あなたの保険大丈夫ですか?将来の年金支給額知ってますか?直ぐに計算出来ますよ -250ページ目

「万死に値する」ことわざの意味

石原伸晃が鉢呂発言について
万死に値すると
NHKニュースで言ってたけど、
それだったらあんたのオヤジ、石原慎太郎は
何回死ぬのか?
考えたこと有りますか?

「万死に値する」とは
中国の「罪該万死」ということわざからの言葉で
「一万回殺しても殺し足りない大罪人」
という意味です。

普通の人は他人に向かって一生言わないでしょう(笑)

原子力事故関係の速報(速報2) ヨウ素、フランス、牛乳

原子力事故関係の速報(速報2) ヨウ素、フランス、牛乳

8月に見られた急激なヨウ素などの放射性物質は、日本で広く東北から西日本まで見られ、当初、排水などと思われていましたが、空間に広く観測されています。さらに、放射性物質の種類が福島原発からのものではないとも考えられます。

可能性としては、医療用がありますが、もし医療用とすると膨大な量になり、「そんなに使っているのか?」ということで医療関係者が隠している可能性が出てきます。福島原発以外のものとすると、中国の事故や黄砂などまったく別のものを考えなければならず、相当な検討が必要です。

幸い、現在のところそれほど高い値ではないので安心(すぐに避難するなどのレベルではない)ですが、原因を突き止めておく必要があり、調査しています。(「それほど高い値ではない」というのは、普通なら大変なことですが、何しろ3月に80京ベクレルという量が漏れているので、それから比べるとという意味です。)

ヨウ素の件では読者の方に有用な情報を多くいただきました。たとえば、福岡の空間のデータ、長崎の汚泥、医療用の総量、岩手や東京のヨウ素・・・などで、さらに専門家の解析結果なども教えていただきました。ありがとうございました。

前にも書きましたように、このブログは正確を期しますが、それより「日本のお父さん」(おっちょこちょいで、間違いも多いが、家族を愛していることだけは負けないお父さん)として、わかる範囲は少し情報があやふやでも早めに書き(お父さんが家庭で「どうもこんな話もあるよ」というようなこと)、それから少しずつ正確にしていきたいと思っています。

私はまったく気にしませんが、ヨウ素の速報を書いて最初にきたメールが次のようなものでした。もっとひどい人格攻撃も受けていますので、慣れています。おそらく書いた人は「ネットの書きかた」としてこのような書き方が「普通」のものと思っておられるのでしょうが、時には「普通の生活の礼儀」を思い出して貰いたいと思うことがあります。以下のようなメールでは、事態は改善されず、子供の被曝を減らすことにも役立たないからです。

「「あなたはバカですか?学者ですか? なぜ原発由来のものが、東京の下水にしか出てないかを考えましたか? 空間線量は調べましたか?上水道の値は調べましたか? 文章から見る限り、大衆週刊誌の記事をもって発言されているようですが。 学者ならもう少しくらいご自分で調べてから、速報出してください。 なお、他の学者さん達はほぼ大方の原因を掴んでおられますよ。」

マスコミが怪しい時代、ネットの情報はとても重要ですので、国民の財産と思えますが、それをダメにしているような気がして残念です。「ヨウ素は東京の下水にしか出ていないので・・・」と前向きなご連絡でも同じではないかと思うのですが。

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また、フランスで核施設が火災を起こしましたが、まだ原因などハッキリわかっていませんが、福島と同じような水素爆発などの可能性があります(つまり通常の工場の爆発と類似していて、それが原子力施設だったということ)。ただ、核廃棄物の施設なので原発のように「活動中のもの」ではないので、影響は小さいと思います。

ただ、この事故で地元消防が活動していることに注目する必要があります。原子力をまったく別のものとして扱い、社会の防災体制に入れていない日本は、福島で痛い目にあいました。原発の防災体制を地元消防がやるようにならないと、事故の時の安全性は改善されないと思います。

