Netflix 幽☆遊☆白書 | 半兵衛のブログ

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幽☆遊☆白書は2023年12月14日よりNetflixにより制作され配信されました。

 

原作 : 冨樫義博 (少年ジャンプ/5000万部)

制作 : Netflix日米グローバルチーム

監督 : 月川翔 (代表作/君の膵臓を食べたい)

VHX : 坂口亮

話数 : 全5話

出演 : 北村匠海 志尊淳 本郷奏多 上杉柊平 他

年齢制限 : 16歳以上

おすすめ度 ★★★☆☆ 

良いところ : アクションパートやCGシーン

悪いところ : コスプレ感まるだし、ストーリーが雑

 

12月19日現在のトマトメーター

 

<ストーリー>

不良少年の浦飯幽助は子供を助けようとして交通事故に遭い死んでしまう。だがそれは霊界にとって予想外の死だった。困り果てたエンマ大王Jr.のコエンマは、幽助に生き返るための試練を与える。

 

◆登場人物

 

 

長年少年ジャンプを読者でしたが、幽遊白書はじめ冨樫作品は何故か読まずに飛ばしていたので、どんなストーリーか全くわからないまま鑑賞しました。なまじ原作をわかっていると、比較能力によって、良いところと悪いところがわかってしまいます。知らないで見ると新鮮な体験ができる利点があります。

 

◆幽遊白書の魅力

発行部数5000万部を誇る幽遊白書、その魅力を検索すると

  1. キャラクターの多様性と成長:

  2. アクションとバトルの面白さ:

  3. 心温まる友情と人間ドラマ:

  4. ファンタジーとオカルト要素:

  5. ストーリーの奥深さと展開:

この5つをチャットGPTが答えてくれました。果たして、この5つをどれだけ再現出来たでしょうか?

 

 

◆漫画の実写化の方法

①ゴジラマイナスワンのように優秀なスタッフさえ揃えばハリウッドの10分の1の予算(それでも22億)でもハリウッド映画並みのクオリティーの作品を自前で作れることが証明されました。

②ONE PIECEのようにNetflixの様な大資本の力を借りて作る方法。

③パリピ孔明のように低予算で時間もかけず工夫してつくる方法。10万いいね決戦ではアニメでは渋谷の109前が舞台だったが、実写版では予算なりで、どこかの駐車場にたった数十人のファンで10万いいね獲得という信じられない展開に。※原作を壊す可能性大

 

今回は②のパターンです。ONE PIECEの実写化が全世界でヒットしたように、このパターンで成功して次回作にはずみをつけてもらいたいですね。

 

◆Netflix速報!(12/21)

制作期間5年、日米グローバルワンチームの制作体制を敷き、細部にまでこだわり抜かれたかつてない映像体験は、配信開始直後から世界中に大きな衝撃を与えている。 【Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)1位】 【Netflix週間グローバルTOP10、英語を含む全言語シリーズ2位】 さらに、【世界92の国・地域で今日のシリーズTOP10入り】の快挙!

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」が12月14日の世界配信スタートから1週間、日本発作品としては過去最高となるグローバル大ヒットスタートを切り、世界中を席巻している!Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場1位を獲得するのみならず、英語を含めた全言語シリーズで全世界2位を獲得。日本発のシリーズ作品として歴代最高となる快挙を達成した!また、日本・アメリカ・カナダ・フランス・ドイツ・ブラジル・インド・香港・台湾などを含む世界92の国・地域で「今日のシリーズTOP10」入り、さらには、日本の今日のシリーズTOP10においても、配信開始から12/20時点で5日間連続1位を獲得、また配信開始に先駆けて開催された「前夜祭イベント」は約1万4000人が同時視聴し、12/19時点で再生数が400万回を突破、Netflix Japanの【イベントライブ配信史上1位】の視聴数となるなど、記録づくしの大ヒットスタートとなっている。SNS上でも国内外のファンから熱い声が続々と集まっており、年末年始に向けてさらなる全世界的な盛り上がりへ期待がかかっている。

世界最先端の技術と日本最高峰のキャスト・スタッフが融合したアジア最大級のバトルアクション。Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」はNetflixにて世界独占配信中!

