キャンベル生物学 原書9版/丸善出版



先日、つくばにて日本生物学オリンピック2014本選(Japan Biology Olympiad,JBO)が開催されました。私は去年参加してメダルを頂いたのですが、今年も私の同級生や後輩が多数入賞していて、嬉しい限りです。私自身今年も参加しようと思ったのですが、予選の申し込みを忘れた為参加できなくなってしまいました>_<

 そもそも、日本生物学オリンピックは、生物好きの高校生(中学生も参加できます)向けの生物学のコンテストであり、次の年の国際生物学オリンピック(International Biology Olympiad,IBO)の日本代表(4人)の選考を兼ねたものです。

 では、生物学オリンピックに出場する方法は?まず6月に予選(筆記試験)が各地で行われ、そこでの成績上位80人が8月に行われる本選に出場できます。本選の会場はつくばか広島のどちらかで、それぞれ1年ごとに交互に担当しています。本選は実験試験で、合宿形式で行われ、本選の成績と予選の筆記の成績を合わせた成績で入賞者が決まります。その中から高2以下の15人を日本代表候補として選抜し(高3は次の年に大学生になる為入賞しても代表選抜には参加できません)、3月の日本代表選抜試験まで特別教育などを受けることになります。そして、3月の代表選抜試験を見事passした4人が、めでたく日本代表として次の年度のIBOに出場できるという流れです。

 ここからは去年の私の体験談を。去年の春、それまで科学系のオリンピックは日本数学オリンピック(JMO)しか受けたことがなく、生物学オリンピックのことなど微塵も知らなかった私は、ネットでふと生物学オリンピックの文字を見つけ、そこの入賞者リストに同級生や先輩の名前があったため、予選無料なら力試しに受けてみるか、と思い立ち軽い気持ちで応募しました。

 すると6月の予選で思ったより良い成績が取れ、本選出場の資格を得たため、どうせならどこまで行けるか試してみようと8月に本選会場の広島に出向いたのでした。全く何も知らずに広島に行ったため、一緒に本選に参加した同級生に「本選は実験試験のみだ」と聞かされた私は非常に焦りました。というのも当時生物の実験の経験は0だったからです。私はそこで少し自信を無くしましたが、そうしてもいられないので、本選でも最善を尽くした結果、予選の成績が良かったおかげでしょうか、無事メダルを獲得し日本代表候補となったのでした。また本選では、大学を訪問しそこでの研究についてお話を聞けたり、全国の生物好きと交流できたりといった貴重な経験を数多く出来たためとても楽しかったです。

 代表選抜の特別教育では、本選よりもっと中身の濃い生物の実験教育を受けられました。3月の日本代表選抜試験は落ちてしまったのですが、それでも普段では絶対に出来ないようなさまざまな体験が出来たことは嬉しいことでした。

 はじめ軽い気持ちで受けた私が、そして実験経験0だった私が代表候補まで残ることが出来たのは非常に幸運なことでした。これを読んだ生物好きのみなさんも、機会があれば是非受けてみてください。一生の思い出になる体験が出来るかもしれませんよ。


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先日後輩である灘の高2生へ、古典の体験授業を実施しました。内容は平家物語で、日本史を得意とする彼らしい教材のチョイスだったと思います。
かつてセンターでも源平の合戦(確か木曾義仲)をテーマにした文章が出題された記憶もあります。説話や物語に等に偏らず、色んな文章を経験を積みたいものですね。
体験授業は毎週土曜に実施している他、希望に応じ随時承っています。


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sanriku1

こんにちは。COC化学担当のたまねぎです。
勉強のこととはあまり関係ない記事なので、気楽に読んでみてください。

時間感覚が都市部と全く異なる旅行での生活



僕は旅行が好きなので、時間さえあれば旅行に行こうとします。旅行はお金もかかるのでそんなに気軽に行くことはできませんが、その分旅行に行った時に味わうものはとてもいいものです。

