枝野・新経産相会見 大臣官房に逃げ込んだ暴言記者
新経産相に就任した枝野幸男前官房長官が12日夜、記者会見を持った。脱原発の姿勢を示したために、記者クラブの言葉狩りに遭い、辞任に追い込まれた鉢呂吉雄氏の後任とあって、さすがに枝野新大臣は慎重だった。
「原発をゼロにするのか?」という質問に、枝野氏は「これから環境エネルギー会議など国民的な議論をしてから」とかわした。再稼働に向けたストレステストについては「現状で決まっていることを(地元に)詳細に説明していく」。
筆者は「鉢呂前大臣は記者クラブの言葉狩りで辞職した。歴代、幾人もの政治家が言葉狩りで失脚している。言葉狩りが続くと政治家が国民にメッセージを発することさえできなくなるのではないか?」と質問した。
枝野氏は「前大臣のことを私が言及できる立場にない」と再びかわした。法廷で鍛えているだけあってスキがない。だが唯それだけだ。何も心に響かないのである。
原子力行政は官僚、マスコミ、財界、労働組合と刺し違えるくらいの気構えがなければ、従来の推進行政から転換できない。率直に言って枝野大臣には期待できない。
脱原発の大臣ではない枝野氏を迎えた記者クラブは、柔らかい質問に終始した。鉢呂前大臣の辞任会見で鬼の首でも取ったようにヤクザ言葉で答を迫っていた記者も、この日は無言だった。
筆者は件の記者に名刺交換を求めたが応じてもらえなかった。社名と氏名を聞いたが答えてくれない。彼はそそくさと逃げた。それも大臣官房の広報室に逃げ込んだのである。官僚ならば“身内”だから助けてくれるとでも思ったのだろうか。
「選挙で国民から選ばれた鉢呂大臣をあなたはヤクザ言葉で罵倒したんですよ。どうして自分の名前を名乗らないのです?コソコソ逃げるのですか?」。筆者はその記者に尋ねた。
彼は終始無言だ。大臣官房広報室で保護してもらえないと分かると彼はエレベータに向かった。記者室に戻ると配席表で名前が割れるからだ。
筆者がエレベータに一緒に乗り込むと、エレベータから降りて違うエレベータに乗り換えた。筆者も乗り換えた。同じ質問を続けた。自分の名前も名乗れない人間が政治家の進退を左右するようなことになったら、政治はガタガタになるからだ。
卑劣な記者は最後まで無言のままハイヤーの中に消えた。
「原発をゼロにするのか?」という質問に、枝野氏は「これから環境エネルギー会議など国民的な議論をしてから」とかわした。再稼働に向けたストレステストについては「現状で決まっていることを(地元に)詳細に説明していく」。
筆者は「鉢呂前大臣は記者クラブの言葉狩りで辞職した。歴代、幾人もの政治家が言葉狩りで失脚している。言葉狩りが続くと政治家が国民にメッセージを発することさえできなくなるのではないか?」と質問した。
枝野氏は「前大臣のことを私が言及できる立場にない」と再びかわした。法廷で鍛えているだけあってスキがない。だが唯それだけだ。何も心に響かないのである。
原子力行政は官僚、マスコミ、財界、労働組合と刺し違えるくらいの気構えがなければ、従来の推進行政から転換できない。率直に言って枝野大臣には期待できない。
脱原発の大臣ではない枝野氏を迎えた記者クラブは、柔らかい質問に終始した。鉢呂前大臣の辞任会見で鬼の首でも取ったようにヤクザ言葉で答を迫っていた記者も、この日は無言だった。
筆者は件の記者に名刺交換を求めたが応じてもらえなかった。社名と氏名を聞いたが答えてくれない。彼はそそくさと逃げた。それも大臣官房の広報室に逃げ込んだのである。官僚ならば“身内”だから助けてくれるとでも思ったのだろうか。
「選挙で国民から選ばれた鉢呂大臣をあなたはヤクザ言葉で罵倒したんですよ。どうして自分の名前を名乗らないのです?コソコソ逃げるのですか?」。筆者はその記者に尋ねた。
彼は終始無言だ。大臣官房広報室で保護してもらえないと分かると彼はエレベータに向かった。記者室に戻ると配席表で名前が割れるからだ。
筆者がエレベータに一緒に乗り込むと、エレベータから降りて違うエレベータに乗り換えた。筆者も乗り換えた。同じ質問を続けた。自分の名前も名乗れない人間が政治家の進退を左右するようなことになったら、政治はガタガタになるからだ。
卑劣な記者は最後まで無言のままハイヤーの中に消えた。
世界の孤児・日本・・・その心を探る(1)温暖化
世界の孤児・日本・・・その心を探る(1)温暖化
