階段も階段専用の防水材が開発され、機能的にも見た目にも優れたものがあります。
居住者がよく利用する低層階の外部階段などは、単純に防水機能を満たすだけでなく、質感やデザイン性も重視し、良質なものを選択したいところです。
反対に、利用頻度が低い高層階の非常階段などは、コスト重視のシンプルな施工にするなど、メリハリをつけて検討するのがいいでしょう。
また、色の選定は、工事が始まったら、現地でサンプルの塗装や防水を3通りほど行ってもらい、実際に見ながら選びましょう。
天井は一番明るい色、壁は少しトーンを落として、床は汚れが目立たない程度に一番暗いトーンにするのが一般的です。
今風のマンションではツートンカラーにしていたり、手すりと壁の色を変えているなど、いろいろと考えられていますので、そうした方法にチャレンジしてみるのも考え方のひとつだと思います。
塗装工事と防水工事は、外壁のタイル補修と合わせて、大規模修繕工事成功のポイントで見せ場でもあります。
同時に、大規模修繕工事でもっともコストのかかる項目です。
どの範囲を、どのような工法や材料で実施するかということは、工事全体のコストに大きな影響を与えるので、慎重な選定が必要になります。