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半兵衛のブログ

映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

「 THE BATMAN-ザ・バットマン- 」は2022年3月11日に日本で上映が開始されました。

 

監督 : マット・リーヴス

脚本 : マット・リーヴス / ピーター・クレイグ

原作 : DCコミック

出演 : ロバート・パティンソン / ゾーイ・クラヴィッツ 他

上映時間 : 175分

 

ロッテン・トマト評価  批評家85% オーディエンス89%

半兵衛の評価:90点

おすすめ度 ★★★★☆ 

お子様おすすめ度 : 違いがわかる大人になったら見てほしい作品。

 

<ストーリー>

ブルース・ウェインがバットマンとして活動を始めた2年目の物語。ゴッサムシティはどうしようもないほど荒れていた。麻薬組織が暗躍し、検事や警察官までもが悪の手先となる中、一人では無理と分かりながらもバットマンとして悪に立ち向かってゆく。 幼い頃、両親を亡くした復讐心が今もブルースの心の中に渦巻いている。

 

 

◆新しいリブート作品

まず、おさえておきたいのは、今までのバットマンシリーズとは違うリブートされた作品です。ですので、ノーラン監督の「ダークナイト・トリロジー3部作」や、ホアキン・フェニックスの「ジョーカー」、「ジャスティス・リーグ」等とは区別してください。 この作品はお子様向けのバットマンではなく、大人向けのバットマンです。 監督は猿の惑星(新世紀・聖戦記)やクローバーフィールドのマット・リーヴス。

 

◆ロバート・パティンソン

新しいバットマンは歴代ケツアゴの役者さんが演じてきましたが、設定がバットマンとなってから2年目のルーキーですので、若い俳優のロバート・パティンソンさんが演じています。 彼はティファかエアリスかを熱弁するほど、ファイナルファンタジーⅦの大ファンですので、意外と親しみを感じます。 代表作は「トワイライト」「TENET テネット」など、テネットでは、ダークナイト・トリロジー3部作のクリストファー・ノーラン監督とも仕事をしています。

 

◆3時間に及ぶ大作

上映時間がほぼ3時間あり、普通の映画の2本分のボリームですので、映画館で鑑賞される場合は、しっかりトイレに行き、水分を取りすぎないように注意が必要です。

 

映像はセピア色ぽい、輝度を落としたトーンで統一されています。 ゴッサムの町はもう、本当に昔からあった町という感じで、CGを含めて、これに関しては日本映画では太刀打ちできないレベルです。

 

◆悪に染まる直前の正義

戦闘に関しては2年目のルーキーバットマンですので、荒削りで、結構銃弾浴びまくっています。そこはルーキー主人公というこだわりが感と、復讐心に駆られていますのでちょっと間違えると悪に染まってしまいそうな危なっかしさがあります。パンチ一つをとってみても、相手を殺しかねないほど力加減わかっていない感じです。

 

◆バットマンの魅力

バットマンはスーパーマンのような特殊能力も、アイアンマンのようなロボットスーツもありません。生身の人間がカーボンのような特殊な繊維でできたスーツを着るだけです。お金は持ってますので戦闘アイテムには無限にお金をかけることできますが、いかんせん中身は普通の人間です。

 

24(トゥエンテイフォー)のジャックバウアーもそうなんですが、社会のルールを守っていてはテロは防げないので、犯人を拷問したり、大使館に忍び込んだりします。結果的にジャックの力でテロを防ぐ事ができるのですが、ジャックは同時に犯罪者になってしまいます。

 

バットマンは、警察のように取り締まるという 社会から認められた権力を一切持っていません。しかし、警察の力では、ゴッサムシティの悪は解決されません。 何の権力も持たないたった一人の自警団として戦います。 例えば、バットマンはペンギンを追うために町中でカーチェイスを繰り広げますが、その際、タンクローリー等など多くの車が事故に巻き込まれます。 一般市民からすれば、冗談では済まされない危ない人間です。 一般人から見たら、正義の為に戦う狂ったアウトローなのです。 しかしその活躍があってこそ結果的に市民が救われたりするのです。

 

 

 

 

 

 

ネタバレを含む感想

かなりいい作品ですが、率直に言って「ダークナイト」は超えられていないです。まぁ、私が一番好きな映画を一本あげるとするなら、「ダークナイト」は必ずその選択肢に入るような作品ですので、そう簡単には超えられません。

 

