2023年 夏ドラマおすすめ | 半兵衛のブログ

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映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

インターネット無料動画配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる夏ドラマのご紹介です。

※全話配信中のドラマもあります。

 

今回は、大量にあるドラマから時間の都合上、恋愛ものだけ除いて鑑賞し、お気に入りの作品だけをご紹介する感じになってしまいました。

 

感想としては、いい作品が多い実りあるクールだと思います。

大きな変化として「VIVANT」のように、ちゃんとお金と時間をかけて作られたドラマが誕生したことです。(噂では、1話1億円相当かけたようです) 日本のアニメが世界中で躍進している今、アニメと実写ドラマとのレベル差が少しだけ縮んだ気がします。

 

8月31日にはネットフリックスでいよいよワンピースが配信されます。


独断と偏見で点数つけています。

100点 歴史的傑作

90点 必見

80点 かなりお薦め

70点 ちょっとお薦め

50~60 普通

 

半兵衛のおすすめドラマ

  VIVANT

大手商社に務める社員乃木憂助(堺雅人)はGFLという砂漠の国バルカ共和国の会社にエネルギープラントの契約金を振込ましたが、何かの陰謀で10倍の金額を振り込んでしまい、責任を果たすため直接バルカ共和国に向かいますが、先方は全部下請けに振り込んでしまったと言います。堺雅人は友人のCIAの力を借りて、振込先であるアル=ザイール(テロリスト)に向かいますが、タクシーの運転手に騙され砂漠のど真ん中で放置されてしまい、なんとか町に向かおうとしますが、途中で力尽きてしまいます。

90点 日本ドラマの転換点?

ヴィヴァンは大ヒットテレビドラマ「半沢直樹」のディレクター福澤克雄さんが原作のオリジナルドラマ。

 

最近しょぼい日曜劇場でしたが、お金と時間をかけた本格的なドラマです。モンゴルロケに2ヶ月半かけ一話あたり1億円相当かかっていると言われており、とうとう本気出したTBSという感じでしょうか。 キャストも主役級を惜しみなく投入しています。 阿部寛さんはジャックバウワーばりの役で登場。 翔んで埼玉の二階堂ふみさんは、現地の日本人医師の役で事件に巻き込まれます。 主役の堺雅人さんは、半沢直樹がそのまま登場するような感じです。


ヴィヴァンとは何か?CIAと日本の警察の動き、テロ組織の正体?、巻き込まれた堺雅人さんや二階堂ふみさんの行方、今後の展開が気になりますね。

 

 

半兵衛の準おすすめドラマ

  ばらかもん

都会生まれ、都会育ちの半田清舟(杉野遥亮)は、高名な書道家・半田清明(遠藤憲一)を父に持ち、新進気鋭の書道家としてもてはやされてきた。だが、ある賞を受賞した祝いの席で、清舟は美術館の館長で書道界の重鎮・八神龍之介(田中泯)から「実につまらない字だ」と批判されたことに激高。マネージャー・川藤鷹生(中尾明慶)の制止を振り切って館長につかみかかる。清明は、そんな清舟に「お前は書道家の前に、人間として欠けている部分がある」と告げ、長崎県・五島列島で生活して頭を冷やせと命じる。

78点

原作はヨシノサツキさんの漫画でシリーズ累計1000万部を越えた作品

「ばらかもん」とは舞台となる長崎県五島列島の方言で「元気者」の意味

私は比較的都会の人間なので、同じ日本という国に住んでいて、都会と現地とのライフスタイルの違いに驚かされます。私はマンションぐらしなのですが、お隣さんにどんな人が住んでいるのかわかりません。それほど、他人に無関心なのです。

しかし、私の子供の頃は、夕方になると近所の人たちが道路の脇で七輪でサンマを焼いていました。あたり一面が煙とサンマの匂いだらけになりました。醤油が切れれば隣のうちに瓶を持って行って分けてもらったり、下着で買い物する人とか、当たり前のように外で授乳している人とか、そんな、忘却の彼方に確かにあった光景が今でもその島にあるようです。このドラマは、失われた日本人の心を呼び戻すタイムマシンなのだと思います。

 

  ハヤブサ消防団

 三馬太郎(中村倫也)は、崖っぷちのミステリ作家。5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念したのはよかったが、その後は新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々。担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた。  ある日、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するためだったが、太郎はハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。

75点

原作は「半沢直樹」、「下町ロケット」の池井戸潤さんのミステリー小説。

「ばらかもん」と共通するのはど田舎が舞台なのですが、こちらは横溝正史っぽいミステリーです。

演技派揃いの役者さんで固めていて、どっぷりとはまれるミステリーです。

 

  この素晴らしき世界

浜岡妙子(若村麻由美)は、印刷会社に勤務する夫の陽一(マキタスポーツ)、社会人一年目の息子あきら(中川大輔)と暮らす主婦。『ラビットマート』でパートとして働く妙子は、同じくパートの真由美(猫背椿)と夫や息子の愚痴を言い合いながら毎日を過ごしていた。新人パートの育田詩乃(平祐奈)に手を焼く妙子と真由美の話題は、夫との離婚について。離婚を真剣に考えている真由美はそのためには300万円は必要だと妙子に教えた。

