半兵衛のブログ

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映画やドラマ好きなので映画やTVドラマのレビュー、ビートルズ関連の曲紹介や、古い洋楽ロック、気になるJポップスのレビューをしています。ペタは見ません、いいねを中心に訪問しています。

 

原作:岩原裕二 LINEマンガ

既刊:10巻

ジャンル:ダーク・ファンタジー

監督:田口清隆

アニメ制作会社:Lay-duce

声優:白石晴香 中村悠一 悠木碧 田村睦心 他

サブスク:アマプラ、ABEMAなど

IMDb:Ep8までの評価:8.0

 

おすすめ度 ★★★★☆ ダーク・ファンタジーファンに特におすすめ。

お子様おすすめ度  結構グロいシーンがあります。

 

全くと言っていいほど話題になっていない作品なので紹介する価値があると思いました。まずは斬新な設定のストーリーが何より光ります。話もどんどん展開していきます。人類から攻撃を仕掛けられ、人類を滅ぼそうと決めた魔獣王クレバテスですが、自ら破壊した街で瀕死の小姓に赤子を託されて、気まぐれで人類に興味を持ちその子を育て成長を見守ることにします。人類を滅ぼすかどうかの判断はその子の成長を見ながら決めようとします。まず、乳を飲ませる役割で、自分に立ち向かって返り討ちにした勇者アリシアを蘇生(ゾンビ化)しますが、処女である勇者アリシアは無理なので、乳母を探すため、彼女と一緒に旅を始めます。テーマが人間を知る旅であるのと、1000年を生きた魔物という設定が、葬送のフリーレンにちょっと似ています。

 

ロードムービー的なところが絶妙に良いです。 これは絶対ハリウッドが欲しがるストーリーだと思いました。実写化を頭で描きながら見ていますがこれはハマります。

 

<ストーリー>

ハイデンの王は4体の魔獣王のひとつクレバテスを討伐すべく13人の勇者を派遣したが、討伐は失敗した。クレバテスは敵対した人属を脅威とみなし、ハイデンの首都・ハイドラートの城を攻め落とした。 崩壊した城の中を移動している中、赤子と、城の瓦礫から身を挺して赤子を守った者を発見する。その者はクレバテスに赤子を助けるように求めた。クレバテスは一度断るも、人属の価値を赤子は見出してくれると聞いて、これを受け入れた。こうして、人属の運命は赤子に託されることとなる。



 

 

 

OP曲とED曲が半端ない

TVアニメ「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-」ノンクレジットOP 

只今ヘビーローテーション中。

 

前島麻由「Ruler」Music Video(TVアニメ「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-」オープニング主題歌)

 

Ruler歌詞 ←これをクリックで飛びます。

 

TVアニメ「クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-」ノンクレジットED

 

アニメの常識通りで、OPは激しく、EDは余韻を残して静かな曲が多いですね。

このED曲を初めて聞いたとき英語の発音が完璧すぎるので誰が歌っているのか興味津津でした。

※手のあざが気になる

Elena Jane Goulding イギリス出身のシンガーソングアンドライター。全世界で400万枚のアルバムセールスと1500万枚のシングルセールスを記録。

 

Destiny歌詞 ←これをクリックで飛びます。

 

これは少し反則(笑)アニメがヒットすることでJ-POPの人気に火がついて来ましたが、これは全く予想だにしませんでした。今後、英語圏の歌手とのコラボで、アメリカでヒット飛ばすようになるのでしょうか!? 今のところフルバージョンはyoutubeでは聞けないようです。

 

第1話、海外の反応

◯ 数あるプロットの中で死者が蘇って 赤ちゃんを面倒見るを探すというのが王国 を滅ぼす獣のための展開として終わるとは 思わなかったよ。

 

◯ 蘇った死体が 赤ちゃんの世話をしてくれる乳母を見つけるなんて。

※乳母はなんと猫猫の声優さん。

 

◯ これめっちゃいいじゃん。全然知られてないアニメで話題にもなってないのにアートとアニメーションが意外にしっかりしてる。 それで調べてみたんだけど、どうやら LINE 漫画日本のソーシャルメディアとメッセージングアプリのことが元になってるらしいよ。

 

◯ いや、マジでこんなに突然現れて驚かされたアニメは久しぶりだよ。まるで 90年代のOVAが今の技術で作られた みたいな。 すごいハイブリッドって感じだね。 おお、久しぶりにいいダークファンタジーアニメの設定を見た気がする。このエピソードでの基準をこのままキープして欲しいな。

