あなたの保険大丈夫ですか?将来の年金支給額知ってますか?直ぐに計算出来ますよ -175ページ目

【要塞勝俣屋敷】 警察がハンスト青年に「テント撤去の警告」

tanakaryusaku

 原発事故に対する東電の不誠実な対応に抗議して勝俣恒久会長邸近く(新宿区左門町)の公園でハンストに入った青年がテントを張ったところ、警察から「畳んで下さい」と警告された。
 30日午前0時から東電・勝俣会長邸前でハンストに入った山口祐二郎さん(26歳・雑誌ライター)は、警察の強引で狡猾な説得により近くの左門町公園に移動した。
 渋る山口さんへの説得にあたって警察はこんなことを言っていた―「この寒空の下、あなたの人命のことを考えて私たちは保護しなければならない」。
 それから約2時間後(午前3時)、「脱原発ツイッターデモ」で知り合った友人からテントを提供された。
 山口さんによれば、きょう未明の段階で私服刑事は「夜の間はテントを広げても構わない。明るくなったら畳んでくれ」と話していた。
 ところが夕方5時、別の警察官が来て「テントを畳むように」と警告したのである。「新宿区の条例に違反する」との理由からだ。真冬の5時と言えば夜の帳が降り切っている。山口さんを公園に移動させた未明の見解とは矛盾しているではないか。
 勝俣邸から移動させる時は、さも山口さんの健康に配慮したようなことを言いながら、公園に移ったら、今度はテントを使わせない。吹き付ける寒風は体温を奪う。寒風から身を守るテントの撤去は、人命に関わる。
 警察の妨害にもめげず山口さんは30日、3度勝俣邸前に“出撃”した。支援者10数人と共にシュプレヒコールをあげた。「勝俣出てこい」「ちゃんと補償しろ」…

  
 ◇
警察にテントを撤去させられても、山口さんはハンストを続行します。寒さをしのぐための寝袋の貸与をお待ちしております。

【要塞勝俣屋敷】 青年が抗議のハンスト「警察は何でここを守ってるんですか?」

tanakaryusaku

 放射能を浴びせられ、あげくに電気料金と消費税を上げられる。東電から踏んだり蹴ったりにされても、国民は抗うことができない。あきらめムードが漂うなか26歳の青年が立ち上がった。東電・勝俣恒久会長邸前(新宿区左門町)で30日午前0時、抗議のハンストに入ったのだ。
 青年は山口祐二郎さん(都内在住・ライター)。民族派右翼の統一戦線義勇軍のメンバーでもある。ハンストを決行する理由は「原発事故の被害が甚大なのに東電は何も対応しない」との憤りからだ。
 「30日、午前0時からハンストに入る」と山口さんがツイートしていたこともあり、勝俣会長邸につながる路地の入口には警察官が待ち構えていた。
 ボディチェック、荷物検査を受け勝俣会長邸前に着くと、山口さんを四谷警察署の制服警察官と私服刑事約10人が取り囲んだ。
 四谷署の当直司令は、なだめたりすかしたりして山口さんに、勝俣邸前でのハンストを思い留まらせようとした――「ここで座ったり、寝たりすると道路交通法違反になりますから」「この辺は民家も多いですし、交通も多い」「あなたがここで倒れて救急車を呼ぶようなことになったらどうするんですか」…
 山口さんは「立ってるだけですから」などと答え、譲らなかった。

 押し問答が続いた。45分間。すると警察の本音が出た。近くの「左門町公園に移って欲しい」というのだ。山口さんは警察の強引な説得により渋々「左門町公園」に移った。左門町公園から勝俣邸に通いながらハンストを続ける。
 「何でここを守ってるんですか?」山口さんが幾度も尋ねたが、警察は何も答えなかった。「勝俣邸前で倒れられるのは困るが、公園だったらいい」と言うのだろうか。
 寒気団の影響で早朝は氷点下にまで冷え込むなか、山口さんはテントも持たずにハンストを続ける。健康が気にかかる。

 ◇
テントをお持ちの方は山口さんに貸して頂けませんでしょうか。左門町公園(新宿区)がベースです。

「これでは年越せない」 福島の母たちを寒風に立たす東電の非情

tanakaryusaku

 今日28日は世間で言う御用納めだ。だが原発事故で子供たちを被曝させられた福島の母親たちの怒りは、年が終わるからと言って収まりがつくわけではない。「廃炉や避難の補償」などを求めて東京電力本店(内幸町)に交渉を求めたが、東電側は玄関先で対応するに留まった。
 朝6時福島市を貸切バスで出発した「原発いらない 福島の女たち」は、正午前、東京に到着。事前了承(アポ)を得ての訪問だったため、取締役レベルとの交渉に臨む構えだった。
 だが、建物の中にも入れてもらえず、対応したのは原子力損害センターのヒラ社員だった。東電は当初、女性たちが正門の内側に入ることも拒否した。門前払いである。「入れろ」「だめ」の押し問答がしばらく続いた。
 だが、「アポも取っているのにどうして話を聞いてもらえないんですか」。女性たちの懸命の訴えの前に、東電は2人一組に限って正門の内側に入ることを認めた。一組ずつ正門の内側に入って、東電原子力損害センターのヒラ社員の前で要請文を読み上げていった。10数組すべてが入り終えるのには、1時間半近くを必要とした。
 郡山市から駆け付けた蛇石郁子さんは「子供たちへ心からの謝罪と脱原発を求める要望」と題して次のように訴えた―「外で遊ぶこともできず、夏でも長袖とマスクを着用しなければならない。草花にも触れない…(中略)…普通の生活を返して下さい」。

 福島市の佐々木慶子さんの言葉が東電の非情な対応をよく指摘していた―「福島の女たちはこのままでは年を越せない。私たちは過激派でも暴力団でもない。静かな所で迎えて頂きたかった。寒空の下、お部屋で迎えて頂きたかった」。
 これに対して東電原子力損害センターのアイダ氏は「特別警備態勢のなか会社としての判断」とかわした。
 電力政策に影響力のある自民党議員や民主党議員の仲介を得た農協、漁協などは本館の応接室に招き入れられ、取締役が対応する。あまりに対照的だ。

 車道を挟んだ反対側の歩道上では首都圏から足を運んだ女性たちが声援を送った。俳優の山本太郎さんも仕事の合間を縫って応援に駆け付けた。
 山本さんは庶民を見下ろすような東電の巨大ビルに向かって叫んだ―「せめて自主避難者に補償だけでもして下さい。あなた達がバラ撒いた放射能なのに、住民が除染しなければならないのですか?私たちはあきらめませんよ。あきらめて喜ぶのは東電と国家だけですから」。
 埼玉県在住の女性は、子供(6歳、8歳)の手を引いて東電まで抗議の声を挙げに来た。「10年後、20年後の子供の健康が一番心配。子供が大きくなった時に『どうしてお母さん、何もしてくれなかったの?』と言われて謝るだけの親になりたくない」。
 埼玉県の女性は母親として、山本太郎さんは一庶民として、ごく当たり前のことを話しているに過ぎない。世間の常識が通用しない東京電力は、政府を巻き込んでウヤムヤ解決で幕引きを図るつもりだ。「これでは年が越せない」。福島の母親たちの呻き声が、除夜の鐘の音を掻き消す。