インターネット無料配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる秋ドラマを全部ではありませんが、一通り見ています。 まだ、放送開始間もないので、一話から三話程度の配信なのですが数多くのドラマから絞り込んで、寸評などを交えながら、おすすめ作品などを紹介してみたいと思います。
一気に書き込めないのと、放送時期が一緒ではありませんので、少しずつ更新していきたいと思います。また、評価も話数が増えるに従い変動したりしますのでご容赦ください。
恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜
盲学校高等部に通う赤座ユキコ(杉咲花)は、おっちょこちょいなカメラマンの父・誠二(岸谷五朗)と、心配性なネイリストの姉・イズミ(奈緒)との3人暮らし。色と光がぼんやりわかる程度の弱視のユキコは、その日、いつものように白杖をついて学校へと急いでいた。しかし、朝からツイていないこと続きで時間は遅刻寸前。そんな日に限って、点字ブロックの上で話し込む男たちに遭遇してしまう。
何やら物騒な会話を交わす男たちに、どいて欲しいと頼むユキコだが、相手は地元でも有名な札付きのワル『黒ヒョウのモリ』ことヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)と、その仲間・花男(戸塚純貴)と草介(堀夏喜)だった……!
<原作者コメント commentうおやま> (漫画が原作のドラマです)。
「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています。マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!
3話目から俄然面白くなってきました!おすすめです。
普段目の不自由な方々と接触する機会がまったくありませんが、このドラマはそんな人たちに寄り添った良作品で、目の不自由な方達でも普通に恋愛するし、美味しいもの食べるし・・そんな生活を覗き見することで、すごく、距離が縮まったような気がします。今後はどのように接していけばよいかもわかったような気がします。そんな啓蒙的な作品なのですが、ドラマとしてとても楽しくできていて最後まで飽きさせないです。
二月の勝者-絶対合格の教室-
70点→75点→80点
半兵のおすすめ!
<イントロ>
主人公は、激変する受験界に舞い降りた、最強で最悪のスーパー塾講師 黒木蔵人(クロキクロウド)「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」
過激な言動で波紋を投げかけ、常に周囲を圧倒する。果たして、彼は受験の神様か?それとも・・・・。
しかし彼は断言する「絶対に全員志望校に合格させる」と。
中学受験をリアルに描き、そこから見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込む!ただの受験ドラマではなく、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマである。
原作漫画:高瀬志帆「週刊ビックスピリッツ」連載中
ドラゴン桜が終わって間もないですが、こちらは中学受験を描いています。塾講師、黒木蔵人(柳楽優弥)は偏差値40でも希望の中学に合格できると豪語します。私は原作未読なので、さっぱり今後の展開が読めませんが、今後どうやって合格させるのか?生徒は金づると言い切る、冷徹さは、本当にそうなのか?校長という立場で塾に招かれて、直接生徒に教える事も無いようですので、まさか、受験の合否を担任に押し付けるつもりなのか? 謎だらけです。謎は、見たいという好奇心に繋がります。まだ、1話だけですが、話の行方がめちゃ気になります。 柳楽優弥さんいい味出しています。
感想
・毎回驚かされるのは、子どもたちの違和感のない自然な演技!関心させられます。 その家族関係も、リアルの家族に思えてくるほど違和感がありません。そして、楽優弥さんの黒木蔵人役演技が見事ハマっています。あの冷たい目の感じは他の俳優では出せないと思います。
・さくら先生(井上真央)の成長の物語でもあります。
黒木蔵人さくら先生にどSに接していきますが、視聴者はさくら先生の立場で見ていますので、同じように黒木先生に反発心が湧いてきます。しかしその言動が見事な良い結果として返って来ます。その時にやっとその意味を知り感心と尊敬の念に変わっていきます。
私自身は中学受験などしたことも無いので、自分の小学生の頃と比べてしまいますが、一番遊びたい時期にこんなにも勉強を頑張っている子どもたちがいることにびっくりします。そして、子供の頃勉強ばかりで友達とろくに遊べなかった子供達が、やがて、この国の官僚や政治家になって行くのですね・・・なんかすごく頑張った子どもたちに尊敬の念を感じるとともに、遊ぶことを禁じられた可愛そうな子どもたちということも考えます。人生がレースなら仕方ないと思いますが、神様は人間をレースをするために創造されたのか?とも思います。親が偉い人ほど、子供を勝ち組にするために、小学生から勉強漬けにするのはエゴだと思いますが、世の中はそんな子どもたちが支配していくのです。いろいろ考えさせられる良いドラマです。
受験の2月に向かって着実に回を重ねているいい作品です。子どもたちの頑張りもすごいです。ワタシ的には「本州沈没」よりこちらの作品を海外に発信してもらいたいです。今回の秋ドラマでは一番優れた作品だったと思います。(まだおわってないけどw)
ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~
70点→75点
医学界の従来のルールや型にはまらない掟破りとも言える方法で病の原因を探り、レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で“視えない病”を診つけ出す、“縁の下のヒーロー”とも称される、診療放射線技師を演じます。長いテレビドラマの歴史において、主人公としては今作が初めて描いた「放射線技師」という役を、“ラジハ”シーズン2でも魅力たっぷりに演じてくれます。
こちらも、グランドジャンプに連載されている漫画の実写化で、シーズン2に当たります。
