吉田拓郎  今日までそして明日から | 半兵衛のブログ

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「今日までそして明日から」は1971年7月に発売された吉田拓郎の曲です。

ゾンビというモンスターは人間が死んだにもかかわらずなぜか生命を与えられ、
モンスターとして死体のまま蘇るのです。
そして、生きている人間を食料としてさまようのです
しかも、すでに胃などの消化器官も活動は停止しています。
本当は食料など無くてもても生きていけるのです
しかしながら人間を求めてさまようのです・・・・


私には生きている目的がありません。
日々同じ生活を繰り返しています。
昨日食べた食事も思い出せません。

本当に何の為に生きているのかわかりません。
ですから、ゾンビとまったく同じ状態なのです。
私は私のような人間をゾンビ状態だと思います。

そんな私ですが、社会生活の中ではいろいろな人によりかかりながらかろうじて生きています。

そして、この曲なのですが
いいことも悪いことも乗り越えて、日々の生活を繰り返しながら生きていく人間のことを歌っています。

吉田拓郎ほどの人でも、同じ日々の繰り返しの中で悩みながら生きているのです。


私は思いました「結局はわけもわからないまま生きていくしかないんだ・・・・」


この曲はすばらしい曲だと思います
宮沢賢治の「アメニモマケズ」と似た印象を受けます
淡々と繰り返されるフレーズと淡々と繰り返される日々の生活・・・
見事に表現されていますね
若いころに作った曲を今でも歌っているのもどこか説得力があります。
曲のタイトルどおりに今でも生きている拓郎さんです。


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今日までそして明日から

作詞/作曲 吉田拓郎


わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力をかりて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとりあって
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう

けれど それにしたって
どこで どう変ってしまうか
そうです わからないまま生きてゆく
明日からの そんなわたしです

わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

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吉田拓郎/今日までそして明日から