一番わかりやすいのはバットマンと敵対する悪役、ダークナイトのジョーカーと今回のリドラーを比べれば分かりますが、仕掛けた罠の大きさ、鮮やかさ、そして、悪役としての度胸や魅力、全てジョーカーに軍配が上がります。リドラーが小物すぎる感が勝敗の原因です。

 

また、悪役の動機ですが、リドラーとウエインとは貧乏な孤児と裕福な孤児という共通点があり、リドラーもまた、バットマンの力を借りて、ゴッサムの悪をやっつけようとしているようなので、悪の動機が不明瞭なのに対して、ジョーカーはバットマンは俺のおもちゃと公言しており、楽しむ目的だけの純粋な悪という感じがします。

 

ただ、バットマン自体の復讐心に駆られる正義の男という設定は、ちょっと間違えると悪に染まるという、絶妙な設定でした。ダークナイトのバットマン(クリスチャン・ベール)が裏も表もない出来すぎな完璧な男に見えますね。

 

キャットウーマンが登場しますが、バットマンが超凝った衣装(装備)なのに対して、キャットウーマンはタイツにほっかむりという、対象的な姿です。リドラーも普通のお兄さんですし。ペンギンはただのヤクザ(※元の俳優がコリン・ファレルだと分からないほどの特殊メイクしています)ですが、これらは。恐らく、リアルの悪者は変な衣装を着ていないという、こだわりなのでしょうが、見た目の怖さを感じないところが欠点だと言えるでしょう。 その点も「ダークナイト」のジョーカーやトゥーフェイスに負けています。

 

バットマン作品トップ3  ダークナイト>ジョーカー>ザ・バットマン(今作品)という感じでしょうか。

 

ちなみにロッテン・トマトの評価は、ジョーカーより高評価です。

ダークナイト    批評家94% オーディエンス94% アカデミー賞8部門ノミネート 2部門受賞

ジョーカー     批評家68% オーディエンス88% アカデミー賞11部門ノミネート 2部門受賞

THE BATMAN   批評家85% オーディエンス89%

 

謎解きサスペンス・アクション と公式に出ていますが、リドラーが出す謎をバットマンが一瞬で解いてしまうので、オーディエンスは考える時間がありません。

 

2022年 冬ドラマ プレビュー


テーマ:

インターネット無料配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる冬ドラマを全部ではありませんが、一通り見ています。 まだ、放送開始間もないので、一話から三話程度の配信なのですが数多くのドラマから絞り込んで、寸評などを交えながら、おすすめ作品などを紹介してみたいと思います。

 

一気に書き込めないのと、放送時期が一緒ではありませんので、少しずつ更新していきたいと思います。また、評価も話数が増えるに従い変動したりしますのでご容赦ください。

 

 

妻、小学生になる。

堤真一主演のちょっと不思議な家族の物語
妻を亡くしてから10年間・・・失意とともに生きてきた夫が、妻と奇跡の再会!
なんと妻は・・・小学生になっていた!
元愛妻家の夫、生まれ変わった妻(外見は小学生)、
そして大人になりきれない娘・・・ちょっと変わった3人による心温まる家族再生の物語

 

 

半兵衛のおすすめ!名作ドラマ確定

77点→80点

感想

原作は芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融(むらた・やゆう)による同名漫画

こういった奇想天外なシチュエーションは大好きです。

まずは、俳優陣が素晴らしい!好きな俳優さんばかりで安心して見ることができます。

 

「うちのママは10年前に死んだ・・・それからお父さんと私はゾンビになった」

まず、この言葉は私がこれまでに何度もブログで書いた言葉ですので、いきなり同感モード全開でした。今でも私は生きる屍ですので、同じ立場の主人公がどうなるのか楽しみです。

 

現時点での疑問は、小学生になった妻は、元の女の子の人格を乗っ取っていること。

それはその子の小学生としての時間を奪っている事になります。ここで、想像がつくのは、小学生の人格から妻の人格がいつか消え去って行くことです。 恐らく、この時訪れるであろう、別れが最終回になるのかな?と思います。それまでに妻として残された二人に生きる希望などを与えることができるのか?魂の再生ができるのか?という事がきっとこのドラマの肝になるのでしょう。

 

主役は小学生なので、演技によっては作品がダメになりますが、毎田暖乃さんは紛れもない天才子役です。

 

