「はじめての認知療法」P.188より:
後ろ向きのスキーマには、いくつかの特徴があります。第一に、非現実的で人間性を無視したものになっています。
第二に、極端で柔軟性がなく、融通がききません。
第三に、行動を妨げたり失敗の原因になったりしています。
第四に、そのスキーマどおりに行動できないと気持ちが動揺してしまいます。
第五に、否定的なスキーマは無条件に受け入れられてしまっています。
こうした弊害が出てきているときに、スキーマを上手に切り換えることができれば、つらい気持ちが楽になり、ストレスへの抵抗力が高まり、再発リスクが減少することになります。