70年前に日本が大東亜戦争を始めたとき、国民のほとんどは戦争に賛成した。その中でも「真実」を知って賛成した人もいるが、多くの国民は偏った報道によって事実を知らず、戦争に突入したとされている。
当時、国民に事実を知らせなかったのはNHKや朝日新聞などだったが、「軍部が報道統制を行い、それに屈服した」ということになっている。しかし、この言い訳も奇妙だ。自らの職業が「事実を伝える」という報道に行ったのなら、「自己都合」、「病気」などを理由にNHKや朝日新聞を去るか、逮捕されても良いから真実を報道するかの選択をするべきだっただろう。
しかし、現実はアメリカやイギリスへの敵愾心を煽り、ドイツのヒットラーを神格化して日本は戦争に突入して敗北した。もしかするとすべての事実が国民に知らされていても、戦争になったかも知れないが、国の指導層が国民に事実を知らせなかったのだから、全責任は国の指導層にあった。
今、70年前の暗黒時代と同じようなことが行われている。言論が自由な日本だったが、現在の日本国内の情報統制は激しく、国民はほとんど事実を知らされていない。その結果、日本は世界の孤児になりつつある。誤報を流し続けているNHKや朝日新聞は誤報による国民の損害を購うことはできない。そしてもともとそんな役割を国民は期待している訳ではない。
地球温暖化の誤報がその一つである。私は温暖化は良いことだと判断しているが、社会に地球温暖化が危険であると考える人がいても良い。しかし、人を説得するのに「ウソ」を言う必要はない。最近、台風による被害が大きかったので、また「温暖化」が話題になってきたが、次のことを知っている日本人は少ない。
1) 温暖化すると南極の氷は増える、
2) 「ツバル」という珊瑚礁の島はまったく沈んでいない、3) アルプスやヒマラヤの氷河は歴史的に変化していない、
4) 日本は四方を海で囲まれているので「空気の温暖化」の影響を受けない、
5) もっともCO2を出し、大陸なので大きな被害が想定されるアメリカと中国がCO2削減をやっていない、
6) 京都議定書を守り、実質的にCO2を削減しようとしているのは日本一カ国である。
機会があって、私がこのことを説明すると驚く人が多い。なぜ、NHKや朝日新聞は誤報を続けたのだろうか? 良心的な人はウソをつかないから、このようなウソを良心的についたということはないのは当然だ。良心的ではないとすると、利権、利得などしか考えられない。巨大な報道機関ということを利用して、ウソを連発するとなると戦前と変わらないように思う。
また、温暖化で何が起こるかということについても、最初の「海水面が上がる」がウソとわかると、次々と温暖化の影響を変えてきた。「マラリアが増える」、「台風が増える」、「農作物が減産する」、「ブロイラーの生産量が減る」・・・一つ、否定されると、また新たな影響を出してくるということが続いた。
NHKや朝日新聞を素朴に信じている人が可哀想だ。なにしろ英語で報道される外電や基礎的データを見ないと真実がわからないようになってしまった。
・・・・・・・・・
世界の4%しかCO2を出さず、海洋国家で温暖化の影響を受けない日本が、「世界の環境を守ろう!」と叫んで子供のように突き進んでいく姿に世界の人は日本人に対して奇妙ささえ感じている。世界の政治はまだ「世界の環境」などという段階にはなく、「温暖化を唱えてアジア諸国の発展を押さえ込み、原子力を進めよう」などという作戦があるこはごく当然のことだからだ。
「原発事故で苦しむ福島の人を助けるのには、除染して被曝を減らして健康を守り、産業の打撃を補償して助けるのが当たり前だが、除染はせず、補償金は出さず、ただ福島の子供たちの被曝と、全国に放射線を拡げることで「子供を被曝させることによって、痛みを分け合う」というのでは奇妙な民族と思われても仕方が無い。
私は外国の人が言うことをあまり重視したくはないのだが、戦争に負けて日本が占領されたとき、占領軍司令官だったダグラス・マッカーサーが「日本人の精神年齢は12歳だ」と言ったことを思い出す。こんなことを思い出すだけでイヤだが、仕方が無い。
地球温暖化騒動や最近の大震災と原発事故を見ると、残念ながらこの言葉を思い出す。私たちは民主主義を信じ、事実を直視する大人になることはできないのだろうか? そんなことで次世代の子供を守ることができるのだろうか?