 

 

 

 

 

 

タコピーの原罪はジャンルはTVアニメとしましたが、実は動画配信サイトのみのWEBアニメです。その理由は、原作を壊すことなく届ける為にテレビ向けに妥協をしたくなかったというプロデューサー自らの判断が理由です。

 

 

原作 タコピーの原罪

英題 Takopi's Original Sin

作者 タイザン5

掲載 少年ジャンプ+ 全2巻(145万部)

アニメ制作会社 ENISHIYA(エニシヤ)

監督 飯野慎也

話数 全6話

声優 間宮くるみ、上田麗奈、小原好美 他

IMDb アニメ史上初の全話9点以上

 

おすすめ度★★★★☆ 見るのはきつい作品ですが子育て世代は必見。

お子様  ちょっと厳しい・・・大人になってから。

 

これは全6話とはいえ、かなりしんどい作品で、心がすり減ります。近い作品なら内容は全く違いますが、「火垂るの墓」を見るようなヘビーさです。ここで描かれるのは、離婚など親の理由で家庭が崩壊している子どもに対するイジメやネグレクトなどが描かれています。作品はドラえもんならぬ、宇宙からの使者タコピーがいじめなどの問題に挑むような感じですが、タコピーはドラえもんのような地球の常識は持ち合わせていません。ただただ純粋な宇宙人がどのようにしてこの問題に立ち向かって行くのでしょうか? 途中でもしかしてホラー作品なの?と思えるような描写も度々あります。

 

日本独特の社会的な家庭問題をとりあげていますので海外のアニメファンには受け入れてもらえないと思いましたが、意外にも海外のファンは高評価をつけています。海外のリアクションなどを見ると、日本人以上にしっかりした感想を持っていることに驚きます。印象的だったコメントは「この作品を見るのは辛い、だけど、親として子供たちに同じ思いだけはさせたくない、だから最後まで見届ける義務がある」というものでした。

 

<ストーリー>

2016年、地球にハッピーを広めるため来訪したハッピー星人タコピーは、空腹で動けなくなっていたところを小学4年生の少女久世しずかに救われる。タコピーはお礼にハッピー星の様々な「ハッピー道具」でしずかを笑顔にしようとするが、しずかは相手にしない。しずかの心の支えは愛犬のチャッピーだったが、タコピーと出会って6日目、チャッピーは姿を消し、翌日しずかはタコピーから借りたハッピー道具「仲直りリボン」を借りる。

 

 

ano「ハッピーラッキーチャッピー 」

 

ハッピーラッキーチャッピー歌詞 ←をクリックで飛びます。

 

Tele | 硝子の線 - Music Video

 

 硝子の線歌詞 ←これをクリックで飛びます。

 

『捜しもの』タコピーの原罪 第6話 挿入歌 / Takopi's Original Sin - EP.6 insert song

 

探し物歌詞 ←これをクリックで飛びます。

 

 

ここからはネタバレになります。

 

結局タイトルの原罪の意味は

 

答え:無知と善意が生み出した悲劇です。

タコピーの行動は常に善意から出発しています。しずかを笑顔にしたい、まりなを助けたい。その純粋な思いに嘘はありません。しかし、地球人の複雑な感情や家庭環境、そして少女たちが抱える心の闇を理解しないまま、安易に「ハッピー道具」を与えて無理やり関係を修復しよとしたり、「変身カメラ」で姿を変えたりと、その場しのぎの解決策ばかりです。そして彼は自分の道具が引き起こした悲劇から目をそらしました。タコピーが、まりなを殺した後も時間を巻き戻して何も悪いことがなかった世界を作り出します。生命や人間の感情を無視して安易に運命を書き換えようとしました。しかしそれでは何も解決されないのです。その無知の上の善意は、タコピーが生まれながらに持っている罪といっても良いでしょう。

 

原罪とはキリスト教などの考え方で生まれながらに罪を背負っているという考え方です。

原罪からの救済

物語の最終回で、タコピーは初めて自分の罪に向きあいます。そして出した答えは道具よりも、その人に寄り添うでした。タコピーはただひたすらにしずかの話を聞きます。タコピーはハッピーカメラに自分の生命力を最後に与え時を巻き戻します。しずか達は何があったのか忘れてしまいますが、いつも耳元で誰かが寄り添ってくれていた記憶がなんとなく残ります。ノートに書かれていたタコピーの絵を見たことがきっかけで、しずかとまりなの悪い関係が解消されていきます。実は同じような家庭環境を境遇した親友へと変わって行く様子が描かれてハッピーエンドとなります。タコピーの最後は人々の罪を背負って十字架で亡くなったあの人に似ていますね。

