インターネット無料配信サービス、TVer(ティーバー)で見られる夏ドラマを全部ではありませんが、一通り見てみました。まだ、放送開始間もないので、一話から三話程度の配信なのですが、寸評やおすすめなどを紹介してみたいと思います。
一気に書き込めないのと、放送時期が一緒ではありませんので、少しずつ更新していきたいと思います。
また、評価も話数が増えるに従い変動したりしますので、ご容赦ください。
#家族募集します
75点→65点
<ストーリー>
主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。>そんな中、幼馴染の 小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、SNSで家族を募集し、子育てをシェアして一緒に暮らそうと突飛な提案をする。そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、その夜、蒼介の携帯に1本の電話が…。かけてきたのは、5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てるシングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて…。
新しい家族?のあり方を提議するドラマ。
最近では、「逃げるが恥だが役に立つ」もこのカテゴリーに入るかもしれません。
シングルマザーとシングルファーザーが幼馴染を介して出会う物語。
一話目は、番組の大切なつかみなのですが、いきなりの感動ピーク状態でした。
※最終話まで見ての感想
新しい家族のあり方を示してくれると期待していましたが、一本調子で、特に驚きの無いストーリーになってしまい、尻つぼみで終わってしまった印象です。
TOKYO MER~走る緊急救命室~
75点→80点
<ストーリー>
事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、患者を救命するために発足した“TOKYO MER”。
救命救急チーム”TOKYO MER”のメンバーは、7人。チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)研修医・弦巻比奈(中条あやみ)看護師・蔵前夏梅(菜々緒)とベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。
発足記念式典の最中、バス事故で重篤患者が出ているとの通報を受けて、チームは現場へと急行する。そこには、何人もの命の危機に瀕した患者が待ち受けていた!複数の患者を危険極まりない事故現場でオペをするという前代未聞のミッションに挑む。
夏ドラの2本の救命ドラマのうちの一本がこれです。 救命ドラマは、ヒットを狙うには手堅い選択だと思います。奇しくもコロナ渦で活躍する医師に対する感謝の気持ちで一杯なこのご時世に、命を救う者達の活躍を描いているからです。
更に、都知事が女性で有ることも、小池都知事を意識している証拠ではないでしょうか?
見どころは、このMERは実験的で新しい試みなので、法整備が追いついていません。しかし、救命の仕事は待ってくれません。 そんな中で、迷うことなく人命を優先する救命医たちの活躍を見ることができます。
まるで24(トゥエンティフォー)のジャックバウアー状態で、命を顧みず、人命救助を行います。
3話ではとうとう立て籠もり犯が出てきます。ジャックバウアー状態が顕著になりました。
なんか、毎週重大事故が起こるので、毎週怪獣が出てくるウルトラマンを見ていた頃を思い出します。
※最終話まで見ての感想
毎回ピークに持っていくため、ツッコミどころが多くなってしまいます。言い換えれば、脚本が粗いです。
それと、石田ゆり子さんは、どう見ても都知事には見えません。
ナイト・ドクター
75点→90点
<ストーリー>
柏桜会あさひ海浜病院では、“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指し、崩壊寸前の救急医療を立て直すべく、新たな働き方として夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」を設立することに。夜間救急は慢性的な医師不足、救急車難民、コンビニ受診など問題が山積みですが、昼も夜も救うべき命があることに変わりはありません。そこで“夜の病院を守る”という重要な使命を果たすため、5人の若き医師たちが集められます。強い志を持つ者、自分の意志とは裏腹にやってきた者…訳ありの5人の医師たちが時にぶつかり、時に励まし合いながら、命に真摯(しんし)に向き合っていきます。一方、医師も仕事を終えればひとりの人間として、家族や恋人、そして自分自身の悩みや問題に直面。ナイト・ドクターの5人が、誰よりも長い時間を共に過ごしながら、絆を深め合い、医師として人として成長していく姿をリアルかつユーモラスに描く完全オリジナル作品です。
