・Serafina series 1-3
赤ん坊の時に森で捨てられていたところを拾われたSerafina。ただ、彼女は怪我を負っており、また、足の指の数が4本で、骨盤の形もおかしかった。拾った男が、村の女性たちに怪我の手当ての方法を聞くために見せにいったところ、彼女たちはSerafinaの特徴を見て、不気味に思い、殺そうとした。必死にSerafinaを連れて逃げ帰った男は、森の奥の屋敷の地下で人目を避け、Serafinaを育てた。Serafinaは、怪我が治り、猫のようなしなやかな動きの女の子に育っていた。人目につかぬよう、夜な夜な暗い廊下を徘徊し、隠し扉や通路を通り、身を隠す術を身につけていた。
その頃、その屋敷に住む子供たちが次々と姿を消す、という事件が起こっており、これの手がかりを知っているのはSerafinaだけだった。Serafinaは、その謎に挑むことになる。また、その過程で彼女自身の正体も明らかになっていく。
・It starts with us(続編)
これまでに、息子が恋愛がテーマの小説を好んで読んでいたことはなかった気がするのだが、これに関しては、”It ends with us”を読んだ時点で続編をすぐに買ってくれ、とねだられた。息子も大人になりつつあるのだな。
・Sophie’s world 1,2
夫も私も子供の頃にこれの和訳版「ソフィーの世界」を読んでいる。哲学の入門書として秀逸なので、息子にも与えてみた。息子の場合、おそらく英語のほうが理解しやすいだろうから、洋書版を。ただ、(哲学書に対する)敷居をより低くするためにグラフィックノベル版にしてみた。
中身はこんな感じ↓。
ちなみに息子に読んで欲しい本を買った時の与え方のコツは、決して薦めないことだ。そっと本棚に忍ばせておくと、彼は0歳の頃から常に、読むものを探しているので、勝手に読み始める。喋り始める前に一番多用したベビーサインは、「もっと」と「本を読む。」のサイン。胸の前で両手の掌を合わせて、開く仕草を繰り返して、「本を読んで。」と毎日本を持ってきた頃が懐かしい。一歳児の頃、出かける前に「おもちゃを一つだけ持っていけるよ。」と言ったら、必ず持ってきたのはおもちゃではなく本で、1番のお気に入りは京王井の頭線のムック本だった。