 

海外のニキ達の感想

◯この話って、「全部自分でどうにかできるわけじゃない」ってメッセージがすごく伝わってくるよね。 でも、ちゃんと話し合ったり、誰かと繋がったり、そばにいてくれる人がいるだけで、状況は良くなるんだと思う。 本当に、辛い状況でも希望を持つことの大切さが強調されてると思う。 まさか誰かがそばにいるだけで、こんなに人生変わるとは思わなかったわ。 全部の問題を解決してくれる必要なんてないし、そもそもできないことの方が多い。 でも一緒にいる時間だけは、ちゃんと幸せにしてくれる。 この物語の教訓は苦しんでる人に必要なのは奇跡でも魔法でもなく、ただそばにいてくれる誰かってことなんだろうな。

 

◯道具によって、結局全部がどんどん悪化していった。 唯一、何かが本当に良くなったのは、タコピーがしずか(ていうかみんな)の問題をちゃんと認めて、「どうしたらいいか分からない」って素直に言って、それでもそばにいてあげた時だけだった。 ほろ苦いエンディングだけど、この作品にはそれが一番しっくりくるし、絶対みんな毒親を乗り越えていけるって信じてる。 このエンディング、完璧じゃないけどめっちゃ満足してる。 俺はこの終わり方すごく好きだわ。 この物語には完璧なエンディングだったと思う。 これしかなかったっピ! 本当に良い作品だったし、「親のダメさが子供に与える影響」ってテーマもめっちゃ刺さった。 それと同時に子供には毒親を乗り越える強さがある希望もくれた。 

 

◯今回のエピソードはマジでやばかった。 見終わった後に、涙があとからあとから流れてきたんだけど、これは一体何なんだよ。 こんな経験初めてだ。 まだ余韻で頭回ってないけど、しずかの崩壊シーンは見てて本当に辛かった。 あれはもう、ひとりぼっちにされた女の子のむき出しの感情だった。 タコピーが「どうしたらいいか分からない」って告白して、でもしずかのそばにいることを選んだシーン、あれは本当に心に刺さった。 しずかの目に一瞬で光が戻って、涙が一気に溢れ出すとこ、あれはやばい。 やっと自分の現実を直視して、どんだけ人生めちゃくちゃだったか、何をしてきたか全部分かって、でももう後戻りできないって気付くんだよね。

 

◯まりなとしずかはまだ結構ひどい人生送ってるっぽいけど、お互いの痛みを分かり合える相手がいるのは救いだよね。 大学とか大人になったら、絶対に人生立て直して、あのどうしようもない親たちの支配から解放されるって信じてる。 今はお互いがいるから、きっともっといい大人になれるし、今も未来も幸せを見つけられるはず。 過去の後悔にずっと囚われるんじゃなくて、前を向いて一緒により良い未来を目指すことで、まりなとしずかはこの悪循環を断ち切れるんだろうな。 ほんと頼むから、2人にはちゃんとした家庭を築いてほしいし、もうこの不幸の連鎖は繰り返さないでほしい!。 私もね、虐待されて育ったんだ。まりなが虐待されて育ったから良い母親になれないかもしれないって思ってるかもしれないけど、そんな事ない。 私もできたから、きっとできるよ。コツはね。子育てと同時に私の中の恵まれなかった小さな私の事も一緒に育ててあげることだよ。 子供が立った時、私の中の小さな私も立った日なの。 子供が泣いているから話を聞いて慰めた時、私の中の小さな私も慰められているの。 そうやって月日が過ぎていくと、私もすごく満たされて成長していることに気付いたんだ。

 

◯2025年を生きるみんなへ。 つらい人生を送ってるみんなへ。 親に虐待されたり、親同士が喧嘩したり。 周りから敵視されたり、仲間外れにされたりしても。 タコピーがいつも君を見守ってるっピよ! 大丈夫だっピ! ありがとうピ!。 バイバイっピ! タコピー! どうかお空で安らかに眠ってだっピ! タコピー。 あなたをダメなタコだと言ったことを訂正します。 タコピーは本当に立派なハッピー星人でしたよ。 きっとお母さんはあなたを誇りに思うでしょう。

 

 

 

ダンダダン第2期、始動!