TOKYO MER~走る緊急救命室~に2週間ほど先んじて放送が開始されました。TOKYO MERが24(トゥエンティフォー)テイストなのに対し、等身大の医師たちの生活感あふれるドラマになっています。3話は特に素晴らしかったです。
5話も、かなり、考えさせられる内容で◎
※最終話までみての感想
夏ドラでは一番心に残った作品です。
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
65点→78点
<ストーリー>
町山署の交番に勤務する新人警察官・川合麻依は、違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし、辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子部長。
初日にして連続窃盗犯を捕まえるなど、藤部長の鋭い観察眼や取り調べ能力を目の当たりにする川合。藤部長の優しく、時に厳しい指導の下、川合は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになる。
原作は「モーニング」に連載されている漫画で、架空の町にある岡島県警町山警察署の交番(=ハコ)に勤務する女性警察官の内情を描いた警察日常マンガ。
夏ドラでの唯一のコメディー全開作品なので、何も考えずに見れる作品です。登場人物も戸田恵梨香とムロツヨシという、どこかでみたことがある組み合わせに、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴・・・・
永野芽郁さんの演技を見る限り、こんな人じゃ警察官は務まらないと思いつつ、逆に普通に警察官が務まる人ってどれくらい図太い神経の持ち主なのだろう?と思います。
3話感想、しっかり永野さんの成長も描いていると関心するとともに、だめなところばかりじゃない、似顔絵のセンスが犯人逮捕につながるという、拾い物もありました。
4話感想、何日もちゃんと寝ていない刑事達の裏の生活など、匂いまで届きそうな描写も目新しく、まるで本格的な刑事ドラマのような展開の中で、永野さんの覚醒まで描いていて、ただのコメディーではないと思いました。
ムロツヨシさんの演技はまんま、勇者ヨシヒコのメレブです。
※最終話まで見ての感想
なかなか、面白い作品で、続編がみたいです。しかし、俳優さんが売れっ子ばかりなので、続編はスケジュールの調整がつかず、数年後になりそうです。
彼女はキレイだった
65点
<ストーリー>
子供の頃、美少女でクラスの人気者だった佐藤愛(小芝風花)は、親友の桐山梨沙(佐久間由衣)と2人暮らし。求職中の28歳の誕生日にバイトをクビになり、今やすっかりダサくなった自分の容姿や、何もかもうまくいかない人生に激しく落ち込む。
そんなある日、アメリカへ引っ越した初恋の相手・長谷部宗介(中島健人)から、「帰国するので会いたい」とメールが届く。気弱で太っていたことから、いじめられっ子だった宗介。しかし、愛は彼の優しい一面が大好きで、2人は両思いだった。
久しぶりの再会に胸を躍らせる愛だったが、待ち合わせ場所にいた宗介は、昔の面影などまったくない洗練されたクールな男に成長していた。それに比べて自分は——。幻滅され、嫌われることを恐れた愛は、急きょ、代役として梨沙を宗介の元へ向かわせる。
相手がニセモノの愛だとは知らず、再会を喜ぶ宗介。懐かしい思い出がよみがえり、またあの頃のように一緒にいたいと願う宗介に、愛は明日からイギリスに留学すると告げる。それは、楽しかった思い出を残したまま、もう会わないと決めた愛の悲しいウソだった。
それからしばらくして、大手出版社に採用された愛は、ファッション誌『ザ・モスト』の編集部で働くことになる。樋口拓也(赤楚衛二)の指導のもと、自分とは無縁の華やかな世界に戸惑いを隠せない愛。そのうえ、売上が低調な雑誌を立て直すためにやってきたクリエイティブディレクター兼副編集長が、なんと宗介で…。
韓国ドラマのリメイク
話は単純明快で、昔の彼?に合わせる顔がないので、同居する親友に自分の名前で代わりになってもらい、軽くかわすはずが、彼が偶然に務める会社の上司として赴任してきて、シッチャカメッチャカになる話です。つまらなかったら視聴をやめようと思いながらみていましたが、いつの間にかひきこまれていました。
小芝風花さんが一皮むけた素晴らしい演技をしています。
IP〜サイバー捜査班
55点
<ストーリー>
京都府警本部が新たに設立した《サイバー総合事犯係》。ネット分析やプロファイリングなど最先端の機器とスキルによる捜査支援を主とした部署に、《現場捜査+逮捕権》を付与した画期的なチームです。
《ムダ嫌いなデジタル人間》に、《娘かもしれない新人刑事》が急接近!?