そして、この小学生になった元妻が今住んでいる家庭は、吉田羊さんの家庭なのですが、吉田さんの演技はまるでホラー映画見ているような怖さがあります。母子家庭でいろいろな問題を抱えていそうです。最終的にこちらの家庭環境も改善されるのか?石田ゆり子vs吉田羊も見どころですね。

 

もう一つの見どころはゾンビ化した新島圭祐(堤真一)に惚れる守屋好美(森田望智)の恋の行方も気になりますね。

 

堤さんのセリフで「この状況が知れたら、君が消えてなくなるような気がして・・・」のようなセリフがありましたが、ここで堤さんの主演映画で、大好きな作品「メトロに乗って」を思い出しました。

また、亡くなった妻が元夫に会いに行く名作「いま、会いにゆきます」も思い出しました。

本当に楽しみな作品です。

 

第5話 神回! 吉田羊さんの演技はしびれました。あの怖さは地なのでしょうか?演技だったらすごすぎます。

 

ミステリと言う勿れ

菅田さん演じる天然パーマがトレードマークの主人公が淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリーをお届けします。
原作は、累計発行部数1300万部を突破している大人気コミック『ミステリと言う勿れ』。

 

 

73点→75点 半兵衛のおすすめ!

こちらも漫画が原作なのですが、やっぱり菅田将暉さんはうまいですね!ハマりまくっています。

ミステリー+コメディー作品です。次々事件に巻き込まれてしまうところは、「ダイハード」風で、冤罪で捕まりながらも警察署員をうまく動かして事件を解決してしまうという、まるで名探偵風ですが、実は友達もいない孤独などこにでも居るような冴えない大学生というミスマッチの設定が新しいです。

次はどんな事件に巻き込まれてどんなシチュエーションで解決してしまうのか?楽しみですね。

 

となりのチカラ

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、
“中腰の”中越チカラ――。幸せそうな人を見るとちょっとうれしくなり、悲しい人を見るとちょっと悲しくなる…。困っている様子の人を見ると、気になって仕方なく、声をかけようか、かけまいか中腰のままあれこれ悩み抜いた挙句、結局いつも声をかけてしまう、そんな《中腰の男》を、テレビ朝日ドラマ初主演となる松本 潤が演じます。

 

 

65点

現代は近所付き合いが無い時代と言われています。

私のお隣さんはとても仲が良く、ベランダで焼き肉を一緒にしたりしていましたが、つい数年前引っ越してしまいました。次のお隣さんは引っ越しの挨拶に一度訪れてくれたきりで、挨拶をした一分間程で、一体どんな人が住んでいるのかも全くわかりません。恐らく隣にどんな人住んでいるのかわからないこんな時代に逆行して近所付き合い=助け合いの大切さを訴えかける作品なのかと思います。隣のチカラというタイトルでチカラは主人公の名前ですが、恐らくお隣さんの力と掛けていると思います。この作品を見てまず思い出すのはジャンルは全く違いますが、ヒッチコックの「窓裏」でした。裏窓はやはり隣のビルに住んでいる住人達を観察するうちに事件に巻き込まれていくとう名作ミステリーです。

 

第3話での、ベトナム人との話は心が痛みます。 私の仕事関連でもベトナムから出稼ぎに来ている人が何人かいますが、過酷な職場なのに日本人以上にマジメに良く働いています。それと同時に悪い話として、農家から家畜が盗まれたり、窃盗とかベトナム人絡みの事件も大変多いのも現実です。しかし、よくよく話を聞くと日本にやってくるためのブローカーの存在や、過酷な条件でしか雇ってもらえないこと、職場を解雇されたとか・・生きていくために仕方なく・・ということもあるようです。最近では建築現場でのいじめ動画が撮られて本国でも拡散されています。 日本に希望を持ってやって来た彼らを過酷で薄給な条件の職場に彼らを押し込んで追い込んでいるのは我々日本人なのです?日本人はどんどん人口が減って労働力が足りないのです。この回は介護施設の上司が最悪の日本人の設定です。

逃亡医F

天才的なオペ技術を持つ帝都医大の脳外科医・藤木圭介(成田凌)。前途洋々な未来が待っていたはずの藤木はその日、同僚で恋人の研究医・八神妙子(桜庭ななみ)を病院の屋上から突き落として殺害したという“無実の罪(冤罪)”を着せられ、天才医師から一転、警察に追われる殺人犯へと転落する……。

 

 

60点→55点

こちらも漫画が原作です。日本のドラマはほとんど漫画が原作なのかと思うほど漫画強いです!