僕も大学に入学する前、卒業旅行と称して学生にしては少し贅沢な旅をしてきました。鉄道好きの仲間とともに、3月で廃止になった寝台特急北斗星号に乗って札幌まで行き、そこから青春18切符を使って普通列車を乗り継いで東京までゆっくりと帰ってきました。

青春18切符をご存知でない方のために説明しておくと、JRが夏休み、冬休み、春休みの期間に発売している割引きっぷで、5回分セットで11850円という切符です。新幹線、特急列車は乗れませんが、JRの普通列車に乗り放題ということを考えるとかなりお得です。ちなみに、18切符って書いてありますけど18歳の人しか使えないなんてことはなく、だれでも使うことができます。

普通列車しか使えないというのは一見デメリットのようにも思えますが、なかなか味がある旅ができます。僕は東京に住んでいるので、電車に乗り遅れても次の電車がすぐ来ることがあたりまえだと思っていますが、少し出かければ1日に5本くらいしか電車がこないなんてこともざらです。そもそも電車じゃなくて汽車が来ることもあります。電車と汽車の違いは…まあ割愛しましょう。

で、話を戻します。東京に住んでいると、電車に乗り遅れても次の電車がすぐ来るのであまり大きな問題にはなりませんが、少し離れると次の汽車は2時間後、3時間後なんてこともあります。3分遅れただけで3時間無駄にするわけにはいきませんから、時間を大切にするようになります。また、乗り換え先の列車が2時間来ないなんてこともざらにあります。都会に住んでいる人には考えられない世界です。このように自分の当たり前が当たり前ではないことを知ると、価値観が広がるような気がします。

出会いと気づき



また、旅行に行くと現地の人との出会いがあります。観光地に行ってガイドさんと出会うといったこともありますが、待合室で、電車やバスの中で、地元の方から話しかけられる、あるいは地元の方に話しかけることもあります。

僕自身、この旅行で三陸の方に行った時は3月11日の大地震を経験されたおばあさんの方からお話を聞く機会がありました。テレビやネットなどのメディアで言われていることを聞いて地震について知っているつもりになっていましたが、地元の方の話を聞いてメディアの話はあくまで一部でしかないのだな、ということを思い知らされました。

さらに、三陸では被災地の現状を見ることができました。復興はまだまだ進んでおらず、こんなにも進みが遅いのかと唖然とさせられました。

このように、旅行に行くと自分の当たり前が当たり前ではなくなり、自分が当たり前だと思っていることに対する感謝の気持ちが自然と生まれるようになります。このような体験をみなさんにもしてもらいたい。その思いで僕はみなさんに旅行をすることをおすすめしたいと思います。

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先日、スタッフ数名+現役の開成生1名とでお茶の水の焼肉食べ放題のランチに行ってきました!

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カルビ空(食べログ)

肉の種類は限られますが、980円で食べ放題なので特に男子学生にはいいかもしれませんね。

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classoncloudでは遠隔指導の形式を取るため、こういったランチやスタッフ内外の大学生や高校生を交えた食事会の場を月に数回、首都圏では設けては親睦を深めるようにしています。

coc独特の楽しみ方かもしれません。是非ご覧の皆さんもご検討ください!

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前の問題とはあまり関係がないかもしれませんが、本題に入ります。

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【問題】
時刻0において、一辺の長さが1の正方形の各頂点に4匹のアリがいる(順にA,B,C,Dとする)。その後、各々のアリは一つ隣のアリの方向(AはB、BはC、CはD、DはAの方向)を常に向きながら、それぞれ速さ1で歩き始める。アリたちは渦を描きながら中心に近づいていくが、このとき、中心で4匹が出会うまでにそれぞれが移動した距離を求めよ。