しかし――優秀なエキスパートを集め、鳴り物入りで結成されたにもかかわらず、《サイバー総合事犯係》にまわってくるのは、ネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な仕事ばかり。捜査権はあるものの、立て割り組織である府警の中ではサポート係に甘んじるしかなく、《総事係》=《お掃除係》と揶揄される、最先端でありながらちょっと残念な部署なのです。
しかも、主任の安洛一誠(やすみや・いっせい)はサイバー犯罪に関する知識も捜査スキルもピカイチなのに、超がつくほどのデジタル人間。「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放つ変わり者で、ジャケットの代わりに“羽織”を身にまとう、警察官らしからぬ男です。
物語は、そんな“お掃除係”に新人刑事・古宮山絆(こみやま・きずな)が配属されてきたところからスタートします。なんと絆は亡き母が遺した1枚の写真から、安洛一誠こそ自身の父親かもしれないと考え、彼を探るために、この部署への配属を希望したのです。
気軽に見れる犯罪捜査ものです。
ボイスⅡ 110緊急指令室
70点→60点
<ストーリー>
港東署緊急指令室(110番)の直轄チーム『Emergency Call Unit』(通称:ECU)は、通報から10分以内に被害者を救出する初動捜査に特化した部署。
室長の橘ひかり(真木よう子)と、ECU緊急出動班の班長・重藤雄二はその日、本部での会議を終えたその足で、立てこもり事件の現場へ向かう!現場では爆弾を巻きつけた男が、妊婦を人質に声を荒らげていて……!ひかりは犯人の男の“声”に耳を澄ます。類まれな聴力と分析力を併せ持つボイスプロファイラーのひかりは、即座に男の特徴を掴むと、指令室の室員たちと連携し、鮮やかに男の身元と目的を割り出していく……!
一方、息子・大樹のため、現場から退いていた元刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)は、妻の墓参りの帰り、女性が襲われている現場に遭遇。被害者・純名を助け出し、犯人の男を追う!しかし、予め逃走経路を決めていた男は逃走。その直後、先に家に帰したはずの大樹と連絡が取れなくなり……。
こちらも韓国ドラマのリメイク
私の大好きな作品「ダークナイト」を完全にモチーフにしている感じです。
ジョーカーが代議員と恋人を別々の場所で人質にとり、バットマンにどちらか一人を選べ!と選択させ、どちらか一人を選んだとき、もうひとりが死にます。結局、そのどちらかを選択したバットマンに責任を転嫁させるのです。
かなり、ダークナイトライクな作品なのは間違いありません。この作品の場合ジョーカーはまだ、謎の人物ということになります。なかなか、期待させる展開です。
犯人はズバリ重藤雄二で、誘拐殺害されたと見せかけて犯人ではないでしょうか?
きっと外しますのでごめんなさい。
個人的には唐沢さんのどこか他人事のような演技が昔から好きになれません。真木陽子さんは、結構なりきっています。
※最終話まで見ての感想
最後までダークナイトで、爆破のスイッチを一般市民に渡すところまでクリソツでした。
武士スタント逢坂くん!
60点
<ストーリー>
江戸時代、人気の春画師だった武士の逢坂総司郎 しかし、「性の交わりを描いた浮世絵=”春画”」は風紀を乱すものとされ、禁止令が出ていた時代。隠れて描いていた逢坂は処刑されることに・・・
無念の思いから突如、令和の漫画家・宮上祐樹の元へタイムスリップ!?
漫画が原作のタイムスリップ・コメディーです。
タイトルから武士がスタントマンになるのかとおもいきや、武士が漫画家のアシスタントになるものです。深夜枠の放送で、春画は江戸時代のエロ画なので、エロ要素もあります。