2.「美ら海水族館」の楽しみ方
水生生物好きなら一度は訪れたい「美ら海水族館」。沖縄滞在中、ほとんど毎日通った。
・バックヤードツアーがアツい
このバックヤードツアーは、1ツアー1グループの予約のため、3人家族を1グループとして予約すると3人だけで回ることができます。他の水族館のバックヤードツアーと比較すると、通常のバックヤードツアーは大人数で回るので、決められたペースで決められた行程を回ることになるが、美ら海水族館は1グループとして予約した家族のためだけのツアーなので融通が効く。ツアーの1時間をどこにどれだけ割くかを相談して自由に決めることができる。私たちは、水の濾過装置よりも生き物を見たかったので、濾過装置のフロアには行きませんでした。今回は「ほしのさん」という優しいお姉さんが解説をしてくれました。
美ら海水族館の一番の見どころである大水槽をはじめ、様々な水槽を水面から(すぐ上から)観察できる。深さ10メートル、幅35メートル、奥行き27メートルの水槽を、水面のすぐ上の縁から観察していた時、手の届きそうな場所でナンヨウマンタとブラックマンタ(ナンヨウマンタの黒変種)が衝突した。
その他にも、水族館の裏側の仕事や、その過程の成果物を見学できる。例えば、病気になった生物を治療する水槽や、海から来たばかりの生物を入れる水槽があり、私たちが水族館で元気に生きている生き物に出会えるのは、水族館で働いている方達の尽力があってのことなのだと、改めて理解できる。
これは、深海から来たばかりの生き物を入れる加圧装置だ。
深海から連れてきた魚は急な水圧上昇で内臓が口から出たり、目が水ぶくれになったりする。また、体内では、体内の水分に溶け込んでいた二酸化炭素やメタンなどのガスが水圧低下とともに気泡となって膨張する、ということも起こっている。そこで、水族館に着くとすぐに加圧して一度、深海と同じ水圧まで戻してから、徐々に段階的に時間をかけて水圧を減らし、低い水圧に慣らしていく。展示されている深海の生き物は、実は加圧水槽に入れられているわけではなく、普通の水槽に入っている。それでも元気なのはこの装置のおかげだ。
この日は、昨日深海から連れて来られた魚が入っていた。
次は、海底で生き物を採取する際に使うロボット。人がカメラで見ながらロボットのアームを遠隔で操作するそうだ。ホースのような部分で生き物を海水ごと吸い込む。
・水族館を表側から楽しむ工夫
次は、表側から通常の方法で水族館の展示を見て回る時のひと工夫をお伝えしたい。快適に展示を見て回るために一番大事なのは訪問時間です。一番のおすすめは、平日の早朝と、平日の夕方17:00〜18:30(18:30閉館)。平日でも、昼ごろから四時過ぎくらいまでは、押されたり割り込まれたりして自分のペースで見て回ることができないほど、混み合います。水槽前にいる人間の9割以上が中国語を喋っているため、インバウンド効果だと思われる。(台湾が非常に沖縄に近いため、台湾人が特に多いのかな?)
しかしながら先ほどお伝えした時間帯は、インバウンド客と時間がかぶらず(日本人はそもそも平日ほとんどいない)、ほとんど人が居ない水族館を心ゆくまで味わい尽くすことができる*1)。子供の興味が爆発し、一つの水槽の前で地蔵のように動かなくなっても、気兼ねなく見守ることができます。
夕方は少し日が落ち始め、水槽全体が暗くなってくるものの、それゆえに昼間と違う生き物の様子が伺えるし、(フラッシュをオフにして)ケータイのカメラを水槽に向けると、勝手に明度調整をし、水槽内部を明るく補正して表示してくれるので、奥の様子もよく見ることができます。
某氏が好きらしい(?)チンアナゴや、ニシキアナゴもいた。
足捌きが印象的なコブシメ(コウイカ科)。
美ら海水族館生まれのコトクラゲ。
*1)平日でも、金曜日だけはそれなりに人がいたので、特におすすめは金曜日以外の平日!