安定の医療モノです。他の医療モノとの違いは、医療の主役である医者ではなく、放射線技師の立場から描かれている事です。薬剤師の活躍を描いた「アンサング・シンデレラ」と対をなす作品だと思います。
#7 仲間を襲う謎の激痛!大切な今を生きる
神回!(100点) 悠木は「愛想をよくするより、時間通り正確な検査をする方が患者のためだ」と反発します。そんな時、26才の末期がんの患者が運ばれてくる・・・・
確かに、一作目と比べると大きな変化はありませんが、一話一話丁寧に作り上げられた作品で好感が持てるいい作品だと思います。
顔だけ先生
「過労死ラインを超える働き方がデフォ」
「意見を言わないと同意とみなされる」
「やることが多すぎて”去年と同じでいいや”と考える方が楽」
……まるで社会の縮図のような、閉塞感が漂う教育現場。
物語の舞台となる私立菊玲学園高等学校も例外ではなかった。
そんな問題が山積みの教育現場に現れたのは、遠藤一誠(24)。
彼は、教師たちの負担を減らすために雇われた非常勤講師…のはずだったが、
- ・出勤前にリバーラフティングをして、ビショビショで登校する
- ・授業は自分が好きな関ヶ原の合戦図屏風について嬉々として語るだけ
- ・他の授業を受けている生徒を連れだし、マイタケ狩りに行く
- ・理科室の人体模型を改造してボクシングの練習用具にする
- ・空気読めない。が、顔だけはいい
…な教師らしい事は一切しない、“顔だけ先生”だったのだ!
“好きな事に全集中”という自分の生き方を貫く遠藤は、他の教師から見て役立たずなだけでなく、
TPOをわきまえない発言や行動によって様々な問題の種を蒔き散らしていく事に―――
学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)は、ただただトラブル処理に追われて…。
そうして同僚だけでなく、生徒や保護者からも「顔だけ先生」と揶揄されるようになる遠藤だったが、全く気にすることなく”学校はワンダーランドだ”と寸暇を惜しんで、自分の趣味の時間を満喫する!
感想
様々なしがらみの中で何十年と生きていくうちに、間違った常識を身につけて凝り固まった自分がいます。
この先生は常識はずれな人だと見せかけて、実は正しいと思える答えを私達にそっと提示してくれます。つい最近NHKでの学園モノで山田裕貴さん演じる倫理の講師が主人公のドラマ「ここは今から倫理です」がありましたが、その堅物のキャラクターをひっくり返して、真逆の天真爛漫のキャラクターにしたような感じのドラマです。
消えた初恋
第11回 ananマンガ大賞」では準大賞となった注目作『消えた初恋』は、クラスメイトの天使・橋下さんに片思い中の男子高校生・青木が、あっさり失恋。ひょんな出来事から、同じくクラスメイトで硬派な男子・井田に恋していると勘違いされてしまう…。しかも、勘違いのはずが、本当に井田のことが気になり始めて…という、王道の青春ラブストーリーのテイストと合わせて、勘違いを発端とした意外過ぎる展開にSNSなどで話題沸騰中の異色作。この一風変わった“初恋ラブコメ”を豪華キャスト陣で実写化することになりました!
さすが、漫画王国日本!今回も原作漫画のドラマが多いです。
別冊マーガレットに連載中ということなので、少女マンガ??(未読です)。どこまでも続く勘違いが、まさかのボーイズラブ?に発展しそうな勢いです。主人公の優しさと井田くんの疑うことを知らない真っ直ぐな性格があるからこそこのドラマが成立しています。話の行方がとても気になります。
結局ボーイズラブの話だったのですが、偏見という くもったメガネで同性愛をみてしまいがちですが、特別なものではなく、普通の事なのだと、静かに訴えかけている作品かと思います。
日本沈没ー希望のひとー
原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。翌年にはTBSでテレビドラマ化がされているが、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。
刊行から48年の時を経て、大きくアレンジを加えて新たにお届けする今作は、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に、今だからこそ描くべき物語。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。
Netflixで最近配信されている「イカゲーム」という韓国のドラマが世界中でヒットしているそうです。私はまだ見ていないのですが、「カイジ」などのパクリという声が聞こえてきます。何故元になった「カイジ」などが世界でヒットせず、「イカゲーム」がヒットするのか?それは、日本のドラマは国内向けに作られたもので、韓国は世界を視野に入れてドラマを制作しているからです。kポップしかりです。
そんな、ヤラレっぱなしの日本のドラマですが、なんとこのドラマはNetflixにて世界中で配信されるそうです。日本のドラマもとうとう世界に向けて発信していく時が来たようです。
TBSのドラマは日本でもトップレベルなのですが、一抹の不安もあります。Netflixで世界発信されるとしても、制作費はおそらく、今までのテレビ番組の程度の制作費しかかけられないでしょうから、日本沈没の特撮部分のチープさが予測されます。「イカゲーム」の制作費は潤沢なNetflixの資本で制作されましたので、25億円弱です。※それでもNetflixでは低予算の部類になります。
このドラマの重要な部分は、特撮部分よりも、人間ドラマに重点を置く事は、日本のドラマに慣れた日本人ならわかりきっていると思いますが、世界の人がどのように見るのか?甚だ疑問です。まだ2話を見終わったばかりですが、日之島という小さな島が水没したのですが、その特撮部分は最悪で、庵野秀明監督が見たら、テレビを叩き割ってしまうレベルでした。
きっと、TBSなので、大丈夫でしょうが、「進撃の巨人の実写版」など、日本国内向けに作られた史上最悪の実写化映画も、海外のマニアは鑑賞し日本の作品はこの程度と失望されています。この作品が海外に捨てられたゴミにならないように祈る気持ちで鑑賞しています。 今は私の中では65点レベルですが、是非90点レベルでフィニッシュしてもらいたいと思います!