中部大学武田邦彦
(平成23年9月12日)
70年前に日本が大東亜戦争を始めたとき、国民のほとんどは戦争に賛成した。その中でも「真実」を知って賛成した人もいるが、多くの国民は偏った報道によって事実を知らず、戦争に突入したとされている。
当時、国民に事実を知らせなかったのはNHKや朝日新聞などだったが、「軍部が報道統制を行い、それに屈服した」ということになっている。しかし、この言い訳も奇妙だ。自らの職業が「事実を伝える」という報道に行ったのなら、「自己都合」、「病気」などを理由にNHKや朝日新聞を去るか、逮捕されても良いから真実を報道するかの選択をするべきだっただろう。
しかし、現実はアメリカやイギリスへの敵愾心を煽り、ドイツのヒットラーを神格化して日本は戦争に突入して敗北した。もしかするとすべての事実が国民に知らされていても、戦争になったかも知れないが、国の指導層が国民に事実を知らせなかったのだから、全責任は国の指導層にあった。
今、70年前の暗黒時代と同じようなことが行われている。言論が自由な日本だったが、現在の日本国内の情報統制は激しく、国民はほとんど事実を知らされていない。その結果、日本は世界の孤児になりつつある。誤報を流し続けているNHKや朝日新聞は誤報による国民の損害を購うことはできない。そしてもともとそんな役割を国民は期待している訳ではない。
地球温暖化の誤報がその一つである。私は温暖化は良いことだと判断しているが、社会に地球温暖化が危険であると考える人がいても良い。しかし、人を説得するのに「ウソ」を言う必要はない。最近、台風による被害が大きかったので、また「温暖化」が話題になってきたが、次のことを知っている日本人は少ない。
1) 温暖化すると南極の氷は増える、
2) 「ツバル」という珊瑚礁の島はまったく沈んでいない、3) アルプスやヒマラヤの氷河は歴史的に変化していない、
4) 日本は四方を海で囲まれているので「空気の温暖化」の影響を受けない、
5) もっともCO2を出し、大陸なので大きな被害が想定されるアメリカと中国がCO2削減をやっていない、
6) 京都議定書を守り、実質的にCO2を削減しようとしているのは日本一カ国である。
機会があって、私がこのことを説明すると驚く人が多い。なぜ、NHKや朝日新聞は誤報を続けたのだろうか? 良心的な人はウソをつかないから、このようなウソを良心的についたということはないのは当然だ。良心的ではないとすると、利権、利得などしか考えられない。巨大な報道機関ということを利用して、ウソを連発するとなると戦前と変わらないように思う。
また、温暖化で何が起こるかということについても、最初の「海水面が上がる」がウソとわかると、次々と温暖化の影響を変えてきた。「マラリアが増える」、「台風が増える」、「農作物が減産する」、「ブロイラーの生産量が減る」・・・一つ、否定されると、また新たな影響を出してくるということが続いた。
NHKや朝日新聞を素朴に信じている人が可哀想だ。なにしろ英語で報道される外電や基礎的データを見ないと真実がわからないようになってしまった。
・・・・・・・・・
世界の4%しかCO2を出さず、海洋国家で温暖化の影響を受けない日本が、「世界の環境を守ろう!」と叫んで子供のように突き進んでいく姿に世界の人は日本人に対して奇妙ささえ感じている。世界の政治はまだ「世界の環境」などという段階にはなく、「温暖化を唱えてアジア諸国の発展を押さえ込み、原子力を進めよう」などという作戦があるこはごく当然のことだからだ。
「原発事故で苦しむ福島の人を助けるのには、除染して被曝を減らして健康を守り、産業の打撃を補償して助けるのが当たり前だが、除染はせず、補償金は出さず、ただ福島の子供たちの被曝と、全国に放射線を拡げることで「子供を被曝させることによって、痛みを分け合う」というのでは奇妙な民族と思われても仕方が無い。
私は外国の人が言うことをあまり重視したくはないのだが、戦争に負けて日本が占領されたとき、占領軍司令官だったダグラス・マッカーサーが「日本人の精神年齢は12歳だ」と言ったことを思い出す。こんなことを思い出すだけでイヤだが、仕方が無い。
地球温暖化騒動や最近の大震災と原発事故を見ると、残念ながらこの言葉を思い出す。私たちは民主主義を信じ、事実を直視する大人になることはできないのだろうか? そんなことで次世代の子供を守ることができるのだろうか?
中部大学武田邦彦
(平成23年9月12日)
【よびかけ】2提言に関する専門家・自治体への呼びかけ
【よびかけ】2提言に関する専門家・自治体への呼びかけ
ブログで2つの提言をしましたが、問題は「議論」がないことです。週刊新潮には「武田は1年1ミリシーベルト男」と名指しされ、そこには多くの専門家が私に反論を加えています。そこで放送局と書籍関係者に仲介をお願いしてきましたが、うまくいかないので直接、呼びかけを行います。
今、被曝している人を少しでも助けるため、是非、対談に応じてください。(音声で呼びかけます)
「takeda_20110911no.132-(6:08).mp3」をダウンロード
中部大学武田邦彦
(平成23年9月11日)
ブログで2つの提言をしましたが、問題は「議論」がないことです。週刊新潮には「武田は1年1ミリシーベルト男」と名指しされ、そこには多くの専門家が私に反論を加えています。そこで放送局と書籍関係者に仲介をお願いしてきましたが、うまくいかないので直接、呼びかけを行います。
今、被曝している人を少しでも助けるため、是非、対談に応じてください。(音声で呼びかけます)
「takeda_20110911no.132-(6:08).mp3」をダウンロード
中部大学武田邦彦
(平成23年9月11日)