漂白の注意点 | クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

クリーニングかんだ&メルモ  不入流(いらずりゅう)の師範 3代目奮闘記

東京杉並区・世田谷区で創業60年以上のクリーニングかんだ・クリーニングメルモを営む3代目の経営や技術(しみぬき・洗い)等についてのお話。ご相談も承ります。

皆さんこんばんは。今日も頑張りました。明日も頑張ります!

さて、本題へ。

昨日お伝えした、漂白パワーアップの3要素、
温度アルカリ(濃度)時間が大事だと書きました。この3つを変えることで、漂白の効果がかわります。

漂白を失敗しない方法や疑問を抱いていると思うので、続きを書きます!

お客様から時々素朴な疑問をいただきます。

漂白って なんだか ドキドキしながら使っています。色が落ちたら どうしよって思いながら使用します。」と

でも、当社のブログを見たら、

『なんだ 大丈夫なんだ』と思っちゃいますよ!

それだけ、楽しく漂白処理をできますよ!
以下のポイントだけ考えて行えば。

このブログでも、たびたびご紹介している酸素系の漂白剤。

これを使った漂白なら、塩素系の漂白剤の様に
強く色抜けをするとか、変色をしないので、過剰に神経質にならなくても大丈夫です。

ただし、そうは言っても漂白剤です。
服の色がまったく抜けないわけじゃないので
注意が必要です。

とくに、パワーアップの際には注意が必要です。

温度をあげると?
漂白力も高くなりますが、色が抜けたりするリスクも高くなってきますし、漬け込む場合には衣類の縮みのリスクも出てきます。

アルカリ側にすると?
これも、色が抜けやすくなりますし、繊維がやせて、弱くなる事があります。
特に、シルクウールなんかはアルカリを用いた漂白は不向きです。

時間を置くと?
漂白効果も出やすくなりますが、色が抜けたりするリスクも高くなってきますし、衣類の縮みのリスクも出てきます。
  
漂白力を上げる

繊維や色に与える影響も上がる。

という事になるので、くれぐれも注意してください!

漂白は、勢いで行くと失敗いする可能性大な作業です。

何も考えずにいきなりやるのは、やっぱり危険です。



不入流の師範が施す魔法のしみぬき・復元加工が出きるお店。10年以上前のシミも落とせる技術をもっています。染色補正も出きるお店。

当店では、郵送・宅配便でのクリーニングやしみぬき等を受付けております。一味違うクリーニング・しみぬきをお試し下さい。

また、下記のアドレスでしみぬき相談を行っております。

Cl_merumo_kanda_hanjow@yahoo.co.jp

クリーニングやしみぬき等でお困りの事がございましたら、ご気軽にご相談下さいませ。

杉並区・世田谷区で創業60年以上クリーニングかんだ・クリーニングメルモ

本社:杉並区下高井戸1-9-10

電話:03-3325-3315






Android携帯からの投稿