タマックツーリングサークルBlog -2ページ目

残雪の鳥海山へ

雪渓上で記念撮影。

人に合わせるのが困難な性格ゆえ

人付き合いはほとんどありません。

そんな中で年間を通じて山やツーリングへ

誘ってくれる貴重な存在であるアベ夫妻。

沖縄以外の北海道、四国、九州と

国内だいたいのところは一緒に出掛けた。

自分史の中では外せない2人なのだ。

何せ私が48才の内24年を共にしている。

さて今回、鳥海山遠征の話を頂いたので

即答で同行、毎度企画段取り全てお任せ。

登りは湯ノ台口コース。

山頂につく頃には快晴に。

下山は吹浦口コース。こちらも残雪。

天国のような処、見たことないけど。

ハクサンイチゲが見頃でした。

辰年と言う事で鳥海湖のドラゴンアイ。

 

事前に色々と予定を詰め込み過ぎてしまい、

体調不良になってしまったのは反省点だが

心に残る山行になったのは言うまでもない。

沢入山

沢入山への稜線を行く

先日訪れた沢入山。

標高1704mながら

素晴らしい稜線歩きが楽しめる。

高山でもないのにこのような

山容は稀であろう。

そして、ガイドブックなどにも

紹介されない山なのだ。

否定はしないが猫も杓子も

やれアルプスだ百名山だと

こぞって歩かれる山よりも、

自分の琴線に触れる場所へ

訪れる方がよほど有意義だと私は思う。

前泊都合9時スタート。

他の登山者からは遅れてシンガリ、

帰路は貸切の景色を満喫。

孤高のブナ。

足尾の煙害に耐え抜いたシンボルツリー。

山肌現る突発な稜線、

荒らすも残存して讃えられるも

人間の勝手な都合。

この地を訪れて何も感じない

登山者は居ないだろう。

今後も注目されない事を切に願う。

現在は地元の方達によって

植樹植生回復がはかられている。

いつかは緑豊かな山へ戻るのだろうか。

山の都合と人間の都合

上下対照的なシロヤシオ

去年が10年に一度の花付き、今年は…。

花がなくても山の良さは変わりません。

同じ場所でも同じ景色は

2度とないのです。