ウルトラマンは毎週怪獣がでてきますが、この逃亡医は毎週逃亡先に怪我人か病人がでてきますw

久々の森菜々さんの登場で、この人は人を引きつけるパワーがあると感心しながら1話のみの出演かと思っていたら、腕の接合手術をした翌週には雪山を主人公と一緒に駆け巡るという怪演をしています。また、追跡者役の松岡昌宏さんの演技がまるで舞台演技のように大げさ過ぎで、ドラマを壊していているので残念です。無理すぎる設定と演技のバランスが取れていないのですが、続きが気になります。

 

婚活探偵

41歳の黒崎竜司はもと敏腕刑事で、訳あって探偵に転職した。事務所ではハードボイルドを気取っているが、実は女性とまともに付き合ったことがない草食系なのだ。妙にマジメな性格が災いしてか、誤解あり、判断ミスあり、運なしで、道のりは険しく・・・。竜司に未来はあるのか!?ユーモアとペーソスあふれる連作短編。

 

 

55点

一見ハードボイルドに見える主人公が実は超奥手男子で、結婚相談所に通いながら婚活を行うというコメディです。毎週うまく行かないのはわかっていますが、見ずにはいられないw 向井さんはまってます。

6話で終わってしまいましたが打ち切りでしょうか?もう少し見ていたかったです。

 

ムチャブリ!わたしが社長になるなんて

30歳OL、イマドキ世代、出世欲なし!、帰ったらビール

そんなイチ社員だった彼女を襲った悲劇は・・・

「私が社長に!?」 いきなり子会社の社長に大抜擢!

従業員との衝突 売上不振 ライバル社との戦い 「どうして私がこんな目に・・・・!?」

 

 

55点

突然社長に任命されますが、能力的には平社員レベル!部下となった社員からは目の敵にされるも、持ち前のめげない心とアイデアでなんとかその場を切り抜けてしまう話。部下の社員と任命したCEOとのありがちな恋!高畑充希さんがいい味出しています。

 

おいハンサム!!

朝食の目玉焼きひとつとっても個性の違う三姉妹、唯一の共通点は・・・

とにかく男を見る目が全く無い!

娘たちの幸せのため、強いパパ・源太郎が立ち上がる!

 

 

63点

”となりのチカラ”が失われた近所付き合いなら、こちらは、失われた昭和の頑固親父!というところでしょうか・・・愛するダメダメ娘たちのために、源太郎は家族会議を開いて、娘たちに語りかけます。

こちらも原作は漫画家伊藤理佐さんの作品です。

 

その他鑑賞中のドラマ

ドクターホワイト

浜辺美波さんの怪演に注目

ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○

日本版ナイトクローラーか・・・・

ケイ×ヤク −あぶない相棒−

話がつまらない。

DCU

明らかに海保の範疇にない仕事ばかりでリアリティーがないし、存在意義も不明。

真犯人フラグ

アメリカのドラマで「ロスト」というのがありましたが、犯人では無いのに映像で犯人らしく見せるという、ミスリードが最後まで続くドラマです。謎をどんどん投げかけてきて、そのときは興味で見てしまいますが、あまりにもミスリードが多く謎が回収されないまま最終回に突入します。作者は私は奴隷の親分と呼んでいる秋元康さんです。彼の作詞した作品もどれもこれもこんな感じで、売るためなら何でもやる人というイメージがあります。アイドルに握手券とか、健全な音楽業界をお触りバーにしてしまうという世界に恥を晒しました。ファンにしては夢見る少女に売れるチャンスを与える偉い人とかいう認識があるそうですが、私は奴隷の親分にしか見えません。西島さんもアカデミー賞発表前でこんなにも世界中から注目を浴びているときにこんなドラマに出ても評判落とすだけです。テレビ局は視聴率至上主義ですから、こんなバカみたいなドラマでも売れればokなのでしょうが・・・日本のドラマのクオリティーはだだ下がりです。最近はネットフリックスで韓国のドラマを見る機会が増えましたが、ドラマにかける志の高さは作品のクオリティーに如実に現れています。日本のドラマはアメリカのドラマに追いつくどころか、韓国にも大きく離されています。私の見立てでは、ネットフリックスが日本の衰退するテレビドラマにとって変わると思います。日本のテレビドラマは演技のできないタレント事務所の売り込みや、スポンサーの意向や、低予算、時間の取れない台本や撮影など、あまりにもしがらみがありすぎます。その点ネットフリックスなら、潤沢な予算やスポンサーの顔色を伺うこともなく、役者もうまい役者さんも使えるし、時間も十分取れるので、クリエーターの才能が発揮されると思うからです。

ユーチューバーに娘はやらん!

