昨日介護関係者と話する機会がありました。
「利用者の徘徊とか脱走とか、暴力とかは、その行為を防ぐのは当然として、一番大切なことは、原因となってる理由を理解して、それを取り除いてあげることが大切で、例えば脱走する人は、私たちが一日中部屋に閉じこもっていると、外に出たいと思うのと同じで散歩が足りないのかも知れないし、施設がいやでいやでしかたないかも知れない・・・
私たちに出来る事は、散歩に多く連れ出してあげるか、施設を好きになってもらうかなどで対応していくしかない」とおっしゃっていました。
要は、利用者さんを物として扱うのではなく、人生の先輩として尊敬するととともに、コミュニケーションを絶えずおこない障害となっているものを取り除いてあげる事が大切だということだと思います。
もしかしたら介護の初歩の初歩なのかもしれませんが、私の想像していた介護のイメージは、どうも身辺のお世話という形式的なイメージしかありませんでした。
誠に奥が深い職業だと思うと同時に、やりがいのある職業だと思いました。
介護関係の方本当にお疲れ様です。