自然写真家の牛山俊男さんが、初の書籍出版をされました。
この方は共著では出版はされているのですが、単独では初めて活動14年目にしてようやくかなったのでした。


昨日、山梨の香ほり屋で、出版記念のスライドトークをされました。
ご本人はとても嬉しそうな様子で開始時に、「スライドは揃えましたが、話の内容は考えてません」それは話したいことがありすぎてまとめられなかったという感じでした。
本では数cm四方~見開き程度の画像が超大画面で観れ、面白い裏話も沢山聞くことが出来大満足でした。

以前寸前の所で企画が頓挫してしまった事もあったとの事。念願の出版にこちらも思わず胸が熱くなりました。

縁があり、その本を手にする事出来ました。
タイトルは『デジタルカメラによる星空の撮り方 きれいな星空を印象的に撮る』です。他のハウツー本と決定的に違うのは、「一期一会」をテーマにし豊富な作例で撮り方よりもこんな風にも撮れるんだよとイメージを喚起させてくれる事です。同じ様に見える星景写真でも気象条件や動物、人の営み、食や流星など、多くの偶然が転がっており、その偶然性と星空の普遍性が重なるでとても”生きている”写真と感じさせてくれこういう写真は牛山さんの真骨頂ですが、そういう作例を見る事で癒されたり、撮影意欲が湧いたりします。特に後半は”作例”というより”作品”の嵐です。もし書店で見かけたらパラパラとご覧になってみて下さい。



さて、家に持ち帰り、思ったこと。
そういえば天文系の本ってどれだけ持っているんだろうと。
そこで、ちょっと並べてみました。

CLOUDNAUT-雲の旅人-

わっさーと出てきました。
星ナビは実は貰った方がかなりあるので、いつの間にか増殖した感があります。
読んだという意味ではこれら以外に図書館で借りた本も結構ありますが、こんなに本があって一体知識としてどれだけ蓄えられているのでしょう・・・?
次を買う前にしっかり読み切りたいものです(汗