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非常にシンプルな問題設定ですが、いざ解こうと思うと手こずります。「アリの座標をそれぞれおいて、軌跡の方程式を計算して、移動距離はそれを積分して求めて…」といったような方針を立てても、思うようにペンが進まなそうで、第一計算が汚くなりそうでやる気が失せます。解くにしても何を変数に取るべきか、座標設定はどうすべきか、など、悩むところは多そうです。
しかし少なくとも一つ言えることは、前に解いた問題と同じ考え方を使うと、「出会うまでの時間」さえ分かれば、それまでの「移動距離」が計算できるということです。ここでは速さが1なので、軌跡がわからなくとも、所要時間がわかればなんとそれがそのまま答えになるのです。
微分方程式など、高校範囲の計算を駆使することで十分解くことができますが、実はこの問題、うまく説明を与えれば小学生でも十分理解して答えにたどり着くことができます。(答えはかなりキレイになります。)
図を描いて予想すると答えはだいたい分かりそうですが、なぜそうなるのか、考えてみてください。
長くなってしまったので、この問題の解答はまた次の記事で書くことにします。
みなさん是非解いてみてください。そして解けた方は是非コメント欄へ!




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5-3-2015-3
僕の仕業でしたニコニコ

みなさんはじめまして、今年度からCOCにて数学と物理を担当しています UT(ゆーてぃー) です。
タイトルに「物理的直感」とありますが、数学のおはなしです。
突然ですがまずは肩慣らしに、中学受験で見かけそうな次の問題を見てみましょう。
ーーーーーーー
【問題】
おばあさんが毎分80メートルの速さで家を出で歩き始めたあと、1分後に同じ道をおじいさんが毎分100メートルの速さで追いかけます。おじいさんが家を出ると同時に、ペットの犬であるモモが毎分200mでおばあさんの方へ駆け出しました。モモはおばあさんに追いつくと同時にUターンしておじいさんの方へ駆け出し、その後同じようにして二人の間を往復するように動きました。さて、おじいさんがおばあさんに追いつくまでに、モモは何メートル走ることになるでしょうか?
ーーーーーーー
文字で見ると煩雑そうですが、グラフに書き込んで整理するとスッキリします。

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簡単な旅人算(追いかけ算)を少し応用しただけの問題ですが、もしかすると初見だと一瞬戸惑うかもしれません。モモの動きの時系列に忠実に則って、「モモ最初におばあさんに追いつくのが何分後だから…」とか考えると泥沼にハマる可能性大です。(もちろん等比級数の無限和を使えばちゃんと解けますが、体には悪そうです。)
さて、おそらくみなさんもうお分かりの通り、この問題は愚直に時系列を追う必要は一切なく、モモが走った距離を知るためには、走っていた時間さえ分かれば(常に同じ速さで動いているため)簡単に計算できます。
ーーーーーーー
【解答例】
おじいさんが家を出た時、おばあさんはおじいさんの 80×1=80 メートル先にいて、
おじいさんがおばあさんに追いつくのは、その 80÷(100-80)=4 分後であると分かります。
この間モモはずっと毎分200メートルで走っているので、求める距離は 200×4=800 メートル  <答>

ーーーーーーー
となります。ホントにお遊び程度の問題でしたが、用いている考え方は非常に重要になります。「ある物理量を求めるのに、それとは異なる物理量から間接的に(しかも楽に)計算する」という手法は至るところで応用できます。例えば高校物理において、運動方程式を解けば任意の時刻での物体の運動状態を知ることができますが、その途中の状態が問われていない場合、運動量保存則やエネルギー保存則を活用することによって、簡単に答えを求められる、といった具合でしょうか。
前置きがかなり長くなってしまいました。

次の後編ではいよいよ本題に入りたいと思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



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こんにちは。履修にサークルにゼミに奔走するshioです。こちらでの授業の方は、概略が出来てきましたので、もしよろしければご検討ください。
ところで皆さん、一度はこんな疑問を抱いたことはありませんでしょうか。