70点

失踪した女優の代役として、平凡な主婦が活躍するというシンデレラストーリー♡

私は、このドラマがお気に入りです。サクセスストーリーというと金銭的な成功者というのが定番ですが、この作品の場合はお金にはあまりこだわりません。毎日のルーチンを繰り返しいつの間にか年老いていく、どこにでもいる主婦が主人公で、そんな彼女が大女優の代役(影武者)に挑戦するというわくわくするストーリーで、正体がバレやしないか?ドキドキ要素もあります。同じように年を重ねて生きてきた、中高年におすすめです。 この愛すべき主人公を若村麻由美さんがみごとに演じています。

 

  トリリオンゲーム

ハッタリと野心と類まれなるコミュニケーション能力が武器のハル(目黒蓮)と気弱なパソコンオタクのガク(佐野勇斗)、正反対の二人がゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いでこの世のすべてを手に入れようと成り上がるエンターテイメント!

70点

1兆ドル稼ぐという話ですが、これがハリウッド映画のような潤沢な予算せ制作されれば、リアリティーも増して面白いのだと思いますが、日本のチープな予算でどのように実現させることができるのか?楽しみですね。今田美玲さんが今までどこかの妹役から、大企業の社長役を演じています。主役は最近波に乗ってる目黒蓮さん。どっしりした演技というよりも勢いで押し切る演技という感じでしょうか?

 

  シッコウ!!~犬と私と執行官~

今作の主演、伊藤沙莉が演じるのは、ひょんなことから【執行補助者】となる女性・吉野ひかり(よしの・ひかり)。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くことに…。しかしその会社はある日【執行】をうけ、倒産してしまいます。
 突然職を失ったひかりでしたが、その【執行】を行った張本人である【執行官】の小原樹(織田裕二)から“ある能力”を買われ、【執行補助者】として新たな道を歩み始めることになるのです。その“ある能力”とは「犬にものすごく好かれる」こと。犬だけは大の苦手だという小原はひかりの能力に目をつけ、2人は誰も想像し得なかった凸凹バディを結成することに…。

70点

お仕事ドラマで、今回のお仕事は”執行官”です。

シッコウの現場は、さながら闇金の取り立て屋との違いがわからないほどで、バックに国がついた取り立て屋という感じです。その執行官を織田裕二が演じ、一般市民の目線として、伊藤沙莉さんが登場します。普通なら、一話から、執行官としての職務を正当化してガンガン見ているものに訴えかけそうなところ、織田裕二は3話目まで、一切そのことを打ち明けず淡々と仕事をこなしてゆきます。見ている人はだんだん執行官に同情的になって来ます。そこで、自分の仕事に関してのプライドについて、初めて打ち明けます。

ヒロインは美人でなくても全然大丈夫を証明する作品でもあります。伊藤沙莉さんの演技力あってこそですね!

 


その他

 

  転職の魔王様

転職希望者、1000万人とも言われるこの時代。「この会社で、この仕事で、本当にいいのだろうか」 転職とは・・・自分の人生の”優先順位”を考え直す機会。「仕事」に向き合い、「人生」に向き合う、すべての人に届けます。

「波よ聞いてくれ」で、天才的な演技力を披露した小芝風花さんの最新作。

あれ以来、小芝風花さんの虜になりました。今作では残念ながらあの衝撃はありません。

今作は「シッコウ」と同じジャンルというべき仕事ドラマで、人生の重要な自分の仕事を見つけるドラマです。小芝さんは社畜化されて人生を諦めかけたヒロインを演じています。主役は転職エージェントの大魔王と呼ばれる人物を成田凌さんが演じています。

私のような中年よりも、人生これからの若い人に見てもらいたいドラマです。

 

  量産型リコ-もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-

本作で描く小向璃子は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」の社長。ドリクレと共にスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じてユニコーン企業を目指していく。
 

前作の続編ですが、全く同じ出演者が全く違うシチュエーションで登場する物語で、リコが今回は社長に!矢島模型店だけは変わらずですが、店員の女の子は同じグループのメンバーに交代しています。

プラモデルを組み立てるだけのドラマではなく、今回も、テーマである「スタートアップ企業」とリンクしているのが素晴らしいです。例えば、上手くコミュニケーションが取れない社員さんのとの回では、お城プラモデルを作ります。作っているうちに、このお城をどうやったら攻め落とすことができるのか?や、武田信玄の名台詞「人は石垣、人は城」など、プラモデルを組み立てながら攻略の糸口を掴んでいきます。25分足らずのドラマで気軽に見れ、愛着が湧くドラマです。

 

他の視聴中作品

 

  CODE-願いの代償-

日本離れした作風で、調べたら台湾のドラマのリメイク。坂口健太郎さんはこういったシリアスな作品のほうがいいですね。前作の「Dr.チョコレート」は、ひどかった。

  警部補ダイマジン

漫画が原作で、監督は三池崇史さん。ドラマ自体はけっこう面白いです。

  最高の教師 1年後、私は生徒に■された

けっこうきついドラマです。その中でも、飛び抜けてうまい演技の女子高生がいて、調べたら芦田愛菜さんでした。笑える。私にとっての芦田愛菜ちゃんは、マザーとか、パシフィック・リムなどの天才子役で記憶がとまってました。主役を食っちゃわないか心配です。