
John Eliot Gardiner指揮
English Baroque Soloists(イングリッシュ・バロック・ソロイスツ)
Monteverdi Choir(モンテヴェルディ合唱団)
Malin Hartelius (S), Nathalie Stutzmann (A), James Glichrist (T), Peter Harvey (Bs)
教会カンタータ 第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』 BWV182
教会カンタータ 第 54番『いざ罪に抗すべし』 BWV54
教会カンタータ 第 1番『暁の星はいと美しきかな』 BWV1
2000年録音
レーベル:SDG
ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ教会カンタータ全集のDisk12です。(全集は56枚組みBox)
Disk1 教会カンタータ 第 63番 / 第191番
Disk2 教会カンタータ 第143番 / 第41番 / 第16番 / 第171番
Disk3 教会カンタータ 第153番 / 第58番 / 第65番 / 第123番
Disk4 教会カンタータ 第154番 / 第124番 / 第32番
Disk5 教会カンタータ 第155番 / 第 3番 / 第 13番
Disk6 教会カンタータ 第72番 / 第73番 / 第111番 / 第156番
Disk7 教会カンタータ 第26番 / 第81番 / 第14番 他
Disk8 教会カンタータ 第83番 / 第82番 / 第125番 / 第200番
Disk9 教会カンタータ 第144番 / 第84番 / 第92番
Disk10 教会カンタータ 第18番 / 第181番 / 第126番
Disk11 教会カンタータ 第22番 / 第23番 / 第127番 / 第159番もご参照下さい。
演奏



(評価は5つ星が満点です)第182番冒頭のシンフォニアでのヴァイオリンの音色の美しさ、木管群やピツィカートの優しい響きがとても素晴らしく、イングリッシュ・バロック・ソロイスツの実力の高さを強く感じる演奏です。
ソリストに関して言えば、アルトのナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)の声質が特徴的で、最初はカウンター・テナーかと勘違いしたほど太くしっかりした歌唱です。
第54番のソリストはそのシュトゥッツマンのアルトだけ登場します。
ちょっと私の好みとは異なりますが、これはこれで3楽章12分強の短いカンタータを十分堪能できる深い歌唱だと思います。
第1番の合唱などにも謳い上げる壮麗さが感じられますが、やはりガーディナーのカンタータは荘厳さや敬虔さよりも、日々を生きる普通の人々の持つ明るく質素な生活感が感じられます。
録音



(評価は5つ星が満点です)演奏直前、或いは直後の暗騒音が場の雰囲気を訴えかける録音です。
残響はやや少なめかもしれませんが、音の見通し感は良く、オーケストラの演奏にもすっきりとした音の輪郭が感じ取れます。
ヴァイオリンや木管のソロには明瞭なフォーカス感があり、とても精緻な録音に感じますが、そこに息苦しさはなくあくまでも自然体での再生音です。
コラールなどはワイドに奥深く広がりますが、その響きに滲みはありません。
現在、ボックス・セットはHMVでは取り寄せ不可のようですが、Amazonでは購入出来るようです。
J.S.バッハ : カンタータ全集 ~ 巡礼 (2000) (Bach Cantatas / .../SDG

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Disk12に収められた楽曲を含む2枚組CDは残念ながら廃盤です。