以下、見るのをやめた作品

ファイトソング

封刃師

鹿楓堂よついろ日和

部長と社畜の恋はもどかしい《ドラマParavi》

まったり!赤胴鈴之助

 

 

インターネット無料配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる秋ドラマを全部ではありませんが、一通り見ています。 まだ、放送開始間もないので、一話から三話程度の配信なのですが数多くのドラマから絞り込んで、寸評などを交えながら、おすすめ作品などを紹介してみたいと思います。

 

一気に書き込めないのと、放送時期が一緒ではありませんので、少しずつ更新していきたいと思います。また、評価も話数が増えるに従い変動したりしますのでご容赦ください。

恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜

65点→75点
半兵衛のおすすめ!
<ストーリー>

盲学校高等部に通う赤座あかざユキコ(杉咲花)は、おっちょこちょいなカメラマンの父・誠二せいじ(岸谷五朗)と、心配性なネイリストの姉・イズミ(奈緒)との3人暮らし。色と光がぼんやりわかる程度の弱視のユキコは、その日、いつものように白杖をついて学校へと急いでいた。しかし、朝からツイていないこと続きで時間は遅刻寸前。そんな日に限って、点字ブロックの上で話し込む男たちに遭遇してしまう。

何やら物騒な会話を交わす男たちに、どいて欲しいと頼むユキコだが、相手は地元でも有名な札付きのワル『黒ヒョウのモリ』ことヤンキーの黒川森生くろかわもりお(杉野遥亮)と、その仲間・花男はなお(戸塚純貴)と草介そうすけ(堀夏喜)だった……!

<原作者コメント commentうおやま> (漫画が原作のドラマです)。

「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています。マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!

 

3話目から俄然面白くなってきました!おすすめです。

 

普段目の不自由な方々と接触する機会がまったくありませんが、このドラマはそんな人たちに寄り添った良作品で、目の不自由な方達でも普通に恋愛するし、美味しいもの食べるし・・そんな生活を覗き見することで、すごく、距離が縮まったような気がします。今後はどのように接していけばよいかもわかったような気がします。そんな啓蒙的な作品なのですが、ドラマとしてとても楽しくできていて最後まで飽きさせないです。

二月の勝者-絶対合格の教室-

70点→75点→80点

半兵のおすすめ!

<イントロ>

主人公は、激変する受験界に舞い降りた、最強で最悪のスーパー塾講師 黒木蔵人(クロキクロウド)「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」

過激な言動で波紋を投げかけ、常に周囲を圧倒する。果たして、彼は受験の神様か?それとも・・・・。

しかし彼は断言する「絶対に全員志望校に合格させる」と。

中学受験をリアルに描き、そこから見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込む!ただの受験ドラマではなく、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマである。

 

 

原作漫画:高瀬志帆「週刊ビックスピリッツ」連載中

ドラゴン桜が終わって間もないですが、こちらは中学受験を描いています。塾講師、黒木蔵人(柳楽優弥)は偏差値40でも希望の中学に合格できると豪語します。私は原作未読なので、さっぱり今後の展開が読めませんが、今後どうやって合格させるのか?生徒は金づると言い切る、冷徹さは、本当にそうなのか?校長という立場で塾に招かれて、直接生徒に教える事も無いようですので、まさか、受験の合否を担任に押し付けるつもりなのか? 謎だらけです。謎は、見たいという好奇心に繋がります。まだ、1話だけですが、話の行方がめちゃ気になります。 柳楽優弥さんいい味出しています。

 

感想

・毎回驚かされるのは、子どもたちの違和感のない自然な演技!関心させられます。 その家族関係も、リアルの家族に思えてくるほど違和感がありません。そして、楽優弥さんの黒木蔵人役演技が見事ハマっています。あの冷たい目の感じは他の俳優では出せないと思います。

 

・さくら先生(井上真央)の成長の物語でもあります。

黒木蔵人さくら先生にどSに接していきますが、視聴者はさくら先生の立場で見ていますので、同じように黒木先生に反発心が湧いてきます。しかしその言動が見事な良い結果として返って来ます。その時にやっとその意味を知り感心と尊敬の念に変わっていきます。

 

