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『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


 最近は「美しくするだけのリフォーム」では部屋は決まらない、


 なんとか、印象的なリフォームをしたいが、


 まだ物件のローンも残っているし、


 リフォームに大きな金額は投資できない・・・という大家さん多いですよね。



 そんな時の打ち手の一つに、


 「塗装」を最大限に活用する。


 という手があります。



  当然ですが、部屋の印象を決めるのは、面積の大きな部分です。


  当然、「壁紙」は影響が大きいですが、


  他に、「建具」の印象が重要になりますね。



  しかし、建具を取り替えるとなると、バカにならないコストがかかるケースが多いです。


  そこで、「塗装」をうまく活用し、部屋全体の印象を変えてしましましょう。


  費用対効果の高い空室対策といえますね。



  弊社の手がけたリフォームでの成功事例もたくさんあります。


  是非、トライしてみて下さい。


  ただし、色選びはくれぐれも慎重に。 身近な人達に相談して決めて下さい。


  
『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~


  


 今週もそうですが、


 いよいよ、秋のご転勤の方が動き始めています。



 この時期に空室を埋めないと、


 また長期間、空室が埋まらない・・・ということも十分考えられます。



 仲介会社の営業マンに声がけをしておきましょう。


 「紹介よろしくね。条件面で何か要望があったら、相談してね」


 と一本連絡をいれるだけで全然結果が違う場合があります。



 以前も書きましたが、


 数ある空室情報の中で、いかにして自分の物件を営業マンに


 意識してもらえるか・・・が重要です。



 自分の物件をいつも営業マンの「あたまの中」においてもらえる活動を


 積極的に行いましょう。


 長引く不景気の影響を受け、


 賃貸経営の環境も厳しい状態が長引いていますね。


 大家さんにとっては、まさに正念場ですが、


 人口減少もあり、日本の経済環境が急激に大幅に


 改善されることは厳しいと思います。



 そんな中、


 「高齢者の方の入居」は、今後益々ニーズが高まると予想されます。


 

 新築の高齢者対応物件のような設備や、完全バリアフリーでなくても


 十分対応は可能です。


 

 高齢者の方の入居は、いろいろ不安・・・なんて言ってないで、


 積極的に考えていきましょう。


 

 「築年数の古い物件の高齢者入居対策」について


 今後、具体的な方策を考えていきましょう。



 空室になっている鍵の管理、どうしていますか?



 A. 管理会社が管理していて、案内の際は、仲介会社の営業マンが管理会社までとりに行く。


 B 部屋は常にオープンになっていて、いつでも誰でも入ることができる。


 C 空室の玄関扉にキーBOXがついている。


  この他にも、方法はいろいろあると思います。



 空室対策の重要なポイントの一つに、


 「仲介会社の営業マンが案内し易い環境をつくる」ということがあります。



 その観点からいうと、


 Aの方法は、結構メンドウだ・・と感じる営業マンが多いと思います。



 事前に鍵を手配できるような、時間的に余裕がある場合は良いですが、


 「飛び込み」で来店いただき、すぐに「案内」というような場合、


 案内の途中でお客様を待たせて、鍵を取りに行かなければなりません。



 同じような条件の物件が他にもある場合、鍵が現地に行けばある方の物件を

 

 案内する営業マンも多いと思いますよ。



 Bのいつもフルオープン、というのも、防犯面等、別の意味で問題ありです。



 Cのように、キーBOX等を活用することをお勧めします。


 

 


 今回はちょっとしたお知らせですが、


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