◆Jimi Hendrix - Purple Haze
前回、クリームの「クロスロード」を取り上げましたので、やはり、ジミヘンを取り上げないわけにはいきませんね。
◆多大な影響を与えたアーチスト
本名ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス=日本での通称「ジミヘン」 アメリカ人
ローリング・ストーン誌が選ぶ最も偉大な100人のギタリストで1位
ブルースとロックの融合を果たしただけではなく、現在のロック奏法は彼の画期的な技法から来ているといわれるほどで、ロックミュージシャンに多大な影響を与えている天才ギタリスト。ヴォーカルまでこなします。
その一方で、ロックにおけるステージパフォーマンスでも多大な影響を与えています。
有名なパフォーマンスは、右利き用ギターを左利きで使う、背中にギターをまわして弾く、歯でギターを弾く、ギターを燃やす など。
◆謎の死
デビューからわずか4年後27才で謎の死をとげる。
死亡原因は、酒と睡眠薬を併用し、睡眠中に嘔吐したことによる窒息死とされるが、マフィアの金づるだったこともあり陰謀説など諸説あります。
◆多くのミュージシャンからリスペクトされている
・エリック・クラプトン 「僕とジェフ・ベックが2人がかりでいっても、ジミにはかなわないだろう」
※ジミヘンはクラプトンとセッションを何回か行なったが「おまえはギターよりベースを弾いた方がいい」とクラプトンに助言した。
・ジェフ・ベック 「好調な時のジミを超えるギタリストなどいるはずがない。自分がギタリストであることが恥ずかしくなるよ」
・エドワード・ヴァン・ヘイレン 「僕にとっては、ジミが永遠のナンバーワンだよ」
・ジョン・レノン 「ジミはロックの指導者、革新者で、この時代における最も影響力を持った人間の一人だった。完全に独創的だった」
・ポール・マッカートニー 「ジミは絶対にギターのエース」
◆ストラトキャスター
現代ロックの代名詞のギターですが、ジミヘン以前に使う人がおらず生産中止の危機のある中でジミヘンの使用によって一気にメジャーな存在になりました。
◆ビートルズとの関係
世界初の本格的野外ロックフェスティバル、モンタレー・ポップ・フェスティバルに出演。これは同フェスティバルのイギリスでの世話役だったポール・マッカートニー(ビートルズ)が、「ジミを出さないフェスティバルなどありえない」と熱心に推挙したためと言われる。
彼はお礼に、「サージェント・ペパーズ」を発売の二日後にステージで演奏している。
◆「紫の煙」は1967年のアルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト?』に収録
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Jimi Hendrix - Purple Haze
俺の頭に紫の煙が入り込んだ
最近物事の見え方が変わってしまった
おかしなふるまいをするんだ
でも何故だかはわからない
ハイになる俺をゆるしてくれ
辺り一面が紫の煙に覆われた
どっちが上か下かもわからない
俺は幸せなのかそれともみじめなのか?
なんにせよ、あの娘が俺に魔法をかけたんだ
助けてよベイビー 助けてよベイビー
あたり一面に紫の煙
昼なのか夜なのかさえもわからない
おまえが俺の心をぶっ飛ばしてしまったんだ
もう夜明けなのか?それともお終いなのか?
助けてよベイビー 助けてよベイビー
辺り一面が紫の煙に覆われた
どっちが上か下なのかさえわかりもしない
おまえが俺の心をぶっ飛ばしてしまったんだ
もう夜明けなのか?それともお終いなのか?
助けてくれよベイビー 助けてくれよベイビー
訳詞:半兵衛
※パープル・ヘイズ=LSDが紫色のカプセルに入っていたため、LSDを指す
※歌詞は沢山のヴァージョンが有るみたいです。
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ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では17位
ウッドストックでの超有名なパフォーマンス「星条旗よ永遠なれ」