『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~ -19ページ目

『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


 空室対策の代表的なものとして、


 家具を配置して、お客様にその部屋での生活イメージをしていただく。


 というものがありますが、


 家具を配置するのが大変だ・・といことであれば、


 その部屋にマッチしたインテリア雑誌等の写真を置いておく。


 という手があります。


 

 この手法のポイントは、


 部屋のマイナスポイントをカバーさせるために有効に使う。


 ということです。



 例えば、和室部分にインテリアを活用し、


 モダンに見せた写真があれば、有効ですよね。


 (最近は和室は敬遠されがちですからね)



 最近はインテリアやリフォーム関連の書籍は多く出版されて


 いますので、本屋さんで探せば、イメージに近い写真が


 あると思いますよ。



 


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 仲介会社から、申込が入ったら、


 すぐに入居審査して、OKなら契約手続き・・・・と、どんどん進行していきますね。



 この一連の流れの中で、案外、聞き逃すのが、


 「申込理由」です。



 もっと平たく言えば、「物件の何に魅力を感じてくれたのか」です。


 仲介会社にちゃんと確認していますか?



 申込が入ると、


 まず何よりも「申込者のプロフィール」が気になります。


 これは当たり前ですよね。しかし、その後の動きが重要です。



 申込者の内容がOKと判断したら、審査合格の報告とともに、


 「うちの物件のどこが気に入ってくれたの?」と仲介会社に


 確認してください。



 この回答が今後の空室対策に大いに役立ちます。



 この一言、意識していないと案外忘れますし、


 時間が経ってから仲介の営業マンに確認しても、


 忘れている事も多いです。


 

 是非、お忘れなく。





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 先日訪問した大家さんが、


 「空いている部屋に家具つけたよ。


 姪と一緒にコーディネートしてね」と楽しそうにお話されていました。



 良いですね。



 最近の若い方(この言い方がもう年寄り・・)は、本当にセンスが良い方が


 多いので、特別に、インテリアコーディネーターにお願いしなくても、


 若い人に受ける、「カッコイイ」部屋づくりは十分可能だと思います。


 

 そして、この大家さんが、何よりも素晴らしいのは、


 「空室対策を楽しんでいる姿勢」ですよね。



 もちろん、賃貸経営は遊びではありませんので、


 楽しんでばかりはいられませんが、


 気持ちに余裕がなければ良いアイデアも浮かびません。



 少しばかり気持ちに余裕をもって、


 「どんな部屋づくりができるかな・・・」と思いをはせてはいかがでしょうか。





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 空室が続くと、大家さんのところに色々な「提案」が来ます。


 「家賃を下げましょう」


 「リノベーションをしましょう」


 「ペット可に条件変更しましょう」


 「家具、家電付きに変更しましょう」


 ・・・・・・空室対策、いろいろありますね。



 ご提案される方(リフォーム業者さんや、不動産会社さんが多いでしょう)は


 当然、理由があって提案されているのでしょうから、


 検討に値するものがほとんどだと思います。



 しかし、当然、すべてを実施する訳にはいきません。


 では、「自分の物件に合った空室対策」どうやって見つけますか?


 

 この回答は一つです。


 ①「近隣競合の商品力と集客、成約状況」の徹底調査


 ②近々のお客様の動向を複数の仲介会社からヒアリング調査


 ③自分の物件の特性(立地、プラン、賃料)を再整理し、ターゲット層を再設定


 最低でも上記3点をしっかり踏まえた上で、総合的に判断することです。



 弊社でも空室対策依頼で調査しますが、これが結構、大変です。



 しかし、金額の差はあるにせよ、どんな空室対策を実施するにしても


 お金はかかります。お金を無駄にしないためにも、


 メンドウがらずに、必ず調査し、納得した空室対策を実施しましょう。


 勢いで決めてしまうと、後悔しますよ。





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 現状回復以上のリフォームをするべきか、


 するとしても、どの程度の費用をかけてやるのか?



 この競争の激しい時代、現状回復リフォームだけで


 勝ち続けられる物件は少ないと思いますので、


 価値向上のリフォームは必要な場合が多いですね。



 では、どのくらいの金額をかけるべきか・・


 これは、当然、物件により違いますが、


 検討する上で重要な考え方は、


 リフォームは「投資」である、という点です。



 「いくら投資して、いくら儲けるのか」を考えるということ。



 そう考えると、重要なのは、当然、『利回り』 です。



 他の金融商品の利回り等と比較して、効率良いと判断できる


 金額までは、投資して良いということになります。



 さらに、この時重要なのは、


 短期ではなく、中長期的な判断で「投資金額」を判断する。


 という視点です。


 

 なんだか、わかったような、わからない話ですね。(すいません)


 またの機会に具体的な事例でご説明します。


 今日のところは、基本的な考え方まで。





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