2023年 冬ドラマ プレビュー | 半兵衛のブログ

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映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

インターネット無料動画配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる冬ドラマのプレビューです。

今回はしぼって鑑賞しました。

プレビューと言いながら、いつも最終回間近にアップしますので、ほぼ役に立たないですが、何かの参考にしていただければ幸いです。それと、恋愛ものはほぼ見ませんので対象外となっていますのでご了承ください。

 

最近の日本映画はCGやアクションなどハリウッドにも負けない作品が増えています。ネットフリックスでも今際の国のアリス2でのカーアクションは日本でもこんな撮影できるんだーと驚くばかりになってきています。しかし、テレビドラマはというと、相変わらずで、「予算少ないのでストーリーで見せる日本ドラマ」という路線ですが、今回は特に突き抜けたドラマはなかったです。

 

 

  女神(テミス)の教室 ~リーガル青春白書~

<ストーリー>

毎年2~3名の合格者をだす法科大学院での物語で、藍井 仁(山田裕貴)先生に選ばれた選抜隊から合格者が出ます。すべての生徒は選ばれる事に必死になっています。藍井先生の授業は司法試験合格のためのノウハウや、試験対策ばかりで、ほぼ本質を考えず丸暗記必勝となっています。  そこへ、エリート裁判官の柊木 雫(北川景子)が赴任して来るのですが、柊木先生の授業は「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーにしており、法律そのものを教えるのではなく、法律の根源でる「人」から入っていきます。   藍井先生の授業と柊木先生の授業はまったく違っており、合格のためにはとてもスローに見えるので、生徒たちとも対立してゆきます。<半>

73点 半兵衛のおすすめ!

名門中学合格のドラマ「二月の勝者 -絶対合格の教室-」と同じ感想をもちました。子供時代からエリートになるため、遊ぶ時間もなく、勉強一辺倒の青春時代を過ごす子どもたちの物語でしたが、、遊ぶことも知らない=人の気持ち(庶民感覚)がわからない人たちが、この国の官僚になってゆくのだと。

 

このドラマの学校でも、司法試験に合格する人はほぼ、法律のまる暗記だけです。こんな人達が、人をさばく裁判官や、弁護士や検事になるのだと思うと本当にゾッとします。

 

合格の為効率一辺倒の授業をする藍井先生と実務に基づいた生きた授業をする柊木先生との対立が軸になっていて面白いです。生徒も次第に柊木先生の授業に心が動かされてゆきます。

 

柊木先生の出す実務演習がおもしろく、何故、黙秘権が必要なのか? 入れ墨を入れた男の銭湯での出来事などなど、かなり啓蒙的な内容が含まれており勉強になりました。

 

  リバーサルオーケストラ

<ストーリー>

超地味な市役所職員・谷岡初音。実は彼女は元天才ヴァイオリニスト。表舞台から去り、穏やかに暮らしていたはずが、強引すぎる変人マエストロ、常葉朝陽に巻き込まれ、地元のポンコツ交響楽団を一流オケに大改造!? しかし、二人の前には、数々の障害と強敵が!!「崖っぷちだけど、音楽が好き」夢にしがみつき、賢明に頑張る愛すべきポンコツオケ♫夢を追う生き方は、難しいけど、面白い!<HPより>

 

半兵衛の特別賞 おすすめ!

まず、思い浮かべるのが「のだめカンタービレ」ですが、こちらは、地方楽団の生き残りをかけた戦いが繰り広げられており見どころになっています。

それにしても、役者さんだけで、こんなに楽器弾ける人をバランスよく集めたと思います。さながら、かくし芸大会で、しかも、好きな役者さんばかりです。もしかしたら、演奏部分はモノホンのオーケストラの音を当てているのかもしれませんが、皆さんちゃんとプロ並みに指が動いています。もしかしたら、楽器を弾けない人たちかもしれませんが、演技力でカバーです。本当にすごいです。特に瀧内公美さんハマっています。

TVerでは、演奏部分だけを抜き出した編集版も特別公開されています。

  100万回言えばよかった

<ストーリー>

幼馴染でお互いを運命の相手だと確信していた相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)。
悠依にプロポーズしようと決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれてしまう。
最愛の人が突然姿を消した悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す中、悠依は刑事・魚住譲(松山ケンイチ)と出会う。
後日、譲は街中で直木の姿を見つけて話しかけるが、なんと直木は幽霊の姿となっていたのだった…。
直木は、自身の存在を唯一認識できる譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むが…。<HPより>

66点

知人にに紹介するときは、日本版「ゴースト/ニューヨークの幻」だと紹介します。

おそらくモチーフにしているのはほぼ間違いないとおもいます。

 

  警視庁アウトサイダー

《グレー》な刑事たちが、秘密を隠しながら、互いに利用しあい、それぞれの正義を見出していく…という超異色作! そこに、確かな演技力で役柄にリアリティーを宿らせる濱田岳、女優として着実に成長を続ける上白石萌歌の2人が加わり、シリアスとコメディーが絶妙なスピード感でからみあう、いまだかつてない刑事ドラマを生み出していきます。