「こんな勉強やって、この後の人生でいつ使うんだプンプン!」

この沼にハマると、勉強のモチベーションは大きく低下しますよね。これに対する解決法はいくつかあるのですが、僕はこう考えました。

「やりたい勉強はやりたい勉強。受験勉強は受験勉強。この先の人生で役に立つとか以前に、受験勉強は大学に行くための必要条件。」

こう考えると、センターのいやらしい引っかけ問題もなんとか耐えられます。ただし、この大学に行くんだ!という明確な意志がないといけませんが。

さて、そうは言っても、勉強は楽しいに越したことはありませんよね?そこで僕は、高校範囲外のことを学んでみたり、自分で作問したりして楽しんでいました。たとえば、

polystyrene

【化学/高分子】
プラ板はポリスチレンからどのように作られていると考えられるか。
これは高校範囲内の知識と常識、論理的思考力があればわかるはずです。
高校範囲内の知識は、
①ポリスチレンの構造
②ポリスチレンの性質
③熱とは
常識は、
④プラ板の性質(笑

あとは、それらを論理的思考で繋げましょう。わかった方はぜひコメント欄に。
ちなみに、プラスチックの使い捨てコップもオーブンに入れるとコースターのようになるのですが、同様に考えればその作り方もわかるはずです。
身近な物への興味が、科学の第一歩です。楽しく学びましょう( ̄▽+ ̄*)


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Yu

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※過去にはてなブログに掲載していた記事の転載になりますm(_ _ )m※
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こんにちは、医科歯科医1年の廣田です。今日は理系の人の社会科目の勉強に対する姿勢のあり方から、いろいろ思うところを書いていきたいなと思います。ちょっと長くなりますが、宜しければ読んでみてくださいね(o^-')b


苦手な社会をやっつけでこなしがちな理系



理系の人で、社会が苦手だな、といった人は一定数いると思います。特に中学、高校入試に社会の試験がない学校においては、社会という科目に入学前にほぼ全く触れる機会のないまま、入学してはじめて社会に触れるような人もいます。さらにそういう人は往々にして、社会という教科を、暗記が嫌いだからという理由で切り捨てる、入試前にはセンターに1科目必要だからまあ仕方なくやってやるか、というような考えを持っていることも多い印象を受けます。

確かに、理系の人の中には、そもそもどうしても文系科目に対する苦手意識が拭い去れない、興味が持てない、という人がいるのも事実ですから、そういう人が入試に通るためには上に書いたような考え方をもとに勉強するのが一番効率が良い気もします。


文系教科を切り捨てられなかった自分



ただ僕自身理系の人間ではあったものの、どうしても文系教科を「切り捨てる」というような極端な考え方は、中学校の時からずっと好きになれませんでした。そしてさらに言うと、理系文系を問わずどの教科においてもそう思っていました。

でも自分自身、どの科目も最低限のことは勉強して知っておくことが必要な理由をはっきりとは説明できず、何故なんだろうと自分の中で答えを探していたのですが、最近気づいたのが、コミュニケーションにおいて多様性を生み出すことに繋がるのではないか、というものでした。

正直、どの分野においても、孤高の天才みたいな人でもない限り、少し優秀であったとしても、その優秀さを他人にアピールしないことにはその優秀さを認めてもらえないというのが社会の現状です。そんな中、いかに自分の成果や優れた点を分かり易く、それでいて正確に相手に伝えられるか、というコミュニケーション能力は必須であることは言うまでもありません。


互いを理解し評価するために



それじゃあ、理系の学問に関する何かを伝えるのに、別に文系科目の知識なんか要らないじゃないか、というふうな意見が出てくるかもしれませんが、そうではないのです。確かに理系の同じ分野を研究する仲間内だけで気軽に話をするのならそんな知識は必要ないかもしれません。

