CCR 雨を見たかい?(Have You Ever Seen the Rain?) | 半兵衛のブログ

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◆Have You Ever Seen the Rain?

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル略してCCR
アメリカ南部のロック=サザンロックの先駆者1968年~1972年


CCRの雨を見たかい?は1970年発売の曲です。
この曲はベトナム戦争の反戦歌で、大量に使われたナパーム弾の事を歌っています。
そこで語られる「雨」は米軍によるナパーム爆弾の絨毯爆撃の比喩です。

作者は反戦歌ではないと、否定してますが、えてして作者は本当の事を語らない事が多く、事実、当時の米国では放送禁止になっていました。

第二次世界大戦では、祖母の住んでいた東京の府中にも、空襲があり、焼夷弾が祖母の近くに落ちたそうです。
幸いにして不発弾だったので、一命を取り留めたそうです。
もし、不発弾ではなかったら、今の私はここにはいませんね、そう考えると何か不思議な感じがします。しかし、長崎や広島もそうですが米軍は民間人まで平気で殺せるんですね。
しかも、長崎や広島は原爆を落とすまで、全く空襲をせずに放置し、手付かずの都市に原爆を落とすとどうなるのか?日本人の生命を使って実験したのです。もちろん投下の予告もありません。悪魔の人体実験ですね。日本は2発で降伏しましたが、12発落とす計画だったようです。

この曲はヒットチャートの8位どまりですが、反戦歌として、放送禁止になっていますので、数字以上のパワーを持った曲のような気がします。今ではCCRの代表曲の一つとして認識されています。(ジョン・レノンのイマジンも発売当時は何と、ヒットチャートの3位でした。)


※ナパーム弾(英: Napalm bomb)は、主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加してゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である。アメリカ軍が開発したもので、きわめて高温(900 - 1,300度)で燃焼し、広範囲を焼尽・破壊する。ナパーム弾の燃焼の際には大量の酸素が使われるため、着弾地点から離れていても酸欠によって窒息死、あるいは一酸化炭素中毒死することがある。
第2次世界大戦では、アメリカ空軍は日本領地への空爆に使用。ウィキぺディアより

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Have You Ever Seen the Rain?
            作詞・作曲:john fogerty

昔、誰かから聞いた話だ
嵐の前は穏やかだ
判ってるさ そいつぁ時々やって来るぜ 
その後で こう奴らは言う
晴れた日に、雨が降るだろう?
判ってるさ 空からまるで雨水のようにキラキラと光りながら降ってくるんだ

僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
晴れた日に降る雨さ・・・

昨日もその前の日も
陽射しが冷たくて 雨が激しいんだ
判ってるさ 僕が見ている間 ずっとそうだった

それは、ずっと続くんだ
その圏内では 速かったり遅かったり・・
判ってるさ 降り止まないのが驚きさ

僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
晴れた日に降る雨さ・・・

僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
僕は知りたいんだ そんな雨を見たことがあるかい?
晴れた日に降る雨さ・・・

訳:半兵衛
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Have You Ever Seen The Rain 雨を見たかい - CCR

John Fogerty "Have You Ever Seen The Rain?" Live