卒園式の練習のあとの担任の先生が年長さんに投げかけたしつもん。
親子&先生たちのスマイルファクトリー
子育て&保育心理カウンセラー
元保育士 はぎの そのこです♪
以前勤務していた保育園の卒園式練習を見学させていただいた時のこと。
年長さんたちが次々と
はーい( ・∀・)ﾉ！
と手をあげて
うたを じょうずに うたえた！
あるくのが うまくできた！
しょうしょ(証書)をもらうところをがんばった！
ことばを おおきいこえで いえた！
ニコニコ誇らしげに発表。
先生は一人ひとりの発言のたびに
そうだね～、素敵だったよ♪
そうだよね、うまかったね♪
そうだったね、よく聞こえたよ♪
受け止めてねぎらっていました。
そして
じゃあ、ちょっと残念だったところは？
うたをまちがえちゃった。
ちょっとふざけちゃった。
ことばを わすれちゃった。
子どもたちは自分でわかっていました。
こうしたいという想いも持っている。
先生たちはここでも一つひとつを受け止めてから
こうしたいというところがわかったね！
じゃあ、後で練習するときにやってみよう♪
って。
声が小さいから大きい声にしないと聞こえないよ！
ふざけないでちゃんと座って！
間違えたら恥ずかしいよ！
なーんて言わなくたってできる。
自分で見つける力がある。
先生が子どもたちを信じているのが伝わってきました。
改善したいと気づくことができた
ということも含めて
できているところに目を向ける。
子どもだから
ではなくて
一人の人として尊重しているんです。
そして
専門家としての技術も持ちあわせている。
もし
どうだった？
だけだったら
ダメだったところに目が向いてしまうかもしれない。
そんな素敵な先生と過ごせた子どもたち
どうしたら心地よいかを体感できたから
これから周りの人にもそうしてあげる力をつけたことでしょう。
よかったところも残念と感じたところも
全てが人生の栄養となり
枝葉を伸ばしていく力になるんだなぁ。
みんなそれぞれにその力を持っている。
それを信じて関わる。
そういうことなんだ。
♪今日のしつもん
相手の力を信じていますか？
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