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RSウイルス感染、大流行のおそれ

RSウイルス感染、大流行のおそれ

風邪のような症状から転じて肺炎など重症化することもある「RSウイルス」に感染する人が増えている。専門家は、過去最大級の流行になるおそれがあるとして注意を呼びかけている。
国立感染症研究所が9月18日までの1週間に全国の定点観測医療機関から報告を受けたRSウイルスの感染者数は1414人と、通常の年の2倍となった。国立感染症研究所は「今後、冬に向けて感染が拡大するので、過去最大級の流行になるおそれがある」と注意を呼びかけている。
初期症状は発熱や鼻水など風邪に似ているが、熱が下がった後もせきが続き、さらに悪化すると気管支炎や肺炎などを引き起こすおそれがある。
毎年2万人程度が入院しており、重症化しやすいのは初めてRSウイルスに感染する0歳から2歳までの子供や、心臓病など基礎疾患がある子供で、大人や小学生などは免疫があることなどから重症化しにくいという。
RSウイルスは、せきやくしゃみなどでうつり、ウイルスそのものを撃退する薬はなく、国立感染症研究所は手洗いを徹底して予防するよう呼びかけている。

秋に歩行者の交通事故が多い理由

秋に歩行者の交通事故が多い理由

秋は交通事故が多いのですが、その一つの理由は行楽などが増えて、運動会などで少し浮かれてしまうとも言われています。

人間は「変化」に弱いところがありますが、たとえば「臭い」がその典型的なものの一つです。ほとんど臭いの無いところで生活していますと、少しの臭いでも気がつくけれど、強い臭いに慣れてしまうと判らなくなります。このように人間の五感は特に「現状追認型」で、すぐ現状に合わせてしまいますし、また「変化を嫌う」という性質もあるようです。

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このような人間の五感の特徴が被害につながることもあります。その一つが秋に多く発生する交通事故です。人間の目は明るさの変化に弱く、日が落ちて薄暗くなる時に瞳孔が追従できません。たとえば6月、7月はドンドン日が長くなってくるので、暗さに慣れていた目はかなり暗くならないと「暗い」とは感じられません。

6月、7月の交通事故のピークは相当暗くなった8時頃ですが、10月から12月は明るい季節から暗い季節へ変化するので、目は明るい方が得意になっていて、日も短くなるので交通事故のピークは5時ごろにずれます。

5時というと、時間帯としては帰宅時間です。歩行者は家路に急ぎ、車の運転手は人がよく見えないということになります。つまり、6月、7月は5時頃はドライバーが歩行者をよく見えるので交通事故は少なく、8時頃に見えにくくなると、すでにこの頃には歩行者が少ないというわけです。

10月から12月は死亡事故が1時間に600人にも達するけれど、6月、7月はピークと言っても200人ですから、3分の1ほどになっています。

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交通事故死を減らすということを考えるとき、車道と歩道を分けたり、ガードレールなどを改善すること、交通道徳を教育すること、それにGPCなどを駆使して飛び出してくる子供を察知することなどがありますが、もう一つ、このように人間の特徴を考えて減らす方法もあるでしょう。

たとえば、10月から12月は5時頃に退勤にならないように工夫するなどです。「電力を節約するために夏時間」というのは「経済で人の生活を左右する」ということになりますが、そのような考えではなく「人の命を守るために勤務時間を変える」とか「10月から12月は4時頃からヘッドライトを点灯するなどの方法が有効かも知れません。

「takeda_20110929no.178-(4:36).mp3」をダウンロード

中部大学武田邦彦
(平成23年9月29日)

魚介類と土の汚染・・・どのぐらいか?

魚介類と土の汚染・・・どのぐらいか?

