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何故だか分からない

今日会社の前でタバコを吸っていたら

目の前に幼稚園のスクールバスが停まった。

中から幼稚園児の少女がじっとこちらを凝視していた。

目が合い思わず私は目を伏せてしまった…

何故だから分からない。

いつの間にかにやましい大人になってしまったのか?

ふと考えてしまった

専門家が立ち上がって欲しい(3) エンジニアの信念

専門家が立ち上がって欲しい(3) エンジニアの信念

エンジニアは自らの技術を愛する。それ故に産みだした技術が社会に悪い影響を与えた場合、「自分を守ること」より「自分の不甲斐なさ」、「神聖な技術に対して許し難いことをした」という感情が先立つはずである。それは工学が「社会の福利」を目的としているからでもある.

2011年の福島原発事故はどう見ても「原子力技術の恥」である。理由はともかく「技術の恥」であることは間違いなく、これまで培ってきた「日本の技術の信頼性」を原子力分野で著しく損なったことは間違いない。

現在(2012年3月)で「原発は安全だ」という「原子力の技術者」はいるはずがない。その意味で「大飯原発3号機4号機の安全審査」をした原子力エンジニアが「安全だ」という判断をしたのは到底、信じられない。

個別には地震の加速度の問題、海水面の上昇と浸水の設計などまったく未検討であるが、その前に「10万年に1度以下の確率」とされた「大規模爆発」を起こしたのに、その1年後に原発を再開できるはずも無いからである。

私が不思議なのは、原発に関係する科学者やエンジニア、日本原子力学会、原子力関係団体、電力会社がなぜ一斉に国民に謝り、被曝者の救援活動を行い、原発の活動を自粛し、事故原因について透明で明確な研究会を繰り返し行い、国民に原発の実情を明らかにすることを、なぜしないのか?それが全く理解できない。

むしろ、あれほどの事故を起こしても、まるで「心配する方がおかしい」、「もともと原発は安全だ」といっているように感じられる。かく言う私は原発の事故の原因が人災にあったこと、隠し事が多かったことなどを発言したり、出版したりしたことで原子力村からは「村八分」にあっているが、どうも今まで一緒にやってきたエンジニアの気持ちが理解できない。私が少数派なのだ。

確かに原子力のエンジニアは原子力で職を得、お金をもらってきた。でも、あれほどの事故を起こしたら、職を辞し、名誉を投げ捨てなければならない。我々は結果的に「ウソをつき、甚大な被害を与えた」のだから。

私は中部大学での講義の最後に、「君たちもエンジニアになり、やがて「儲けか、社会の正義か」を問われることになる。その時にはエンジニアの魂を大切にして、儲けを捨てて正義について欲しい」と希望を述べます。

原子力のエンジニア、日本原子力学会は社会にでて自分の不明を詫び、自分が得られる最大の情報を被害を受けた人に提供して欲しい。「反原発」の人が提供するのではない。これまで「原発を支えてきたエンジニア」こそが情報を提供しなければならない。いっこくも早くそうしてほしい。私たちエンジニアには崇高な使命があるのだから。





中部大学武田邦彦
(平成24年3月5日)

「takeda_20120307no.447-(7:16).mp3」をダウンロード

緊急警告! 埼玉県は憲法違反。原子力基本法違反。放射性焼却灰を持ち出す

緊急警告! 埼玉県は憲法違反。原子力基本法違反。放射性焼却灰を持ち出す

埼玉県はこの現代においてまだ「お殿様」がいるらしい。汚染された焼却灰を「どこかに引き取ってもらう」ことが決まったが、どこが引き取るのかは「県民はバカだから風評被害がでる」ということで公表しないことを公言した。

発表は「最終処分場」だそうだが、1キロ1万ベクレルを超えるものもあり、法律違反だから場所が判れば告発できる。どうせ、犯罪行為をするくらいの埼玉県だから引取先はセメント会社かも知れない。そうすると、これから日本のセメントを使って家は造れなくなる。

・・・・・・・・・

日本は民主主義国家である。だから憲法で「知る権利」を明言している。

【日本国憲法の前文(抜粋)】

・・・ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び 詔勅を排除する。・・・

埼玉県は殿様ではなく、「国民の厳粛な信託」によるものであり、それに反する行為は一切認められない。国民の健康に関係する「汚染された焼却灰」を「俺たち(埼玉県官吏)は偉いが、県民はバカだから知らせるわけにはいかない」というのは憲法違反なのだ。

それに法律にも違反する。第一に、原子力基本法は「民主・自主・公開」を原子力を実施する上での大原則としており、民主的でもなく、自主的でもなく、公開もしないという行為は許されない。

さらに、被曝に関する法律・規則、たとえば放射線障害防止規則は事故後の2011年10月に改正されているが、そこにはセシウムで1キロ1万ベクレル以上の物を「放射性物質」と規定している。

[カメラBandicam_20120307_145708220]

そして、このような放射性物質は許可をえて特定の施設で行わなければならない。こんなことを「秘密裡」で行えば普通は逮捕である。具体的には2011年8月に14歳の少年が放射性物質を不適当に取り扱った(キーホルダーの蛍光塗料)として書類送検している。埼玉県は逮捕されなければならない。

[カメラBandicam_20120307_145848938]

埼玉県は政府が1キロ10万ベクレルという基準を出しているから1万ベクレルを超えても良いと判断しているが、県民を守るということを第一に考える県政をするなら、2011年10月(昨年10月)に改正された国民を被曝から守る規則(厚生労働省)を重視するだろう。以下の例は単なる一例だが、こんなに放射性物質が多いものを埼玉県が勝手に移動することはできない。「真面目にやれ」という程度を越えている。

[カメラBandicam_20120307_151259705]

埼玉県という組織はすでに「公的組織」ではない。だから税金を払う必要も、命令を聞く必要も無い。なにしろ憲法、原子力基本法、被曝に関する規則をすべて破っているのだから。

埼玉の人が直ちに声を上げ、行動することを期待する。瓦礫処理がダメなのは




中部大学武田邦彦
(平成24年3月7日)

「takeda_20120307no.446-(6:45).mp3」をダウンロード