私自身は中学受験などしたことも無いので、自分の小学生の頃と比べてしまいますが、一番遊びたい時期にこんなにも勉強を頑張っている子どもたちがいることにびっくりします。そして、子供の頃勉強ばかりで友達とろくに遊べなかった子供達が、やがて、この国の官僚や政治家になって行くのですね・・・なんかすごく頑張った子どもたちに尊敬の念を感じるとともに、遊ぶことを禁じられた可愛そうな子どもたちということも考えます。人生がレースなら仕方ないと思いますが、神様は人間をレースをするために創造されたのか?とも思います。親が偉い人ほど、子供を勝ち組にするために、小学生から勉強漬けにするのはエゴだと思いますが、世の中はそんな子どもたちが支配していくのです。いろいろ考えさせられる良いドラマです。

 

受験の2月に向かって着実に回を重ねているいい作品です。子どもたちの頑張りもすごいです。ワタシ的には「本州沈没」よりこちらの作品を海外に発信してもらいたいです。今回の秋ドラマでは一番優れた作品だったと思います。(まだおわってないけどw)

ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~

70点→75点

医学界の従来のルールや型にはまらない掟破りとも言える方法で病の原因を探り、レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で“視えない病”を診つけ出す、“縁の下のヒーロー”とも称される、診療放射線技師を演じます。長いテレビドラマの歴史において、主人公としては今作が初めて描いた「放射線技師」という役を、“ラジハ”シーズン2でも魅力たっぷりに演じてくれます。

 

こちらも、グランドジャンプに連載されている漫画の実写化で、シーズン2に当たります。

安定の医療モノです。他の医療モノとの違いは、医療の主役である医者ではなく、放射線技師の立場から描かれている事です。薬剤師の活躍を描いた「アンサング・シンデレラ」と対をなす作品だと思います。

 

#7 仲間を襲う謎の激痛!大切な今を生きる

神回!(100点) 悠木は「愛想をよくするより、時間通り正確な検査をする方が患者のためだ」と反発します。そんな時、26才の末期がんの患者が運ばれてくる・・・・

 

確かに、一作目と比べると大きな変化はありませんが、一話一話丁寧に作り上げられた作品で好感が持てるいい作品だと思います。

 

顔だけ先生

65点→55点
<ストーリー>

「過労死ラインを超える働き方がデフォ」
「意見を言わないと同意とみなされる」
「やることが多すぎて”去年と同じでいいや”と考える方が楽」
……まるで社会の縮図のような、閉塞感が漂う教育現場。
物語の舞台となる私立菊玲学園高等学校も例外ではなかった。
そんな問題が山積みの教育現場に現れたのは、遠藤一誠(24)。
彼は、教師たちの負担を減らすために雇われた非常勤講師…のはずだったが、

  • ・出勤前にリバーラフティングをして、ビショビショで登校する
  • ・授業は自分が好きな関ヶ原の合戦図屏風について嬉々として語るだけ
  • ・他の授業を受けている生徒を連れだし、マイタケ狩りに行く
  • ・理科室の人体模型を改造してボクシングの練習用具にする
  • ・空気読めない。が、顔だけはいい

…な教師らしい事は一切しない、“顔だけ先生”だったのだ!
“好きな事に全集中”という自分の生き方を貫く遠藤は、他の教師から見て役立たずなだけでなく、
TPOをわきまえない発言や行動によって様々な問題の種を蒔き散らしていく事に―――
学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)は、ただただトラブル処理に追われて…。
そうして同僚だけでなく、生徒や保護者からも「顔だけ先生」と揶揄されるようになる遠藤だったが、全く気にすることなく”学校はワンダーランドだ”と寸暇を惜しんで、自分の趣味の時間を満喫する!

 

 

感想

様々なしがらみの中で何十年と生きていくうちに、間違った常識を身につけて凝り固まった自分がいます。

この先生は常識はずれな人だと見せかけて、実は正しいと思える答えを私達にそっと提示してくれます。つい最近NHKでの学園モノで山田裕貴さん演じる倫理の講師が主人公のドラマ「ここは今から倫理です」がありましたが、その堅物のキャラクターをひっくり返して、真逆の天真爛漫のキャラクターにしたような感じのドラマです。

 

消えた初恋

65点
<ストーリー>

第11回 ananマンガ大賞」では準大賞となった注目作『消えた初恋』は、クラスメイトの天使・橋下さんに片思い中の男子高校生・青木が、あっさり失恋。ひょんな出来事から、同じくクラスメイトで硬派な男子・井田に恋していると勘違いされてしまう…。しかも、勘違いのはずが、本当に井田のことが気になり始めて…という、王道の青春ラブストーリーのテイストと合わせて、勘違いを発端とした意外過ぎる展開にSNSなどで話題沸騰中の異色作。この一風変わった“初恋ラブコメ”を豪華キャスト陣で実写化することになりました!

