防水工事は屋上だけでなく、廊下、バルコニー、階段なども対象になります。廊下、バルコニー、階段に防水加工が施されていないマンションもあるので、防水処理をどのような仕様で施工するかが検討ポイントのひとつになります。
新築時点では、仮に漏水したとしても、漏れる場所が廊下、バルコニー、階段であれば実害はなく、防水する必要性はないと考えて作られているマンションが意外に多いのです。
廊下やバルコニーの床には防水シートが貼られていたとしても、肝心の水が流れる手すり下の側溝部分には防水加工が施されていないというようなマンションもよく見かけます。
これらの部分に施す防水処理は、屋上防水ほど防水機能が充実している必要はありませんが、一定レベルの防水機能に加えて、滑りにくく、デザイン性にも優れた素材のものが望まれます。最近は、見た目も美しく、ハイヒールなどの靴音も軽減する多機能なものが各社から商品化されているので、実物つきのカタログを取り寄せて、比較してみるといいでしょう。