期待を軽々と飛び越えてくる、まさに“斜め上”のアニメ。それが『ダンダダン』です。一言で表すなら、これは“コンビニアニメ”。つまり、あらゆるジャンルがぎゅっと詰め込まれた、欲張りな作品なのです。

私は原作未読ですが、アニメが原作を超えるのは稀なこと。それでもこの作品は、色彩、音響、動き、声優の演技、音楽──すべてが見事に融合し、アニメーションとして極限の完成度を誇っています。制作スタジオ「サイエンス・サル」が届けてくれるのは、まさに最高峰のジャパニーズ・アニメーションです。

何でもアリ、でも芯はブレない

この作品の魅力は、オカルト、地球外生命体、ギャグ、アクション、恋愛──とにかく“何でもアリ”な設定。まるでコンビニのように、小さな空間に多彩な要素を詰め込んでいます。

一歩間違えば、ジャンルの混在で焦点がぼやけてしまいそうですが、『ダンダダン』は決してブレません。その理由は、人情味あふれる日常生活のリアルな描写がしっかりと土台にあるから。だからこそ、世界中の視聴者に愛されているのだと思います。

音楽も進化する

第1期のオープニング「オトノケ」(クリーピーナッツ)は大ヒットしました。普通なら、続編の音楽は前作に及ばないと思われがちですが──第2期のオープニングは、それを超えてきます!

まるでビートルズが新しいアルバムを出すたびに前作を凌駕していたような、あのワクワク感が蘇るのです。

 

アイナ・ジ・エンド - 革命道中 - On The Way / THE FIRST TAKE

 

 

 

    

 

革命道中
アイナ・ジ・エンド
ダンダダン 第2期 オープニング

作詞:アイナ・ジ・エンド、Shin Sakiura
作曲:アイナ・ジ・エンド、Shin Sakiura
編曲:Shin Sakiura

 

 

唸るぜ
血泥ついたって守りたい
革命道中だって君に夢中
暗闇染み込む世界で見つけた
センチメンタルな恋

甘くぬかるんだ眼差し
変に色気あるから困った
手を繋ぐ勇気出したくて
身の程わきまえてちゃ出来ないね

暗いトンネルの壁
したたり落ちる秘密
しめやかに高鳴る心

ダメダメ...
待て待て...
呪いも病も抱きしめたい
ここらで暴れちゃってもいいかな

あぁ唸るぜ
血泥ついたって守りたい
革命道中だって 君に夢中
暗闇染み込む世界で見つけた
センチメンタルな恋

なりふり構わず側にいたい
不器用な君にも期待しちゃうよ
しがみつけば 消えそうな火に
恋の爪立てて近づいてもいい?

身を任せ 抱かれて
全て失ってもいい
しめやかに高鳴る心

ダメダメ...
待て待て...
呪いも病も君となら
ここらで暴れちゃってもいいかな

あぁ泣けるぜ
絶句しちゃうまで離れない
革命道中だって君に夢中
揺蕩う旅の狭間で見つけた
センチメンタルな恋

突き進むなら 二人で
革命道中だって夢に熱中

ダメダメ...
待て待て...
呪いも病も抱きしめたい
ここらで暴れちゃってもいいよね

怖くたって唸るぜ
血泥ついたって守りたい
革命道中だって 君に夢中
暗闇染み込む世界で見つけた
センチメンタルな恋

 

 

Adoの衝撃、そしてアイナの圧倒的表現力

最近は、Adoさんの“360度何でもヴォイス”に完全にやられてしまいました。あの声の多面性、感情の爆発力──まさに唯一無二です。でも、アイナ・ジ・エンドさんの歌のうまさも、それに負けていません。

まず注目すべきは、彼女の“憑依力”。Adoさん同様、曲に魂を乗せる力が圧倒的です。映画の世界で、役が演者に“降りてくる”瞬間に演技が輝くように、アイナさんは音楽に完全に入り込んでいます。

声の振り幅とヴィジュアルの融合

アイナさんのゾクゾクするハスキーヴォイスは、ウィスパーから爆発的なシャウトまで、振り幅がとにかく広い。ゆるさと力強さ、そして時にギャルっぽいキャピキャピ感まで──一曲の中で多彩な表情を見せてくれます。

そして何より、Adoさんにはない魅力がここにあります。アイナさんはシンガー・ソングライターとして、自らの楽曲を創り出すだけでなく、顔出しによるヴィジュアル表現も最大限に活かしているのです。

