パーキングエリアに着き、私は逃げるように席を離れた。

友達も気を使って外へ誘い出してくれる。


別に龍の側にいたくないわけじゃない。

できることならずっと一緒にいたいのだが、周りの目がある以上できないのが現実だ。

いや、側にいたいのなら隣にただ座っているだけでいいじゃないか。

なにも膝枕なんてしなくたって…しょぼん


でも龍はそんなことお構いなしに膝枕を要求してくる。

龍は良いかもしれないが、人一倍人の目が気になる私としてはそれに耐えることができない。

龍だって私の性格は分かっているはずなのに…。


外は気持ちがいいほど晴れている。

バスの中で感じていた嫌な空気を伸びと共に吐きだした。


友「大丈夫??」

外に連れ出してくれた友達は心配そうに声をかけてくれる。

それもそうだ、友達にはきっと私が龍のことを好きではなくなったように見えていただろう。

それほど私の態度はよそよそしく、龍を迷惑がっていた。


私「うん…ごめんね、なんとか離れるようにするからガーン


友「なんとか協力するよあせる



売店で買った飲み物に口をつけながら溜息をつく。


先ほども書いたように、実際は友達が思っているようなことではなくて…

二人きりならまだしも、皆の前でくっついてくることが何よりも嫌なだけ。


どうして自分のことしか考えられないんだろう。

私達の立場がどういうものか皆分かっているというのに変顔むかっ

まぁ…そんなものを龍に考えろと求める私がバカなんだろう汗

そして龍を拒めない私はもっと大馬鹿だううっ...


離れていたい気持ちと側にいたい気持ちで頭がごちゃごちゃする。

でも周りの皆のことを考えると更に頭が痛かった。



パーキングエリアでの短い休憩が終わり、外に出ていた参加者は次々とバスに乗り込んでいく。

私も友達とそれに続き、友達の座るシートへ急いだ。


とは言っても席は仲間同士で向き合っているので龍の席とは目と鼻の先。

だが龍は私が去ってからも一人横になったまま寝ていたようで、そのままの体勢で寝息を立てていた。


その後も特に呼び戻されるようなこともなく、ホッとした気持ちを抱えながら休憩で目が覚めてしまった仲間たちと再度話しながらバスに揺られた。

ペタしてね




こんにちは雨

またもや天気が悪い一週間が始まりそうですねダウン


部屋干し洗濯洗濯洗濯物って洗濯物が乾きにくくて嫌だよ長音記号1あせる



さてさてひらめき電球先日十五夜十五夜うさぎでしたねべーっだ!

みなさんのお家から真ん丸月満月は見えましたか??

埼玉はぼんやりとした月がチラッと見えたよLOVE


十五夜って毎年忘れがちで、なんにもしてこなかったんだけど汗

今年はやるぞっグービックリマークってことで、材料を揃えてお団子をちゃぁぁんと作ってみましたお月見のお団子



幸せの軌道!~ハルさんの日常~


だんご粉を使って簡単にできちゃうから、不器用な私にもぴったり音譜

本当はお団子の中に餡子を入れたかったんだけど、小さく作りすぎて入らなかったのガクリ

仕方ないから汗餡子はつけて食べたんだご飯


完成図を撮り忘れちゃったのが残念ううっ...


それでね、旦那が雪だるまゆきだるま。みたいにお団子を二つくっつけて遊んでたから、私が顔を書いてみたよラブラブ

こちらドキドキ



幸せの軌道!~ハルさんの日常~

こ…これはもしやっ!?


anpanman*アンパンマンanpanman*ではないかぁぁぁにこ


我ながらうまく書けたラブラブと、思ったら…

あらら汗まゆげを書き忘れちゃったビックリ


でも立派なアンパンマンだよねチョキ


顔は餡子を使って箸でちょいちょい突きながら書いたんだキラキラ

この後アンパンマン団子は、お腹を空かせた旦那に丸ごと食べられましたとさ合格



ススキとかは飾れなかったし、お団子だけでなんちゃってお月見お月見のお団子だったけどにひひ

今年初めて旦那とお月見ができたことに感激ラブラブ

これからも色んな行事を楽しくできたらいいなぁハート



みなさんは一年間でどの行事が好きですか!?

