サイレントマジョリティの中にはプロもいる | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

「サイレントマジョリティ=物言わぬ多数派」は、管理組合の8~9割を占めている圧倒的多数派層です。いったい、サイレントマジョリティを構成しているのは、どのような人たちなのでしょうか。

 

マンション住民のなかには、管理会社やゼネコン、工事関係の仕事に就いている区分所有者もいると思います。実はそういう人たちは自分のマンションの理事会には義務感で出席して、あたらずさわらずで何も発言せずにサイレントでいることがよくあるのです。

 

一方で、同じ屋根の下に住んでいる住民の1人として全体の調和を考えたり、特定の人から反感を買うのを恐れたり、色めがねで見られたくないといった心境から、1年間の任期を何もせずに人任せにしてしまう人たちもいます。

 

理事会の議事が適正に行われているのであれば静観するのもいいでしょう。しかし、「波風を立てたくない」という理由で、だんまりを決め込むようでは理事会運営に悪影響です。そういう人が多ければ多いほど、管理会社や工事会社の思い通りの管理組合になってしまうからです。

 

こうしたサイレントマジョリティのなかには、過去に理事を経験した人も含まれていますが、理事になったら、ただ理事会に出席をすればいいというわけではありません。この本を手に取ってくださった皆さんにはぜひともこれを機に、人任せにせず、自分が理事会の主体だと思って取り組んでいただきたいと思っています。