(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)

61.4.気をつけたいカタカナ語4(シュークリーム)

人気ある洋菓子に、「シュークリーム」がありますが、
これを英語と思って使うと、shoe cream(靴に塗るクリーム、靴墨)と誤解されます。

元々はフランス語で、chou à la crème と言い、
英語では、cream puffと言います。

(1)I like cream puffs.
(2)She has two cream puffs a day.
(彼女は1日に2個シュークリームを食べる)

なお、シュークリームの皮(シュー皮)は、choux pastry、puff pastryと言います。
(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


61.3.気をつけたいカタカナ語3(スキンシップ)

よく、親子のふれあいの重要性を説く時に「スキンシップが大切です」などと言いますが、
これは英語ではありません。
この意味で使う英語は、physical contactが良いでしょう。

(1)She always makes physical contact with her baby.
(2)Physical contact with your partner is very important.

などと言えます。

なお、発音が似た単語で、kinship(親族関係、類似)があるので注意すべきです。

(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


62.2気をつけたいカタカナ語2(クレーム)

今回は、「クレーム」を取り上げます。

よく、「言いがかりをつける人」を「クレーマー」などと言いますが、当然通じません。
英語のclaimは「(意見などを)主張する」「(当然のこととして)要求する」の意味で、
おそらく後者の意味が悪い意味で広がったと思われます。

「文句を言う」は、動詞ならcomplain、名詞ならcomplaintを使います。

(1)He complained to me that he bought counterfeit.
(彼は偽物を買ったと私に文句を言った)
(2)She is always making a complaint about her dog.
(彼女は自分の犬のことでいつも文句を言っている)

なお、complainには「病状を訴える」、complaintには「病状の訴え」の意味もあります。

(3)She complained of stomachache.
(彼女は腹痛を訴えた)
(4)The patient's chief complaint was alternate numbness in the right and left upper arms.
(その患者さんの主訴は、左右の上腕が交互にしびれることです)