できると思っています。もちろん、すぐに出来るわけではありませんが。

実際の計算として、陸地の5%にソーラーパネルを敷き詰めれば国内の電力をまかなえるとか、排他的経済水域の面積が6位という海洋を利用した発電を効率的に出来れば国内の1/3の電力をまかなえるとかいう話もあります。面白いのでは、サハラ砂漠の5%にソーラーパネルを敷き詰めればEU圏の電力が全てまかなえてしまうそうです。まあ、いずれも机上の話ではあるのですが。

原発が使えないからと言って、火力発電に頼らざるを得ない現状は、何というか日本の技術が退化してしまったかのような嫌な感じがします。再生エネルギー後進国を言われても仕方ありません。

EUではヴァーチャル発電所という考え方があります。単体では発電量が小さい自然系の発電所を繋いで、ひとつの大きな発電所にみなすという発想です。これは、単体では供給の不安定な自然系の発電所をまとめることで擬似的に安定供給させるわけですが、他にも災害等で1ヶ所の発電所が稼働不能に陥っても他でカバー出来るという利点があります。こういう考え方はまさにこれからの日本で必要とされるでしょう。それにはインフラや法律や独占状態を変えていかなくてはなりませんが。

まあ、そんな事も大事ですが、個人的にはクルマ好きの将来というのも気になっていて・・・。
要するに、今のクルマが好きで、これからも乗り続けたいわけですが、ガソリンエンジンがどうなるか。ガソリンはやはり電気や燃料電池にとって変わられてしまうと思います。そうすると、マイナーな存在になり、ちょうど今の充電スタンドみたいにガソリンスタンドはなってしまうのでしょう。そうすると、流通が減り、単価は高くなるんでしょうね。
それだけならまだ良いかも知れません。イタリアでは燃費の悪いクルマには余計に税が課せられる仕組みになっており、クルマ好きが燃費の悪い高級車を次々に手放しているというのです。もし日本でもそんな法律が採用されたら・・・恐ろしくてなりません。いや、自分のクルマは高級ではないですが。
と、ここまで書いてきて、なんかタバコを吸うオヤジが煙たがられる像を思い浮かべてしまいました。将来、我々クルマ好きもガソリン臭いと煙たがられる日が来るのでしょうか。
いや、その頃にはハイブリッド化キットみたいなものが売られるかも知れません。僕としてはトラックやダンプにいの一番にそういう装置なり触媒なりを付けて欲しいです。家庭 のエコカーへの買い替えを待つより、現在走っているトラックに処置を施した方が圧倒的にCO2削減効果があると思うんです。
一般をいくら燃費を良くしたって、坂道であんなにモクモクされたら水の泡です。それ以前にすれ違いにモクモクやられたら腹立ちませんか?ああいうのがいるから、クルマなんて嫌と思われてしまうのです。

話があっちこっち行きましたが、どうかクルマ好きに寛容な未来でありますように。