朝一番に放射線治療のための大きな病院にかかった。去年も受けて、もう二度と戻って来ないと思っていたけど、また。こういうことも人生にはあるのだな。
朝は忙しく結局ギリギリというか少し遅れた。
それで術後避けていたラッシュの電車にマジ当たりしてしまい、たった10分だけど道中辛かった。頑張ったよ、私。
しかし、人口減少が叫ばれる中、なんでこんなに電車が混雑するのだろう。
確かに30年前くらいの混雑の質は今とだいぶ違っていて、本当の鮨詰めにはならないが、コロナで人がほとんどいない時期もありそれに慣れてしまうとQOLが悪い。
さて受診の方は至ってスムーズ。去年同じ治療をしているから勝手知ったる、という点も多く、先生も知っていてお久しぶりという感じで気楽であった。放射線の先生は、とても丁寧で紳士である。看護師さんよりも人間的な労りを感じる扱いをしてくれる好青年。まだ若く40歳くらいか。
今回は増量なしの標準治療25回でよく、それをさらに寡分割照射にする16回の提案があった。保険が出るかは気になるが、とにかく長く通うほどにジワジワきつくなるので迷わず短い方をチョイスした。
今回は摘出部分に十分なマージンが取れていた模様。前回は術部に対しがんが散らばっていたようで摘出した部分に十分なマージンがなかったみたい。(←これ今回知ったこと)
なので前回は標準25回+5回増量で30回のところを寡分割照射で20回となったようだ。
7月1日にCT検査を受け、その後7月4日から放射線治療が始まる。うまくいけば、7月26日で完了する予定。
今回は左側なので、右と違い心臓を守るために息止めが必要らしい。皆さんのブログで、息止めを言われたことがなく不思議だったが、こういうことかと納得。
また、前回は夕方だったが、今回は朝一番を希望。
さてどうなることやら。
なんと、CT室の前で前の会社の先輩とバッタリ会う。その方は軽い検査とのことだったけど、総合病院での検査だからCTかMRIかPETか。その方が診察室に呼ばれて話す時間もなかったけど、本当にびっくりした。去年もそうだったけど、この病院は前職の会長が親しい方がおられるので意外と誰かに会うのだ。また誰かに会うかなぁ?
病院を出たところにある紫陽花が、昨年は5月でまだ綺麗だったが、今回は6月末ということでもうだいぶ見ごろをすぎていた。
それでも綺麗な部分もまだあってパチリ。暑い暑い夏になりそうだが、楽しもう。