先週、左側の乳がん摘出手術を受け、今日退院しました。
前回より今回は術後も痛みが少なかった。麻酔にも強いようで実にスッキリ覚めた。睡眠導入剤の助けもあったけど、手術日にわりと眠れたので、回復も早かった。
とはいえ、他の日はなかなか夜は眠れずに苦労したけど、最終日はその分を取り戻すかのように中途覚醒なしで、9時間睡眠！
やっと家に帰ってきました。
次の病理検査結果が出るまでは、タモキシフェンも飲まなくていいとのことで、傷の治癒と右腕のリハビリだけ。
この1週間、とにかく病院の狭い範囲、段差のない空間をゆっくり歩いていただけだったので、体力が落ちている。まだ傷が治るまではあれこれ痛いけど、まずは体力回復を頑張ろう。
プライマリーな、ご飯を作る、ご飯を食べる、お風呂に入る、身体と髪を自分で洗う、髪を乾かす、運動する、ぐっすり眠る、家事をする…。普段めんどくさく思うけど、病気になると自分でできなくなってしまう。
自分でできるのはとても自由で、実は楽しいことだったんだと思う。
こういうことをちゃんとするには、ある程度の余裕が必要。余裕とは、空間的、時間的、身体的な余白から生まれるのではないか。
あれこれ工夫するのがよいと思い込んでいるけど、買い物やら、買い物のための検索やら、比較やら、実は自分で余計なことを背負い込んでいるような気がしている。
色々と余計なことをそぎ落とし、本当に大切なことにフォーカスできる暮らしをめざしていこう、と改めて思った。