ほんの些細なことですが、
仕事で失敗したなということは誰にでもあると思います。
先日、初めてご依頼いただいたお客様に名刺をお渡しした際に、
名刺が汚れていることに気づきました。
気付いた時にはすでに遅い。
動揺を隠しながらそのままお渡ししてしまったのですが、
どうやら名刺入れに入れっぱなしにしていたせいで
名刺同士の色が写ってしまったみたいなのです。
家に帰って、やっちまったことを大変後悔したのですが、
もう終わってしまったことはどうしようもありません。
ここで改めて気持ちを切り替え、
名刺の価値について深掘りしてみることにしました。
名刺は単なる情報交換の道具ではなく、「プロとしての顔」をお伝えする役割もあります。
色移りしてしまった名刺をお渡しするということは、
「雑な人」「管理ができていない人」というマイナスなイメージを持たれる可能性もあるのです。
ましてや私は家事代行ですから、
「細かいところまで丁寧に仕事をしてくれるだろうか?」
という信頼度を下げる可能性だってあるのです。
「道具の管理」は、家事代行として基本的な信頼に関わる問題だ
と改めて気持ちを引き締め、丁寧に管理していきたいですね。
これを教訓に、
まずは自宅に帰った後速攻で、
色移りした名刺と色移りしていない名刺を選別し、
色移りした名刺は即処分しました。
そして、名刺管理のルールを以下のように決めました。
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名刺入れに入れっぱなしにしない。
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家事代行のお仕事をする日に、名刺が入っている箱から必要な枚数だけを名刺入れに入れて持っていく。
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仕事が終わった日の当日中に、名刺を名刺入れから出して、箱に戻す作業を徹底する。
この手間は大変面倒だと思いますが、
お客様への信頼度を下げないことにつながると思って習慣化を図りたいです。
もちろん名刺だけでなく、お仕事で使用するエプロンやゴム手袋などのメンテナンスも重要です。お客様の目に触れるお仕事道具のメンテナンスは、プロには不可欠ですね。
この経験のおかげで、一層プロとしての気持ちを引き締めることができました。お仕事道具のメンテナンスは、プロとしての信頼度を高めてくれます。
共に学んでまいりましょう。
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