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東京電力の改革案を提唱した古賀茂明さんに退職準備指示。枝野経産相

東京電力の改革案を提唱したため経済産業省で仕事を与えられず幽閉されている骨太の官僚、古賀茂明さんに、枝野経産大臣が退職準備の指示を出しました。

枝野幸男氏に改革の意思はないのか

古賀茂明さんの知人である企業経営者によれば、古賀さんは昨日、枝野新経産大臣に「このまま仕事を与えてもらえないなら、月内に退職する」との趣旨のメールを出した。これに対し本日15日、枝野大臣から間接的に「退職手続きを進めるように」という通告がなされたとのことです。

先日は橋下徹大阪府知事の率いる「大阪維新の会」から「大阪府知事」への出馬を打診された古賀茂明氏ですが大阪府知事への立候補は断ったと報じられています。今後についてどうするかは、まだわからないと本人は述べているそうです。

企業再生や公務員改革に取り組み、さらには原発事故後いちはやく東電再生案「古賀プラン」を提示した古賀氏を就任早々切り捨てる枝野幸男経済産業相。わずか数日で官僚に取り込まれ、はやくも改革の意思のないところを見せつけたかっこうです。

正義が負ける、今の日本

それにしても、「どうか仕事を与えてください」という部下に「職務を与えない」とは一体どういうことなんでしょうか。公務員改革と電力改革は今、もっともわたしたちが注目している政治的な課題のひとつでもあります。その課題に対する答えを提示できないばかりではなく、そのために活躍する人材を冷遇するとは。人事は政治家が官僚に対して行使できる最大の権限ですが、それを行使できずに、なにをしようというのでしょうか。朝霞の公務員宿舎問題に代表される「事業仕分けが実は無意味だった」という問題とあわせて、枝野大臣には一体なにを考えているのか公の場で説明して欲しいものです。

人の命に関係していることに著作権はあるのか?

人の命に関係していることに著作権はあるのか?

若い頃、最初の特許をとるときに特許権というのを勉強し、たしか19世紀と記憶していますが、イギリスで特許権がどのような思想のもとでできたかを知りました。また50歳頃、本を出すようになって今度は著作権を勉強し、法令の解説本や最高裁の判例などを勉強しました。

そんな私にとっては、今の日本で言われているように「特許権」や「著作権」などのいわゆる「知的所有権」は絶対的ではなく、発明した人や作品を残した人が「一時的に、生活を守るために」社会から特定の権利を貰うように理解しています。

また、当然のことですが、特許権も著作権も「その人の創造物」ですから、単にたとえば実験した結果を整理したものやこの世にある風景を映像化したものではダメで、「その人でなければ創造できないもの」を保護するという意味です。

たとえば特許では「思いがけなく」とか「予想外に」ということが必要ですし、本の著作権では、著者の頭の中の創造物だけが尊重され、単に事実を整理したものには著作権はないと解釈されているようです。わたしの分野では実験データを単にグラフにした(たとえば既存のグラフのソフトを使って作った)というものは著作権がなく、その論文の中に書かれている考察などで創造性のある箇所だけに著作権が及ぶと解釈されます。

その点では裁判の判決や理論的な考察より、社会的に認識されている知的所有権の方が過度に権利を強くしているように思います。たとえば芸術性が問題の場合、鮮明ではないコピーに著作権があるかは疑問で、判決を見ますと著作権は否定されているようです。

また、私自身の著作について、著作内容の99%は「これまでに自分が習った物」であり、私の「創造」と思われる部分は「1%もあれば良い方」と感じられるので、あまり著作権を主張しません。

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ところで今回はこのような一般的な知的財産権ではなく、福島原発事故のように「人の健康や命の関係する情報」に関しても著作権が適応されるのかということです。私が今まで勉強した範囲では知的財産権というのは社会の中でそれが有効に使用される場合、その代償として与えられるものですので、速報性のあるものや、公共性の高いものにあまり過度に知的財産権を主張すると「知る権利」との関係が問題になるでしょう。

たとえば、マスコミが「記者クラブ」という閉鎖的な社会を作りそこで得た情報について知的財産権を主張して多くの人が政府の重要な発信を知り得ないとしたら、それは知的財産権の乱用になる可能性もあります。さらにそれが「一刻も早く多くの人が知らなければならない健康や命に関する情報」の場合、独占が許されるのかについても議論が必要です。いろいろ考えることがあります。

今回、私は健康や命に関係することで、芸術性は問題にならないものについては速報性という点で作成した方にご了解を得ていないものもあります。また最初の発信もとが「国や自治体」のような場合、それを納税者が使用する場合、知的財産としての制限はつかないと解釈しています。

総じて、知的財産権の問題は、権利の所有者の方だけが声が大きく、それを利用する側の権利をあまり考慮していないようにおもいます。日本のテレビで放映されたものがネットに出た場合、すでに放映されているので、特殊な使い方をしなければネット上の映像に制限を設けない方が良いと思いますし、特にNHKのように視聴率をとっているところは営利を求めている訳でもないので、ネットの動画を消すという日本独自の制限は早めに止めるべきと思っています。

中部大学武田邦彦
(平成23年9月15日)

【チカン冤罪】 市民運動家はこうして逮捕された~実名報道・前編

【チカン冤罪】 市民運動家はこうして逮捕された~実名報道・前編

 サイバー時代の治安維持法と言われる「PC監視法」勉強会からの帰り道、“事件”は起きた。矢野健一郎さん(実名=有機農産品販売業・43歳)は、「脱原発デモ」や「記者クラブ解体デモ」などでリーダー役を務める熱心な市民運動家だ。PC監視法案の成立が目前に迫る6月、法案に反対して国会前で座り込む矢野さんの姿があった。
 座り込みの余韻も冷めやらぬ6月15日夕、渋谷の道玄坂を登り切った所にある出版社の会議室で「PC監視法」の勉強会は開かれた。
 2時間ほどの勉強会がお開きとなった後、矢野さんは勉強会参加者と共に近くの居酒屋『天狗』の暖簾をくぐった。日本酒2合、チューハイ3杯、ワイン1杯を飲んだ。矢野さんは飲み足りず、井の頭線ガード下の焼き鳥屋へ。チューハイ2杯を口にした。酒豪で鳴る矢野さんにとっては適量未満である。意識もはっきりしていた。
 焼き鳥屋を出ると井の頭線に乗り帰路についた。明大前で京王線に乗り換える。八王子方面に向かう準急で、矢野さんが乗ったのは先頭から3両目の車両だ。車内はやや混雑していたため、矢野さんは立っていた。
 列車が千歳烏山駅にさしかかる時だった。矢野さんは20代後半の女性に後ろからいきなり腕をつかまれた。「アンタ、触ったでしょ」、女性は車内に響き渡るような声をあげた。
 矢野さんは腕をつかまれたまま、千歳烏山駅のホームに降ろされた。列車を降りるや、女性は「この人チカンです」とよく通る声で告げた。数秒もしないうちに男3人、女1人(腕をつかんだ女性除く)が矢野さんを取り囲んだ。
 ひとりの男が「どうしました?」とわざとらしく尋ねた。別の男が駅員を呼びに走った。駆け付けた駅員は「事務所に行きましょう」。事務所に行ったらお終い、と知っていた矢野さんは拒否。
 駅員が女性に「警察を呼びましょうか?」と聞くと、女性は「呼んで下さい」と用意していたかのように間髪を入れずに答えた。10分後に警視庁のパトカー2台が到着。矢野さんの戦いが始まった……
(つづく)