小旅行 メタセコイア並木道 滋賀県 | 偽クレモンのブログ

偽クレモンのブログ

ブログの説明を入力します。

このところ日中は朗らかな小春日和が続いています。まずは1曲。

The Doors - Indian Summer (Lyric Video) - YouTube

 

そんな陽気に誘われて、平日休みを取って小旅行へ行って帰ってきた。第一目標は滋賀県の北西部にあるメタセコイア並木だ。これは付近一帯の果樹園の防風林として1981年に植樹されたもの。40年経過して樹高25m程度まで成長。ほぼ成熟した大人で、近年ようやく見頃が訪れたというところだろう。並木道の総延長は2.4kmに渡る。といってもスケール感が掴めないので、googleMAPを切り取って添付する。中央の直線がすべてメタセコイア並木で、周辺は果樹園だ。

 

駐車は、マキノピックランドという大規模な農業公園の駐車場が推奨されている。道の駅くらいのキャパがあるが、メタセコイアが紅葉する11月下旬から12月上旬の休日はそれでも不足し、並木道の北の方に広大な臨時駐車場が用意されている。付近は大渋と成るようだ。今日は紅葉前の平日で、駐車場は12時少し前に到着して7割の入。

 

並木道はマキノピックランドへの導入路部分で一旦途切れている。ここから北へ2km程度、南へ500m程度連なっている。じゃ、北へ進路を取る。

 

写真だとこんな感じだ。スケールの大きい対象を定点から静止画で撮っても、大抵はその数%もスケールが伝わらないものだ。妄想旅行は意味がないとは言わないが、やはり現地へ足を運んでこそ感じるモノは大きい。紅葉でなくても充分美しい。メタセコイアの紅葉はほぼ茶色だからなぁ・・・いずれにせよ、周辺の景観含めて、想像以上に良いのだが、その割に知名度が低い気がする。もっとアピールしていいぞ、滋賀県の係の人。

さて、ご覧のように、中央に自動車道、両脇に歩道が通っている。この写真は車が居ないスキに車道の真ん中で撮ったものだ。今日は空いているのでそんなこともできるが、紅葉シーズンには無理な芸当だろう。なので、両脇を車道、真ん中を歩道にしたらどうか?なにしろ土地は広いので、物理的には今からでも充分に可能と見える。後は資金とやる気。西川貴教氏が知事に就任した暁には是非、実行してほしいものである。

 

並木道から西側を臨む。果樹園の向こうの山々を超えたら若狭だ。

 

一通り歩いたらランチだ。レストランもカフェも公園内にあるが、売店で焼き鯖寿司と近江牛丼を購入して、小春日和のテラスで食すこととした。Tシャツ1枚で汗して食した。どちらも旨い。

 

食事後は、並木道の北の外れにある葉山コーヒーで一服。よっぽどの店でないと置いていないマンデリンがあったので注文。若い頃、栄のビギンでこればっかり呑んでた。同じ香りと味だった。ケーキも大変に良し。モンブランではなく、林檎と檸檬のケーキだ。クリームとムースとスポンジが口の中で結婚するようによ~く考えられ作ってある。

 

カフェのそばにある中華そば屋のエントランス。滋賀発祥の飛び出し坊やのバリエーション。聞けば、鬼滅の刃ネタだそうな。そう言われたら、そうだったのか・・・もとより鬼滅は興味の外だし、飛び出し坊やの型が法令で定めてあり(?)頭部は楕円形にしかできない(?)ので、丸坊主かほっかむりにしか見えない。

 

並木道へは名神の木之本インターから45分ほどだが、途中の行程も景観素晴らしい。琵琶湖はチラっとしか見えないが、山に囲まれた平地を快適な道が通っている。下はある集落に車を停めて撮った叙景。田と山と空。

 

この集落の家屋の多くは、傾斜の深い入母屋の下に錣風に瓦葺きの軒がある仕様。昔は茅葺きだったのかな?このあたりは一山越えたら日本海。冬は降雪地帯なのだろう。車道の中央には雪を溶かすために暗渠と水を吐き出す穴が延々と通っている。

 

マキノピックランドで購入した生落花生を塩ゆでにした。落花生の最高の食べ方。以上!