 

 

さすが、漫画王国日本!今回も原作漫画のドラマが多いです。

別冊マーガレットに連載中ということなので、少女マンガ??(未読です)。どこまでも続く勘違いが、まさかのボーイズラブ?に発展しそうな勢いです。主人公の優しさと井田くんの疑うことを知らない真っ直ぐな性格があるからこそこのドラマが成立しています。話の行方がとても気になります。

 

結局ボーイズラブの話だったのですが、偏見という くもったメガネで同性愛をみてしまいがちですが、特別なものではなく、普通の事なのだと、静かに訴えかけている作品かと思います。

日本沈没ー希望のひとー

65点→70点→最終55点

原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。翌年にはTBSでテレビドラマ化がされているが、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。
刊行から48年の時を経て、大きくアレンジを加えて新たにお届けする今作は、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に、今だからこそ描くべき物語。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。

 

 

Netflixで最近配信されている「イカゲーム」という韓国のドラマが世界中でヒットしているそうです。私はまだ見ていないのですが、「カイジ」などのパクリという声が聞こえてきます。何故元になった「カイジ」などが世界でヒットせず、「イカゲーム」がヒットするのか?それは、日本のドラマは国内向けに作られたもので、韓国は世界を視野に入れてドラマを制作しているからです。kポップしかりです。

 

そんな、ヤラレっぱなしの日本のドラマですが、なんとこのドラマはNetflixにて世界中で配信されるそうです。日本のドラマもとうとう世界に向けて発信していく時が来たようです

 

TBSのドラマは日本でもトップレベルなのですが、一抹の不安もあります。Netflixで世界発信されるとしても、制作費はおそらく、今までのテレビ番組の程度の制作費しかかけられないでしょうから、日本沈没の特撮部分のチープさが予測されます。「イカゲーム」の制作費は潤沢なNetflixの資本で制作されましたので、25億円弱です。※それでもNetflixでは低予算の部類になります。

 

このドラマの重要な部分は、特撮部分よりも、人間ドラマに重点を置く事は、日本のドラマに慣れた日本人ならわかりきっていると思いますが、世界の人がどのように見るのか?甚だ疑問です。まだ2話を見終わったばかりですが、日之島という小さな島が水没したのですが、その特撮部分は最悪で、庵野秀明監督が見たら、テレビを叩き割ってしまうレベルでした。

 

きっと、TBSなので、大丈夫でしょうが、「進撃の巨人の実写版」など、日本国内向けに作られた史上最悪の実写化映画も、海外のマニアは鑑賞し日本の作品はこの程度と失望されています。この作品が海外に捨てられたゴミにならないように祈る気持ちで鑑賞しています。 今は私の中では65点レベルですが、是非90点レベルでフィニッシュしてもらいたいと思います!

 

期待している番組で、世界発信ということもあり、つい厳しい眼で鑑賞しています。 政治家や閣僚が未曾有の危機に立ち向かう優秀な作品といえば、「シン・ゴジラ」ですが、それと比べるとテンポや緊張感が無く、ダラダラした印象を受けます、BGMも物足りないです。

 

第7話から俄然面白くなってきましたね!

・ネタバレ注意・・・・・・・(第7話)