65点

原作は加藤実秋さんで漫画化もされています。 ドラマとしては、ありがちな内容ですが、ギャグが結構ツボに入っています。特に上白石萌歌ちゃんのギャグセンスがすごいです。濱田岳さんが、本番で笑ってしまって、セリフが言えなかったようです。西島英彦さんのギャグよりの演技もなかなかです。 それと、「え?って言うな」というセリフがすべてのキャラクターに回っていくのが、モンティーパイソン風で面白いです。

ただし、他の方のブログなどを拝見すると、刑事ドラマとギャグは合わないという意見も目立ちました。ですが、シリアスなドラマにギャグを挟むよりも、最初からギャグ全開なので、その点ははっきりしていて良いと思います。

  三千円の使い方

このドラマでは、姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金をし、その夢をかなえるために奮闘します。
今を楽しく生きることだけしか考えていない次女に、結婚と子育ての真っただ中にいる長女、さらに更年期に熟年離婚危機を迎えてしまっている母に、生きがいを失い退屈な日々を過ごし、先の人生不安しかない祖母…御厨家の女性たちが抱える悩みは、世の女性に共通。「節約」を通して、それぞれが「どのような人生を送りたいのか?」を真剣に考え、悩む姿を描いていきます<HPより>

65点

原作は原田ひ香さんの本。

地味なドラマなのでが、いいドラマです。特にお父さんの定年退職の話は、神回で涙ちょちょぎれました。

中尾ミエさんは76歳なのに、いい感じで歳を取られていますね!素敵です。

 

  ブラッシュアップライフ

近藤麻美(安藤サクラ)が人間に生まれ変わる為に、現世での徳を重ねようと努力するの話。

 

60点→65点

バカリズムさんの作品です。

テンポの良い女子トークが作品を支配しているので、女子トークが苦手な人にはきついかと思います。、男性であるバカリズムさんが女子トークを考えていると思うと不思議です。死後の世界での役人の役で、本人が出演していますが、麻美(安藤サクラさん)との絡みがシュールです。

8話を見ての感想

だんだん印象が変わっていった作品で、なるほど、何度も何度も繰り返す人生を、おもしろおかしく語るドラマかと思いきや・・・・ちゃんと、メッセージがあるんですね!!繰り返す人生の目的とは!?最後に選ぶ自分の人生とは!? 次週が楽しみです。

最終話で何に生まれ変わるかがわかります。

 

  リエゾン-こどものこころ診療室-

『Dr.コトー診療所』脚本家・吉田紀子の最新作!! メスを持たない新医療ドラマ誕生!
原作は『コウノドリ』を生んだ「モーニング」の人気漫画!! 主演・山崎育三郎×ヒロイン・松本穂香

自らも発達障害=凸凹でこぼこを抱える児童精神科医&研修医が生きづらさを持つ子どもと親に正面からまっすぐ向き合う感涙必至のヒューマンドラマ!!<HPより>

60点

繊細なテーマをわかりやすく伝えているドラマだと思いますが、実際の発達障害を抱えている人からはけっこうな不評となっています。それが、どの部分か私のような視聴者もわからないです。「発達障害ではない他の病気」とか、「処方間違える医者に見てほしくない」とか「脚本家が違う」とか結構感涙必死とはいかないようです。

 

その他視聴中の作品

 

  罠の戦争

主演:草なぎ剛

自分の子供を階段からつ落とし昏睡状態にした犯人を見つけようとする政治家秘書が主人公の作品。

いわゆる復讐劇なのですが、成り行きで政治家に立候補しますが、この人の頭の中は復習だけで、政治家になって国民のために尽くそうなどとは一ミリも考えていません。この時点で可愛そうな人だから応援しようとは思わなくなるなりました。もしかしたら、主人公の人格が変わっていくのを描いた作品なのかもしれません。

 

  Get Ready!

出演:妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒

ブラックジャックとの違いがよくわからない作品。その人を救うか救わないかは波佐間(妻夫木聡)の気分次第。

 

  大病院占領

40点

主演:櫻井翔

冒頭でも触れたように、特撮やアクションが進化している中にあって、大変つくりがチープであるし、リアリティーがまるでありません。おそらく24(トゥエンティーフォー)風の作品を目指したと思われます。だとすると、ジャック・バウワー役が櫻井翔さんにあたると思われますが役柄が全くあっていないと思います。 24(トゥエンティーフォー)を意識した証拠は、バウワーチャンネルです。演技も緊張感がまったくなく、皆下手くそに見えるのは監督のせいでしょうか?ツッコミどころが本当に多くて残念です。少しは「今際の国のアリス」を見習ってほしいです。

 

  忍者に結婚は難しい

40点

原作:横関大による小説

主演:菜々緒、鈴木伸之

公開前には設定に惹かれて期待していた作品でしたが、かなりのがっかり作品。