その日、事を終えてからは普通の会話をして普通に過ごして別れた。


龍はアツコとの間柄を話してきたが、私の胸には何一つ響かない。

ショックなことが続くと、さらにショックがきても何も感じなくなるみたいだ。

龍の話をただ「ふーん」と聞いていた。



ただ一つ私の中で、もぅ龍の誘いには乗らないと決めていた。


もうあんな思いをするのは嫌だ。

龍のことは嫌いになれない…でも私にも意志がある。

この日家に帰ってから龍に連絡するのを辞めた。



そんなことがあった一週間後、サークルのスキー合宿に参加した。

一度も参加したことのないスキー合宿だったが、気分転換にもなるし友人も多かった為に進んで参加。

想定外だったのは龍の参加だったが…。



龍とはあの日以来一度も関係を持っていない。

一週間しか経っていないのだが、私達の3年間の中で一週間の間に関係を持たなかったのは初めてだった。

恋人でなくなったのだから仕方がないのかもしれない。

でも、一度とはいえあんなことをされたことを思えば、関係を持たなくていいことに安心していた。



サークルのメンバーは、私が初めて龍と司と出会った合宿で仲良くなった人たちが多く、私と龍が付き合って先日別れたことも知っていた。

そんな中の参加だったので、かなり申し訳ない気持ちにはなったが、メンバーはとても優しく気を使わないようにしてくれる。


軽井沢の宿舎までは大型バスの貸し切りだった。

私達は一番後ろの席を陣取り、みんなでワイワイ騒ぎながら向かうことにした。


バスの中では龍と離れて座った。

私にしてみれば当たり前のことなのだが、龍はそのことが気に入らない様子で、みんなと一緒に笑ってはいるものの、不機嫌さは拭えていない。

私はそれを見ないふりするのに必死だった汗



スキー合宿の集合は朝早く、始めはテンションが上がって騒いでいたが、お昼頃になるとメンバーの中でちらほら寝始める人も現れた。

私も例外ではなくコクリコクリと船を漕ぎ始める。

出発当時の騒ぎっぷりからしてみると、驚くほど車内は静まっていた。


するとトントンと誰かが膝を叩いた。



私「???」


友「龍が呼んでるよ」


その小さな声にハッと目が覚める。

膝を叩いた友人と目が合うと、何とも言えない顔をしているのが分かる。

・・・・・・そりゃそうだ。


私「・・・・・・ごめんね」


私はそのままみんなを起さないように龍の隣へ移動した。

行かなければいいのだが、断って友人を挟んで龍と会話するのはいかがなものか…。

仕方なく龍のもとへ行くことを選択したガーン

龍の座っている席は2列シートだったが、龍以外誰も座っていなかったので龍は一人で使っていた。


私「何?」


龍「・・・・・・」


自分で呼びつけたくせに龍は何も言わない。

まぁそこで真剣な話をされても困るんだけど…。


すると龍は何も言わないままゴソゴソと動き始め、私の膝に頭を置いて寝始めた叫び


私「ちょ…ちょっとあせるやめてよビックリマークみんないるんだよ!?


龍「・・・・・・」


龍は相変わらず何も言わない。

私はただただ困った。


ただでさえみんなに気を使わせているのに、こんなことしているのを見られたりしたら…えー

頭をどかそうとしてみるが、龍は決して動こうとしなかった。


私「ねぇ、どいてよううっ...やめてよ…」


あの日乱暴されてはいたが、私は龍のことを嫌いになったわけではない。

なれていれば楽でいいのだけれど…。

龍が私といたいと思ってくれることはとても嬉しい。

でも、TPOを考えない龍のことは本当に嫌だった。


みんなが私達の事情を知っていて気を使ってくれている中で、どうしてこんなことができるのだろう…。

なんで周りのことを考えることができないんだろう。


当事者の自分だけこんなことを考えていることに悲しくなる。


動く気のない龍はそのまま寝てしまった。

もうどうしようもない…。


私はそのまま次のパーキングエリアまで我慢することにした。

ペタしてね