ファーストテイクで見せた“猫のような”パフォーマンス

通常、YouTubeの「THE FIRST TAKE」は、動きを抑えた“歌一本勝負”のスタイルですが、アイナさんはそこでも新しい風を吹き込んでいます。低いマイクに猫のように寄り添うようなパフォーマンスから始まり、バンドとの掛け合い、ダンス──まるでライブのような臨場感。これまでのファーストテイクにはなかった魅力を引き出してくれました。

まさに“アーティスト”という言葉がふさわしい存在です。

J-popの進化を感じる

最近のJ-popは、本当に独創的で面白い。声だけでなく、視覚、身体表現、そして楽曲の世界観まで──アーティストたちが全方位で勝負している時代。その最前線にいるのが、Adoさんであり、アイナさんなのだと思います。

 

アイナさんといえば薬屋のひとりごとのエンディングテーマも「アイコトバ」も秀逸です。

 

 

    

 

アイコトバ


アイナ・ジ・エンド
薬屋のひとりごと エンディング

作詞:石崎ひゅーい
作曲:石崎ひゅーい

編曲:Tomi Yo

 

飾りみたいな優しさじゃなくて
使い道がないほどのぬくもりを ああ
そんな身勝手な理想並べ 今日も
言葉にできずに飲み込んでしまうのでした
 

思い出はまだキンモクセイ
黄昏れ色も香る街で
笑っていたんだよな


胸が切なくて 涙が溢れて
あの日のそばにあかりを見つけて
甘えていたんだな
風がうるさくて 耳をふさいでた
そんなわたしから 卒業しなくちゃ
愛の言葉につまずいてでも


昔からずるがしこくって
ベッドの隅っこでテディベアになって
誰かに抱きしめてもらうため
いつも可哀想なフリして窓から空見てたの


ブリキの星と隠れんぼ
たった一つに出会うことを
願っていたんだから


熟した果実が 夜をつかむとき
こんなわたしでも たどり着けるかな?
誰もがうらやむ愛の所


何段か上がってそして何段か下がった所で
頑張ってもう少しだよって声
毒にでも薬にでもなって
光にでも影にでもなってわたしを動かすの
行かなきゃいけないの
手をふるあなたがどんなに小さくなっても


胸に愛しさを 手には優しさを
あなたのためにあかりを探すの
笑ってほしいから
風がうるさくて 耳をふさいでた
そんなわたしから卒業しなくちゃ
愛の言葉が聞こえ 聞こえますか?

 

おまけで、2期の18話で除霊のためのお囃子を呼ぶのですが、これがまた斜め上いってます。

 

TVアニメ『ダンダダン』HAYASii「Hunting Soul」【lyric video】

まじで、ここまでやるか! ギター:マーティ・フリードマン ヴォーカル:谷山紀章

 

イングリッシュヴァージョン 歌っているのは、DragonForceのMarc Hudson

 

一時は訴訟問題に発展の可能性が!

これは明らかにX JAPANのオマージュです。名刺を渡すシーンではそれぞれの名前が、ヨシキチ、トシロー、ヒデジ、パターソンになっています。そして冒頭のシャウト「お祓いだぁぁぁぁぁ」は「紅だー」です。

 

実はこれをスタッフから聞いて知ったYOSHIKIさんが、Xでポストしました。

<何これ、X JAPANに聞こえない?>

<えー?この件何も知らないんだけど、こういうのってあり?ファンのみんな、何が起こっているのか教えて>

<この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに・・>

<弁護士達からも連絡きた>

100万回の近いリポストになりました。

<オマージュだと思いますが、こういう場合本人か関係者とかに根回ししておく必要はないのかな?と思ってしまいますね・・・>

 

このツイートに対して、マーティ・フリードマンさんが<X JAPANへの愛と尊敬から作曲しました>と投稿 するとYOSIKIさんは<また一緒にセッションしましょう!アニメ見たくなってきた>と投稿しました。

 

実はダンダダンはオマージュやパロディーのシーンが多く使われており、その殆どは日本人にしかわからない国内向けのネタが多いです。高倉健や阿部寛ネタなど、海外のニキ達がそれは誰?状態になり、ネットで解説が行われます。最近では 「スラムダンク」や、「らんま1/2」ネタなどが有りました。今回はX JAPANオマージュネタですが、海外にニキはX JAPANを知る人は少なく、元ネタを知り「かっこいい!X JAPANを聞いてみたくなった」などの反応が聞かれるようになりました。今やダンダダンは海外でも大人気なので、日本のローカルスターまでも有名にする力を持っているのです。