しかし、例えば数学を専門にする人間が、数学の専門的な事実を、(基本的には文系である)経済学の人間と共有しなければならない場合を考えてみましょう。そんな状況で数学的な用語だけをこねくり回して説明しても、相手は理屈はなんとなく分かったけどなんか専門的で取っつき辛いなあ、となってしまう可能性もあります。そんな時、歴史的背景と一緒にその事実を話せば、相手も話に乗りやすくなり、話がより分かり易く伝えられるでしょう。

この例は極端であるかもしれませんが、実際自分の興味のあるものに関してそれほど詳しくない人に何かを伝えるという機会は多々あるでしょうし、そんな時に、いろいろな言葉や知識の引き出しを持っていると、話の幅も広がり、自分の伝えたいことを広くアピールし易くなるのは言うまでもないでしょう。

しかし、今の受験制度は、理系と文系で全く分断されたものとなっており、理系は社会を(大学によっては国語も)知らなくても、文系は数学、理科を知らなくても進学できるシステムになっており、上に書いたような考えの人が出てきてしまうのも無理はありません、というより出てきて当然です。これは日本の教育におけるコミュニケーションの軽視から生まれる弊害として挙げられるかもしれませんね。



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昨日の5/3に、渋谷にて大学生との食事会を実施しましたニコニコ

classoncloudではスタッフである大学生と、その周辺の大学生・高校生の皆さんと断続的に食事を一緒にさせて頂いたり、説明会を実施することで、関心を持って頂けそうな方・理解を頂けそうな方を少しずつ増やす活動をしています。

今回はスタッフの安永くんの友人である数名をお招きし、小規模のものとなりました。いずれも海外進学組であるのが共通しています。

海外進学組の子達ははっきりとした物言いと行動力が伴っていて頼もしいですね!かなりの長時間となりましたが、又お会いしましょうということになりました。楽しんで頂けたようで良かったです

おまけ
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スタッフの沈くんによる芸当。よい子は真似しないでくださいね(こぼしたら大変…)


次回の食事会は5/12 17:00から渋谷にて予定しています。どうぞお気軽にご参加ください!高校生と大学生が対象となりますべーっだ!


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shio


こんばんは、生活がだんだん軌道に乗ってきました、shioです。

今日は、高校・大学教育について僕の思うところを、少し書いてみようと思います。



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僕の通う東京大学は、一二年は教養課程といって、一般教養を学びます。その内容がなかなか興味深くて、もちろん高校範囲よりハイレベルなことも学びますが、高校範囲よりもより"基礎的な"こともやるのです。

言い方を変えます。文部科学省の学習指導要領において、高校範囲というのは決して基礎的なこととは限りません。

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HAtomOrbitals.png by Falcorian CC
from wikipedia


例えば化学において、電子軌道やbond/anti-bondを習わないまま、二重結合だのベンゼンだのを習うのです。高校時代僕は、なぜ水素原子二つが結合するのかもわからないまま化学を勉強していました。ちなみにいまもよくわかっていません。例えば数学、これは手垢がつくほど言われていますが、limの定義もしないまま極限、微分積分をするのです。せめてε-δくらいは知っておくべきだとは思います。

僕はこれが悪いことだとは思いません。限られた時間で、限られたことしか教えられない中、少しでも実践的なことに手を出して興味を持つ必要があるのはわかります。ただ、これは学びへの手掛かりであって、学び自体ではない、ということだけは留意しておく必要があると思うのです。

苦手だけど好き、好きだけど苦手という科目がある方は特にこれに気づいて欲しいです。苦手だからこそ高校範囲を超えた、高校範囲よりも"基礎的な"ことをやってみると、足場がしっかりして展望が開けると思います(すごく逆説的ですが)。

如何せん僕が特殊な受験勉強をしたもので、あまり皆さんの参考にはならないかもしれませんが、一部の僕みたいな人に共鳴してもらえたり、僕みたいじゃない大部分の人に「こういう考え方もあるのか」と知っていただきたくて筆をとりました。

それでは、今回はこの辺で。





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