 

 

 

◆ネタバレを含む感想

未鑑賞の人は作品を見てから

良い評価ではないので満足した人は飛ばしてください。

※あくまでも個人の主観です。

 

監督の力不足、経験不足、作品の理解不足

これで成功していまえば、しめしめで成長しないんだろうなぁ・・・

以下は、より良い作品を期待しての苦言が含まれています。

 

◆2度見るも・・残念

少年ジャンプではアンケートで読者の票が集まらない作品は打ち切りになります。Netflixも同じ様な方式で評価の低い作品の続編は有りません。私としてはやはり海外の大きな資本で実写化してほしいし、できれば日本人が主人公で日本が舞台の作品は日本人がつくった方が良いと思います。ここはNetflixに忖度してとても良い作品でしたので続きを作ってくださいと言いたいですが、役者さんの苦労を思うと本当に言いにくいですが正直な感想は満足できない作品でした。1stインプレッションが間違っていると思い2回目も鑑賞しましたが感想は同じでした。

 

◆コスプレ感が最悪レベル

こんなに時間とお金かけた作品であるに関わらず、キャクターのコスプレ感や、ウイックつけてます感がひどすぎて、キャラクターが実写の中に溶け込めず浮きまくっていてあまりにも滑稽。ONE PIECEの場合は主要キャストがオレンジや緑色の髪の毛であったにもかかわらずコスプレ感がなかったのは、彼らだけが特別な格好ではなく街で生活するも人も変な色の髪をしていたり、魚人族が歩いていたりするファンタジー世界だったので違和感がなかったのです。

実写化は絵ではなくて生身の人間での演技を求めるからこそリアリティーが重要です。

 

◆アクションとバトル

アクションの監督は「るろうに剣心」のアクションを担当していた人なので、アクションはキャラクターごとの戦い方をうまく表現できていてスピード感がよかったです。しかしながら、戸愚呂に4人がかりで立ち向かうシーンは、まるっきり剣心が志々雄真に4人がかりで立ち向かうシーンと同じ展開とシチュエーション。同じアクション監督が関わっていながらこれは無いと思いました。

 

◆死亡から蘇ったのに誰も驚かない。

◆三途の川の先の職員二人だけ?

◆成人男性のおしゃぶりの必然性?

◆捕らえられていた妖怪の説明不足

◆魔界の恐怖が感じられない。(変な虫と犬しか登場しない)

◆化粧が絶対崩れない服も汚れない女性(最後にちょっとよごれた)

◆ストーリー部分がダイジェストのようになっていて、全体的に掘り下げや説明が足りていないので深みを感じられない。せめて8話に!

◆エピソード2の23分35秒 蔵馬が母親を看病するシーンでズボンの色が赤から灰色に変わっている。

◆セットがダサい

◆飛影の目の色は赤なのに、何故かブルーの外人風

 

◆良かった俳優

上杉柊平さん:桑原のビジュアルはこれじゃないと言われていましたが、キャラクターの努力や成長、友情という点をうまく表現していて、コスプレ感も無く、さらに演技力も高かったです。北村匠海さんのアクションの頑張りもすごかったです。戸愚呂兄弟の二人綾野剛さんと遠藤賢一も流石の演技ですね。鴉と左京もよかった。

 

◆海外の反応 (ネトフリどっとcomより抜粋)

・世界観の違いにがっかり、どのキャラもとにかく滑稽に見える。

・飛影の登場シーンに失笑、アニメファンはつらいだろう。

・いいところもあったけど、退屈だったのは事実

・キャスティング、プロットのひねり・・・・自分の求めているものではなかった。

・もっと成長過程に時間を割いていれば・・・音楽も酷い

・桑原の出番が多かったのは嬉しい誤算。一番クールだった。漫画では幽助は切羽詰まった状況のアホくささが感じられず残念。

・豪鬼と幽助のアクションシーンは最高だった。

・↑の戦争シーンは日本実写ならでは物で、光の速さだった。

・戸愚呂兄はすべてのシーンを支配していた。鬼気迫るものがあった。

・物語の本質を捉えることが出来ていない。

・比較する脳のスイッチをオフにすれば、実写アニメの中では2番めに良かった。

・登場人物に魅力を感じられない。志尊淳はウイッグ、衣装、照明が彼を汚した。

・一つのトピックを丁寧に描くでもなく、爆発や炎、クレイジーな戦闘を打ち込んでいる。

・全体的にとにかくひどい、ぼたんは40代に見える、けいこは平凡すぎ、飛影はずっと便秘気味で原作とは似ても似つかない。

・アクションシーンがすごいし、面白い、ブラジルの吹き替えは完璧だった。

・キャラクターの土台を築くのに時間をかけていない。彼らは終始バラバラだった。桑原は良かった。

・幽助はやんちゃな笑顔を一度も見せなかった。