魚の汚染を見ていますが、5月まではヨウ素が中心、それ以後はヨウ素の半減期が短いので、セシウムの汚染が進んでいます。やはり魚は「どこの魚、なんの魚」というのは必ずしも一律に言えないようです。そこで、6月以後で「20ベクレルを超える値が観測された魚と100ベクレルを超えるかなりの汚染が見られた魚」の二つをリストアップしてみました。

【100ベクレルを超えた魚など】

カタクチイワシ、マダラ、ヒラメ、カレイ(マコガレイ)、アラメ、アイナメ、シラス、アナゴ、ミズダコ、イカ、アワビ、イワナ、(特に1000以上)ヤマメ、ウグイ、アユ、ホッキガイ、ムラサキウニ

【20ベクレルを超えた魚など】

サバ、サンマ、スズキ、シラス、イワガキ、ウグイ、ニジマス、ウナギ、

(4月5月に汚染されていた魚)

サバ(マサバ、ゴマサバ)、イワシ(カタクチイワシ)、アイナメ、シラウオ、

特に高い(たとえば1000ベクレル以上)のもの

ワカメ、コンブ、コウナゴ、イカナゴ、

【20ベクレルを超えた魚など】

アナゴ、カレイ、チョウセンハマグリ、アサリ、ナマコ、シジミヤマトシジミ)、

地域は北海道の太平洋側、青森の太平洋側、岩手、宮城、福島、茨城、神奈川、静岡です。

ベクレルの値はいずれも1キログラムあたりで、この数値を100で割るとおおよそ1年間のミリシーベルトの内部被曝になります。つまり20ベクレルなら0.2ミリシーベルト、100ベクレルなら1ミリシーベルトです。私の計算方法ですから(このブログに解説をしてあります)、他の食材の汚染も考慮しています。

【結論】

魚屋さんの店頭や、ニュースで毎日のように報道されない場合は、上記の魚は食べない方が良いでしょう。国の暫定基準は食材だけ、セシウムだけで5ミリシーベルトですから、それに空間からや土ホコリを考えるとかなり高くなってしまうからです。

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笠間市の土の汚染について、以下のような情報を寄せていただきました。笠間市以外の茨城県の土壌汚染も公開されています。笠間市の結果について「どのぐらいの量か」を考えたいとおもいます。他の地域でも参考になります。

「笠間市はセシウム134とセシウム137の合算で 45000ベクレル/㎡となっています。この数字をどう考えるべきでしょうか?

県内においても非常に高い数値です。でも、ほとんどの住民はこの数字を重くみないでしょう。」

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(注)計算の前提として、この値が「1平方メートルあたりであって、1キログラムあたりではない」ことを確認する必要があります。空間線量から見ると低いので、お手数ですがどのような方法で測定したかを市に問い合わせてください。

法律(国の規則なども含む)では、セシウム(134や137)は1グラムあたり1000ベクレル以上になると「放射性物質」になって普通の人は取り扱えないようになっています。

笠間市の場合、1平方メートルあたりですから、これをグラムに直す必要がありますが、汚染1年目なのでチェルノブイリの経験(20年で20センチの深さに到達)によると平均して地表から5ミリ(0.5センチ)になっています。

従って、1平方メートル=10000平方センチですから、これに深さ0.5センチをかけると5000立方センチ=約2500グラム(表土の平均比重は0.5ぐらいだから)になります。

観測された45000ベクレルを2500グラムで割りますと、1グラムあたり18ベクレルで放射性物質には当たらないことになります。一安心です。

でも、この結果は考えさせられます。まず第一には、つまり日常生活では「自分の住む周りに「放射性物質かどうか?」と考えるようなものはまったく存在しません。また、土壌を採取して重量を量り、ベクレルを測定するので、「グラムあたり」になるのですが、測定方法がハッキリしないという点があります。

第二には、自治体が測定結果を出すのは進歩なのですが、その結果を法律に照らして安心できるかどうかを数値を示して説明することがいります。これができないのは、福島原発事故以来「安全だ」と言っているのが法律違反の数値ですから、本来、法律をまもる立場の自治体としては恥ずかしくて口に出せないのでしょう(前に言ったことと矛盾するのでそれを追及されるからというのが本当と思いますが)。

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今後、どこかで土壌の汚染がでたら、

{1平方メートルあたりのベクレル}÷2500

が100に近づいたら警戒し、1000を超えたら直ちに標識をたてて人の出入りを禁止する必要があります。また1キログラムあたりで数値が出ている場合は、セシウムの場合、134と137を合算した量が1000を超えると、放射性物質ですから、100ぐらいから要警戒です。

中部大学武田邦彦
(23年9月29日)