寿司と写真
記念すべき今年最初のポートレート
直近、寿司屋の寿司を食べたのはいつ?
少なくとも私が幼少の頃、
寿司は寿司屋でしか食べようがなく、
ハレの日や葬儀の仕出しくらいしか
口にすることはありませんでした。
今では回転寿司にスーパー、宅配、
コンビニでも手軽に買えて
特別な感はありません。
写真もそうです。
ウチには父親が家族写真を撮ろうと
一念発起して買ったカメラがあります。
スマホが普及して
いつでも誰でもどこでも手軽に
写真が撮れる。
写真はとても身近な存在になりました。
寿司屋の寿司がスーパーのものと違うように
写真もカメラとスマホでは別物です。
どちらが良い悪いではなく、
それぞれの利点があります。
さて、今年は山で人を撮っています。
見知らぬ方に声を掛けて
承諾頂けたら撮った写真を
だいたいその場で渡しています。
この時世、こんなやりとりはどうなのか?
と憂慮していたのですが。
そんな思いとは裏腹にほとんどの方が
撮影に協力的でなおかつ写真を見ると
とても喜んでくれます。
その笑顔を見ると私も嬉しくなります。
これからも縁あった人達にいつもと
ちょっと違った写真と思い出をプレゼント。
写真の力は素晴らしい。
金時山122回目登頂の女性。
一緒にと求められることも。有難いです。