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牛乳の汚染が少しずつ明らかになってきました。10ベクレル以下の汚染はあるようで、中には数10ベクレルもあるのですが、これに対して給食などと関係する教育関係者が相変わらず「大丈夫」と言っているのがとても気になります。それは「大丈夫」なのではなく、子供の健康より「面倒だ」というのが先だっているからで、私は「面倒だから子供が被曝しても、大丈夫と言っておこう」という人は教育界から去った方が良いと思います。

幸いなことにまだ「この牛乳はダメ」というのは出てきませんがともかく注意が必要です。4月から子供をもつ親が心配しているのに、牛乳メーカーがベクレルを表示しないというのは異常です。今後も(放射線に限らず)不誠実な製造を続けるでしょうから、食生活を牛乳離れすることがもっとも大切です。

中部大学武田邦彦
(平成23年9月13日)

【深く考える】主要政策・全滅の原因第一回 年金

【深く考える】主要政策・全滅の原因第一回 年金

「全滅」と言って良いかはわからないけれど、今から20年ほど前、バブルが崩壊して「今後の日本をどうしていこうか」と言うことになった時期から、今まで日本の主要政策は失敗が目立つ。

たとえば、「年金」である。軍人恩給などの特別なものは別にして国民の多くが年金に加入できるようになったのは1960年代の初めだが、本格的に年金をあてにできるようになったのは1990年になってからだが、その直後から「社会保険庁のずさんな管理」が表面にでた。

なにしろ、人のお金を預かっているのに記帳は間違いだらけ、実に年金を納めている日本人の大半に当たる5000万人とか、266万人などと膨大な年金に間違いがあったのだから、単なる個人の問題ではなく、政策自体の欠陥と言うことができるだろう。この事件は、もともとヨーロッパの社会的制度「揺りかごから墓場まで」をまねて作ったと言われ、事実、その方面の専門家は何かというとヨーロッパの制度をテレビで解説していた。

しかし、現実に年金の問題が生じると、このような初歩的な問題がヨーロッパで起こっていたのか、その歴史的な経験は日本で活かされたのか、それとも日本独自の現象だったのかも解析されず、未だに「年金問題」を議論し「少子化対策によって年金問題を解決する」という方向に進んでいる。

ヨーロッパをまねようというのではない。アメリカやヨーロッパが日本よりうまくやっているとは思えないのだが、社会保険庁があれほどの醜態をさらしたのはシステム上の問題だったのか、それとも日本社会に存在することが原因しているのかぐらいの研究が一般化しないと話にならないだろう。

これは現在の「原発再開問題」と類似している。地震地帯に原発を持っているのはアメリカの2基(アメリカ自体は100基以上)ぐらいなもので地震による原発の倒壊は日本独自の問題であること、今まで世界で震度6以上の地震で破壊しなかった原発はおそらく無いこと、それでも日本はヨーロッパなどで議論される安全確保の方法(ストレステストなど)で進もうとしていること、東日本の原発がすべて震度6で破壊したのに同じ安全基準で泊原発や玄海原発を運転しようとしていること・・・など非常に似ている。

私は年金については一市民として考えるぐらいだが、それでも、「子供を増やして年金を安定させる」というためには、日本の人口を4億人レベルまで持って行かなければならず、それはこれまでの政策や環境問題と異なること、若い人の人口が多く年配者が少ないといういわゆるピラミッド型の人口分布というのは「若い頃に死ぬ人が多い」ということを意味していて、これも日本の政策との整合性がない。

また、年金を取り扱う社会保険庁は、そのトップの顔もわからないほどテレビに出てこなかったし、その後、どうなったのかもわからない状態で進んでいる。データを見て、検討しなければならないことが多いのに、相変わらずマスコミは「一般の人」をコメンテーターに出し、ことの本質が分かりにくい。

今回の原発事故は、「地震地帯で原発を運転するときには、耐震技術とその運転方法、避難方法を日本独自で作っておく必要がある」という政策上の問題であり、それは失敗続きの日本の政策の一つとして考えるべきものと思う。原発問題を考えて、二度と再びこのようなことを起こさないためには、やはり少し検討の範囲を拡げて、その奥に潜む日本社会を考えなければならないと思う。

「takeda_20110913no.132-(6:10).mp3」をダウンロード

中部大学武田邦彦
(平成23年9月13日)