マンションの漏水事故は躯体に大きな悪影響をおよぼすため、屋上防水については、新築時から設計者も施工者も神経を使っています。
屋上のコンクリートに防水を施し、さらにその上に保護のコンクリートを打ってある工法もよく見かけます。
したがって、1回目の大規模修繕工事のタイミングでは、屋上防水はまだまだ耐用年数の範囲内というケースも少なくありません。
特に、大規模修繕工事に先立って、屋上防水の補修や保護塗装を実施しているなら、まだ先送りできる可能性があります。
屋上が平らな陸屋根などで、足場などの道連れ工事が不要な場合には、無理に大規模修繕工事に合わせて実施する必要はありません。
その場合は、大規模修繕工事と切り離して、数年後に屋上防水工事を施工するという選択肢もあります。