移民問題は世界的な深刻な状況にあります。日本国政府も難民受け入れには消極的立場でした。このドラマのイフは、その難民も問題に、日本国民全員が難民になるというイフです。しかし前例が無いわけではありません、それは、ユダヤ民族です。ドラマでは日本の有力企業の移転を条件に移民受け入れを交渉材料にしようとしています。生島自動車となっていますが、トヨタ自動車であることは明白です。しかし日本には自動車では、ホンダ、日産、スズキなど、まだまだ、世界がのどから手が出る企業がたくさんあります。家電ならソニーでしょうか?・・・日本の円がゴミになっても、企業価値はゼロにはなりません。ドラマでは、中国とアメリカを交渉の成り行きで天秤にかけました。その結果、アメリカと中国が反目しあっています。そして、その過程で極秘である日本沈没が中国政府から発信されてしまいました。私個人としてはいわゆる親日国と呼ばれる国家の動向が気になります。アメリカと中国ではない第三国が手を差し伸べてくれる事に期待をします。このドラマの面白いところは、ドラマと自分は別と考えがちですが、日本が沈没するとわかったなら、日本国民はどうなるんだろう??という、沈没よりも、その後の事を考えさせてくれる事だと思います。ユダヤの民は世界に散って金融などを支配していきました。私はブラジルの移民を考えると、日本を捨て、その地に生命をかけて暮らす日本人を想像していまいます。郷(ごう)に入(い)っては郷に従え→郷に入っては郷の見本になれ!中国人や韓国人はどこに行っても中国人や韓国人のままですが、ブラジルの移民の日本人は、気持ちをブラジル人であるという自覚をもち、いつまでも日本人ではなく、その国の国民として、頑張って暮らしてゆくと気概を感じるのです。さてさて、気なりますね、台湾やハンガリーなどの対応が・・・

 

最終話見ての感想、(ネタバレ注意)

まずはタイトル変えたほうがいいです。本州○○に・・・

沈没シーンより、どうでもいい飛行機の離陸シーンにCG予算使いすぎ!

全てに中途半端、ストーリーも陳腐

おそらく視聴率が良かったから、制作側は満足していると思いますが、絶対に二度は見ないゴミ箱行きのドラマです。海外に発信してほしくありませんでした。(海外の映像作品評価サイト『IMDb』では2573位)

良かった点は現実問題で、移民に対して厳しい政策をとっていた日本政府ですが、逆の立場になると、生きるために海外に土下座外交をしなければならないという、移民の人たちの立場が良く理解できた事でしょうか。クソドラマでしたが、石橋蓮司さん大好きですw

 

 

 

その他の視聴中作品

婚姻届に判を捺しただけですが

あの今日から俺はのヒロインが、アクションを捨ててどこまで通用するのか?
ありがちな恋愛ものですが、楽しめたかな・・60点

そのご縁、お届けします -メルカリであったほんとの話-

メルカリオークションにまつわる感動話を各回読み切りにしたもの。お金かけていないドラマですが、結構感動する話もありました。・・55点

面白南極料理人

むさ苦しい男たちの閉ざされた世界での日常を綴ったお話。・・50点

アバランチ

ハードボイルド風なドラマ、ありがちな警察内部の不正を暴くもの。・・・55点
アバランチというとファイナルファンタジー7を思い出すのは私だけでしょうか?
 

和田家の男たち

報道機関家族を描いた作品。おじいちゃんは新聞系、お父さんはTV系、息子がインターネットニュース系で、お母さんの死の真相に立ち向かうけど・・・腰砕け・・・45点

ムショぼけ

ヤクザの抗争で刑務所に長年収監されていた男が、現代に戸惑いながらも一生懸命に生き抜いていこうとするうちに、有名女優と恋に落ちたり・・収監中の日記を出版しようとしたり・・・50点

らせんの迷宮~DNA科学捜査~

刑事モノでDNA研究者にお願いして事件を解決するドラマ。田中圭ドラマ出過ぎ・・・50点

ドクターX~外科医・大門未知子~ (2021)

途中から参入で今回から見始めました。女版ブラック・ジャック。・・・70点

SUPER RICH

江口のりこドラマ出過ぎで食傷気味、信じるし人に騙されて会社が倒産の危機に・・少数の社員と立て直すドラマですが、主人公の男の子の押しの凄さが・・そして江口のりこめぐる変な三角関係・・・55点

アンラッキーガール!

うる星やつらの諸星あたるのような不運な女性3人が主人公・・・ここでも「今日から俺は」から若月佑美さんが登場・・・生瀬 勝久さんがまたも、知ってるワイフ風な役で登場・・・ただでさい不運続きなのに12月8日の大凶日はもっと不運な事が起きるという・・・最後はどんな不運に巻き込まれるのかと大風呂敷を広げてドラマをもりあげますが・・・55点

最愛

このブログを書くために、多くのドラマを見ましたが、つまらない作品も多くて結構しんどい作業なのですが、じっくり見たかったドラマで、暇なときに一気見できたらもっと心にしみる作品になりえると思えました。・・・65点
 
 

途中で見るのやめた作品

凛子さんはシてみたい

じゃない方の彼女

それでも愛を誓いますか?

 

ダメダメ作品

真犯人フラグ

妻子が行方不明なのに、全く緊張感が無い。ところどころギャグ挟む意味が不明