期待している番組で、世界発信ということもあり、つい厳しい眼で鑑賞しています。 政治家や閣僚が未曾有の危機に立ち向かう優秀な作品といえば、「シン・ゴジラ」ですが、それと比べるとテンポや緊張感が無く、ダラダラした印象を受けます、BGMも物足りないです。
第7話から俄然面白くなってきましたね!
・ネタバレ注意・・・・・・・(第7話)
移民問題は世界的な深刻な状況にあります。日本国政府も難民受け入れには消極的立場でした。このドラマのイフは、その難民も問題に、日本国民全員が難民になるというイフです。しかし前例が無いわけではありません、それは、ユダヤ民族です。ドラマでは日本の有力企業の移転を条件に移民受け入れを交渉材料にしようとしています。生島自動車となっていますが、トヨタ自動車であることは明白です。しかし日本には自動車では、ホンダ、日産、スズキなど、まだまだ、世界がのどから手が出る企業がたくさんあります。家電ならソニーでしょうか?・・・日本の円がゴミになっても、企業価値はゼロにはなりません。ドラマでは、中国とアメリカを交渉の成り行きで天秤にかけました。その結果、アメリカと中国が反目しあっています。そして、その過程で極秘である日本沈没が中国政府から発信されてしまいました。私個人としてはいわゆる親日国と呼ばれる国家の動向が気になります。アメリカと中国ではない第三国が手を差し伸べてくれる事に期待をします。このドラマの面白いところは、ドラマと自分は別と考えがちですが、日本が沈没するとわかったなら、日本国民はどうなるんだろう??という、沈没よりも、その後の事を考えさせてくれる事だと思います。ユダヤの民は世界に散って金融などを支配していきました。私はブラジルの移民を考えると、日本を捨て、その地に生命をかけて暮らす日本人を想像していまいます。郷(ごう)に入(い)っては郷に従え→郷に入っては郷の見本になれ!中国人や韓国人はどこに行っても中国人や韓国人のままですが、ブラジルの移民の日本人は、気持ちをブラジル人であるという自覚をもち、いつまでも日本人ではなく、その国の国民として、頑張って暮らしてゆくと気概を感じるのです。さてさて、気なりますね、台湾やハンガリーなどの対応が・・・
最終話見ての感想、(ネタバレ注意)
まずはタイトル変えたほうがいいです。本州○○に・・・
沈没シーンより、どうでもいい飛行機の離陸シーンにCG予算使いすぎ!
全てに中途半端、ストーリーも陳腐
おそらく視聴率が良かったから、制作側は満足していると思いますが、絶対に二度は見ないゴミ箱行きのドラマです。海外に発信してほしくありませんでした。(海外の映像作品評価サイト『IMDb』では2573位)
良かった点は現実問題で、移民に対して厳しい政策をとっていた日本政府ですが、逆の立場になると、生きるために海外に土下座外交をしなければならないという、移民の人たちの立場が良く理解できた事でしょうか。クソドラマでしたが、石橋蓮司さん大好きですw
その他の視聴中作品
婚姻届に判を捺しただけですが
そのご縁、お届けします -メルカリであったほんとの話-
面白南極料理人
アバランチ
和田家の男たち
ムショぼけ
らせんの迷宮~DNA科学捜査~
ドクターX~外科医・大門未知子~ (2021)
SUPER RICH
アンラッキーガール!
最愛
途中で見るのやめた作品
凛子さんはシてみたい
じゃない方の彼女
それでも愛を誓いますか?
ダメダメ作品
真犯人フラグ
妻子が行方不明なのに、全く緊張感が無い。ところどころギャグ挟む意味が不明